6月11日まで
体験型イベント「Only on Netflix」は明日5/20から、一足先に作品世界に入ってきた
公開日 2023/05/19 19:40
編集部：松永達矢
Netflixは、アジア初となるNetflixの体験型ポップアップイベント「Only on Netflix」を、明日5月20日から6月11日までの期間限定でキュープラザ原宿にて開催する。明日からの一般公開を前に、本日メディアを対象としたプレスデイを実施。その模様をレポートする。
Only on Netflixでは、 “ラブロマンス” と “アドベンチャー” をテーマに、Netflixの人気タイトル6作品をフィーチャーした体験エリアを用意している。プレスデイ参加者の先行体験に先立って、Netflix Japanのコンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆氏によるトークセッションが行われ、アジア初となる本イベントの開催経緯を語ってくれた。
Netflix Japan コンテンツ部門バイス・プレジデント 坂本和隆氏
坂本氏はNetflixが国内サービスインした2015年9月頃、Netflix Japanに入社。以来、クリエイティブ統括として様々な作品を手掛けてきた。そして現在では上記の通りバイス・プレジデントとして、日本におけるコンテンツ制作や調達などの全体的な統括を行なう。
坂本氏が携わった作品として、Only on Netflixでもフィーチャーされる『First Love 初恋』『今際の国のアリス』、直近では日本の国技 “相撲” をテーマに、型破りな若者が次第に相撲の魅力に取り憑かれていく様を描いた『サンクチュアリ -聖域-』の企画・クリエイティブ統括を担当。
『サンクチュアリ -聖域-』は近々の作品ということもあり、本イベントでは同作品の体験エリアの用意は無いものの、坂本氏が「観られた方いますか？」と客席に投げ掛けるとオーディエンスの反応も多く、同作の注目度の高さも窺えた（余談であるが記者も全話視聴済み）。
そういった様々な作品を手掛けるなか、「映像作品とは異なるアプローチで、作品を体験してもらう」ことが本イベントの狙いであると坂本氏は説明。このようなイベントでは、「展示物にはお手を触れないでください」というような注意書きが添えられることが一般的とされるが、本イベントでは展示物に触れることも可能（体験エリア、フォトスポットのみ）。作品世界内に入って没入するといった楽しみを提供したいとアピールした。
「Only on Netflix」の狙いとして、映像作品と異なる方向からの作品体験の提供とする坂本氏
続けて、アジア初のイベント開催国が日本に決定した経緯については、サービスインから約8年、国内の多くのファンがNetflixを楽しんできたことが大前提であると強調した。
日本ではどのジャンルにおいても深く広くファンがおり、その熱量に応えられるよう、作り手側も「必ず見たくなるような作品」というのを心がけているとのこと。この点を踏まえ、画面を通した鑑賞体験ではなく、作品の一部を切り取って再現した会場の展示物に触れたり、写真を撮るというファンの行動が、反響の拡がりになるのでは、とリアル開催イベントに対する思いを語った。
また、昨年開催された人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』をフィーチャーしたコラボ企画や、グローバルファンイベント「TUDUM Japan」での成功実績も、今回のイベント開催の弾みになったという。それを表すように、本イベントの体験エリアはWebサイトでの事前予約制となっているのだが、現状ですでに8割近く埋まっているとのことだ。
体験エリアのほか、会場2階「Weekly Feature」エリアでは、週替りで今後配信予定の作品をいち早くチェックできる展示を用意。明日の開催日から5月28日（日）までは、鋭意製作中の実写版『ONE PIECE』より、撮影で使用された海賊旗とルフィの被る麦わら帽子を展示。今後はネトフリアニメ、韓国恋愛ドラマ、バラエティのジャンルから「ここでしか見られない」展示物を用意するという。
週替りの展示エリア「Weekly Feature」。初週は実写版『ONE PIECE』の撮影小道具を展示
トークセッションの結びとして、近々の担当作『サンクチュアリ -聖域-』を例に出し、「全世界において語られていない作品を探求・全世界それぞれの地域に届けていくのをミッションとしている」とし、これが日本から世界へ向けたコンテンツ制作を行えるNetflixの強みだと力説。
続けて「作品を見るだけでなく、Only on Netflixを通じた新しい体験・経験の提供をできることを喜ばしく思うと同時に、皆様の反響を楽しみにしています」と、開催へ向けて大きな期待を寄せた。
『First Love 初恋』エリアに展示されるタクシー。このように作品世界から飛び出したような展示が多く用意される
目玉である体験エリアは、上記の通り “ラブロマンス” と “アドベンチャー” をテーマにタイトルを選定。 “ラブロマンス” エリアで展開されるのは、宇多田ヒカルの同名曲にインスパイアされて制作された『First Love 初恋』や、『ブリジャートン家』『エミリー、パリへ行く』の3作。
“アドベンチャー” エリアでは、『アダムス・ファミリー』のキャラクター、ウェンズデー・アダムスを主役にしたコメディホラー『ウェンズデー』、坂本氏が制作を担当した『今際の国のアリス』、世界に多くのファンを擁する大人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の体験エリアを用意する。
数ある作品の中からこの6タイトルを選んだ理由として、上記トークセッション内で「ファンの方が全世界含め日本にとても多いというところが一つの背景になっている」と坂本氏は説明。作品によっては複数のシーズンに跨いで展開されるものもあり、それだけファンの深さ、広さも大きなポイントになっていると続けた。
ラブロマンスのコースでは、雪が降りつもる北海道の雪景色と、満島ひかり演じる主人公・也英が運転するタクシーが置かれた甘く切ないノスタルジックな雰囲気の『First Love 初恋』エリアからスタート。入り口から「あなたの初恋は実りましたか？」というシール投票式のモニュメントを置くなど、イベントの醍醐味ともいえる参加型の体験が用意される。
『First Love 初恋』エリア入り口の参加型体験
ブース内のタクシーは客席に搭乗することもでき、座席内には撮影用のカメラも設置。ブース内には、撮影した写真用のプリンターも置かれており、タクシー内で撮影した写真を無料で持ち帰れるようになっている。思い出づくりにはまさにうってつけだ。
順路を進むと、イギリス摂政時代にタイムスリップしたかのような花々が咲き誇る庭園や、仕立て屋マダム・ドラクロワのブティックを模したスポットを擁する『ブリジャートン家』のエリアに。ブース内に飾られている衣装はなんと着用が可能となっており、邸宅をイメージしたような満開の藤の花と、瀟洒なソファに腰を掛けて記念写真を撮ることも可能だ。
『ブリジャートン家』のエリア。展示されている衣装は実際に羽織ることができる
続いての『エミリー、パリへ行く』エリアでは、主人公のエミリーの隣人であるガブリエルが働くパリのレストラン席や、エミリーの恋人アルフィーとの気球デート風景を再現。エリアを順に回ることも可能だが、入り口にはガブリエルとアルフィーをイメージしたフレグランスを設置し、「気になった香りの方からエリアを巡る」といった仕掛けも用意されるなど、作品中のような “最高の初デート” の世界を楽しむことができる。
『エミリー、パリへ行く』エリア。入り口に登場人物をイメージしたフレグランスを置いている
アドベンチャーのコースでは、『ウェンズデー』の通う除け者たちの学校「ネヴァーモア・アカデミー」の宿舎、オフィーリア寮をイメージしたエリアからスタート。ウェンズデーのゴス系極まった私物も実際に触れたり、デスクに座ったりすることもできるほか、「イーニッド側の部屋」も再現されている。さらに、別の部屋ではTikTokで話題となったダンスシーンをイメージした鏡の部屋も用意。こちらはぜひ会場でチェックしていただきたい。
『ウェンズデー』エリア。ウェンズデーとイーニッドの部屋が再現されている
続いては、Netflix最大の人気タイトルと言っても過言ではない『ストレンジャー・シングス 未知の世界』エリアに。最新のシーズン4で非常に印象的だった古時計が並ぶ、ヴェクナの潜む裏側の世界が完全再現。部屋中に伸び切ったヴェクナの触腕と、薄暗い雰囲気はまさに『ストレンジャー・シングス』の世界観そのもの！ 続くフォトスポットや、コラボフードなど、本イベントは特に『ストレンジャー・シングス』ファンの方は楽しめる要素づくし。改めて作品人気の高さが窺い知れた。
裏側の世界を再現した『ストレンジャー・シングス 未知の世界』エリア
『今際の国のアリス』エリアでは、シーズン2に登場したげぇむ「てんびん」を模したアクティビティが楽しめる。今回の先行体験ではデモンストレーションだったが、明日からの本番では4人での対戦もできるようになっているとのことなので、友人らと生き残りを掛けて戦うのも一興かもしれない。
『今際の国のアリス』エリアでは、シーズン2に登場したげぇむ「てんびん」を模したアクティビティを用意
以上の体験エリアを回るには、コースごとにウェブでの予約が必須。また、月曜と火曜は体験エリアの定休日となるため、イベント参加予定の方は注意されたい。
『ストレンジャー・シングス』に登場する「Family Video」を模したフォトスポット
事前予約制の体験エリアがメインとなっているが、予約なしでも楽しめる催しも多数用意。トークセッション内で紹介された週替りの展示エリア「Weekly Feature」や、アドベンチャーコースの入口付近には、『ストレンジャー・シングス』に登場する「Family Video」を模したフォトスポットも設置。撮影用カメラとプリンターも併設されており、その場で撮影した写真を持ち帰れるのも嬉しいところ。
さらにフードでは、シーズン3登場の「Scoops Ahoy」の店構えを再現したアイスクリーム店（Harlow ICE CREAMとのコラボ）も登場。上記フォトスポットと併せて、特にスティーブとロビンが推し！ という『ストレンジャー・シングス』ファンは堪らないのではないだろうか。
「Scoops Ahoy」の店構えを再現したアイスクリーム店（Harlow ICE CREAMとのコラボ）
注文できるメニュー。アイスはトリプルまで選択可能だ
ホーキンスの街からカリフォルニアに引っ越したバイヤーズ兄弟が出会う陽気なピザ屋、「Surfer Boy Pizza」も出店（PIZZANISTA! TOKYOとのコラボ）。劇中でも非常に印象的だったミニバンをモチーフにしたブースデザインや、ピザボックスも劇中から飛び出して来たようなデザインとなっているこだわりよう。箱を持ち帰りたい！ という方は、事前に大きめの袋を用意するといいだろう。
「Surfer Boy Pizza」も出店（PIZZANISTA! TOKYOとのコラボ）。劇中でおなじみのミニバン風の店構え
ピザボックスもまるで劇中から飛び出してきたようなデザインに
そのほか、渋谷でのポップアップ出店では1週間の開催ながら延べ6,000人ものファンが詰めかけた、『First Love 初恋』をイメージした「初恋珈琲」も本イベントで味わうことができる。
グッズ販売エリアでは、様々なNetflix作品のグッズがラインナップ。Only On Netflixでの展開作品のほか、『イカゲーム』『ジョジョの奇妙な冒険』などの作品のグッズも並ぶ。これまで日本に輸入されなかった海外作品のアイテムや、イベント完全限定のアパレルなどが販売されており、プレスデイでも購入されている方が散見された。気がつけば記者も『ストレンジャー・シングス』のステッカーを2枚購入した。仕事を忘れて普通に楽しんでしまう本イベント、開催概要は下記の通り。
物販ブースも非常に充実。記者は『ストレンジャー・シングス』ステッカーを2枚購入
■Only on Netflix
開催日時：5月20日 (土) 〜6月11日 (日)
11:00〜20:00
会場：キュープラザ原宿（〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目28-6）
入場無料（物販有料、一部事前予約制）
営業：Weekly Features、Netflix作品限定グッズ、フード&ドリンクのエリア：毎日
体験エリア：水曜から日曜まで（月・火は定休日）
※16歳未満の方は18歳以上の大人の同伴が必要
Only on Netflixでは、 “ラブロマンス” と “アドベンチャー” をテーマに、Netflixの人気タイトル6作品をフィーチャーした体験エリアを用意している。プレスデイ参加者の先行体験に先立って、Netflix Japanのコンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆氏によるトークセッションが行われ、アジア初となる本イベントの開催経緯を語ってくれた。
Netflix Japan コンテンツ部門バイス・プレジデント 坂本和隆氏
異なるアプローチでNetflix作品の魅力を訴求。国内ファンの熱意に応えていく
坂本氏はNetflixが国内サービスインした2015年9月頃、Netflix Japanに入社。以来、クリエイティブ統括として様々な作品を手掛けてきた。そして現在では上記の通りバイス・プレジデントとして、日本におけるコンテンツ制作や調達などの全体的な統括を行なう。
坂本氏が携わった作品として、Only on Netflixでもフィーチャーされる『First Love 初恋』『今際の国のアリス』、直近では日本の国技 “相撲” をテーマに、型破りな若者が次第に相撲の魅力に取り憑かれていく様を描いた『サンクチュアリ -聖域-』の企画・クリエイティブ統括を担当。
『サンクチュアリ -聖域-』は近々の作品ということもあり、本イベントでは同作品の体験エリアの用意は無いものの、坂本氏が「観られた方いますか？」と客席に投げ掛けるとオーディエンスの反応も多く、同作の注目度の高さも窺えた（余談であるが記者も全話視聴済み）。
そういった様々な作品を手掛けるなか、「映像作品とは異なるアプローチで、作品を体験してもらう」ことが本イベントの狙いであると坂本氏は説明。このようなイベントでは、「展示物にはお手を触れないでください」というような注意書きが添えられることが一般的とされるが、本イベントでは展示物に触れることも可能（体験エリア、フォトスポットのみ）。作品世界内に入って没入するといった楽しみを提供したいとアピールした。
「Only on Netflix」の狙いとして、映像作品と異なる方向からの作品体験の提供とする坂本氏
続けて、アジア初のイベント開催国が日本に決定した経緯については、サービスインから約8年、国内の多くのファンがNetflixを楽しんできたことが大前提であると強調した。
日本ではどのジャンルにおいても深く広くファンがおり、その熱量に応えられるよう、作り手側も「必ず見たくなるような作品」というのを心がけているとのこと。この点を踏まえ、画面を通した鑑賞体験ではなく、作品の一部を切り取って再現した会場の展示物に触れたり、写真を撮るというファンの行動が、反響の拡がりになるのでは、とリアル開催イベントに対する思いを語った。
また、昨年開催された人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』をフィーチャーしたコラボ企画や、グローバルファンイベント「TUDUM Japan」での成功実績も、今回のイベント開催の弾みになったという。それを表すように、本イベントの体験エリアはWebサイトでの事前予約制となっているのだが、現状ですでに8割近く埋まっているとのことだ。
体験エリアのほか、会場2階「Weekly Feature」エリアでは、週替りで今後配信予定の作品をいち早くチェックできる展示を用意。明日の開催日から5月28日（日）までは、鋭意製作中の実写版『ONE PIECE』より、撮影で使用された海賊旗とルフィの被る麦わら帽子を展示。今後はネトフリアニメ、韓国恋愛ドラマ、バラエティのジャンルから「ここでしか見られない」展示物を用意するという。
週替りの展示エリア「Weekly Feature」。初週は実写版『ONE PIECE』の撮影小道具を展示
トークセッションの結びとして、近々の担当作『サンクチュアリ -聖域-』を例に出し、「全世界において語られていない作品を探求・全世界それぞれの地域に届けていくのをミッションとしている」とし、これが日本から世界へ向けたコンテンツ制作を行えるNetflixの強みだと力説。
続けて「作品を見るだけでなく、Only on Netflixを通じた新しい体験・経験の提供をできることを喜ばしく思うと同時に、皆様の反響を楽しみにしています」と、開催へ向けて大きな期待を寄せた。
作品世界に没入！ 体験エリアレポート
『First Love 初恋』エリアに展示されるタクシー。このように作品世界から飛び出したような展示が多く用意される
目玉である体験エリアは、上記の通り “ラブロマンス” と “アドベンチャー” をテーマにタイトルを選定。 “ラブロマンス” エリアで展開されるのは、宇多田ヒカルの同名曲にインスパイアされて制作された『First Love 初恋』や、『ブリジャートン家』『エミリー、パリへ行く』の3作。
“アドベンチャー” エリアでは、『アダムス・ファミリー』のキャラクター、ウェンズデー・アダムスを主役にしたコメディホラー『ウェンズデー』、坂本氏が制作を担当した『今際の国のアリス』、世界に多くのファンを擁する大人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の体験エリアを用意する。
数ある作品の中からこの6タイトルを選んだ理由として、上記トークセッション内で「ファンの方が全世界含め日本にとても多いというところが一つの背景になっている」と坂本氏は説明。作品によっては複数のシーズンに跨いで展開されるものもあり、それだけファンの深さ、広さも大きなポイントになっていると続けた。
ラブロマンスのコースでは、雪が降りつもる北海道の雪景色と、満島ひかり演じる主人公・也英が運転するタクシーが置かれた甘く切ないノスタルジックな雰囲気の『First Love 初恋』エリアからスタート。入り口から「あなたの初恋は実りましたか？」というシール投票式のモニュメントを置くなど、イベントの醍醐味ともいえる参加型の体験が用意される。
『First Love 初恋』エリア入り口の参加型体験
ブース内のタクシーは客席に搭乗することもでき、座席内には撮影用のカメラも設置。ブース内には、撮影した写真用のプリンターも置かれており、タクシー内で撮影した写真を無料で持ち帰れるようになっている。思い出づくりにはまさにうってつけだ。
順路を進むと、イギリス摂政時代にタイムスリップしたかのような花々が咲き誇る庭園や、仕立て屋マダム・ドラクロワのブティックを模したスポットを擁する『ブリジャートン家』のエリアに。ブース内に飾られている衣装はなんと着用が可能となっており、邸宅をイメージしたような満開の藤の花と、瀟洒なソファに腰を掛けて記念写真を撮ることも可能だ。
『ブリジャートン家』のエリア。展示されている衣装は実際に羽織ることができる
続いての『エミリー、パリへ行く』エリアでは、主人公のエミリーの隣人であるガブリエルが働くパリのレストラン席や、エミリーの恋人アルフィーとの気球デート風景を再現。エリアを順に回ることも可能だが、入り口にはガブリエルとアルフィーをイメージしたフレグランスを設置し、「気になった香りの方からエリアを巡る」といった仕掛けも用意されるなど、作品中のような “最高の初デート” の世界を楽しむことができる。
『エミリー、パリへ行く』エリア。入り口に登場人物をイメージしたフレグランスを置いている
アドベンチャーのコースでは、『ウェンズデー』の通う除け者たちの学校「ネヴァーモア・アカデミー」の宿舎、オフィーリア寮をイメージしたエリアからスタート。ウェンズデーのゴス系極まった私物も実際に触れたり、デスクに座ったりすることもできるほか、「イーニッド側の部屋」も再現されている。さらに、別の部屋ではTikTokで話題となったダンスシーンをイメージした鏡の部屋も用意。こちらはぜひ会場でチェックしていただきたい。
『ウェンズデー』エリア。ウェンズデーとイーニッドの部屋が再現されている
続いては、Netflix最大の人気タイトルと言っても過言ではない『ストレンジャー・シングス 未知の世界』エリアに。最新のシーズン4で非常に印象的だった古時計が並ぶ、ヴェクナの潜む裏側の世界が完全再現。部屋中に伸び切ったヴェクナの触腕と、薄暗い雰囲気はまさに『ストレンジャー・シングス』の世界観そのもの！ 続くフォトスポットや、コラボフードなど、本イベントは特に『ストレンジャー・シングス』ファンの方は楽しめる要素づくし。改めて作品人気の高さが窺い知れた。
裏側の世界を再現した『ストレンジャー・シングス 未知の世界』エリア
『今際の国のアリス』エリアでは、シーズン2に登場したげぇむ「てんびん」を模したアクティビティが楽しめる。今回の先行体験ではデモンストレーションだったが、明日からの本番では4人での対戦もできるようになっているとのことなので、友人らと生き残りを掛けて戦うのも一興かもしれない。
『今際の国のアリス』エリアでは、シーズン2に登場したげぇむ「てんびん」を模したアクティビティを用意
以上の体験エリアを回るには、コースごとにウェブでの予約が必須。また、月曜と火曜は体験エリアの定休日となるため、イベント参加予定の方は注意されたい。
味覚でも作品世界を堪能！ 『ストレンジャー・シングス』ファンには堪らないコラボフード
『ストレンジャー・シングス』に登場する「Family Video」を模したフォトスポット
事前予約制の体験エリアがメインとなっているが、予約なしでも楽しめる催しも多数用意。トークセッション内で紹介された週替りの展示エリア「Weekly Feature」や、アドベンチャーコースの入口付近には、『ストレンジャー・シングス』に登場する「Family Video」を模したフォトスポットも設置。撮影用カメラとプリンターも併設されており、その場で撮影した写真を持ち帰れるのも嬉しいところ。
さらにフードでは、シーズン3登場の「Scoops Ahoy」の店構えを再現したアイスクリーム店（Harlow ICE CREAMとのコラボ）も登場。上記フォトスポットと併せて、特にスティーブとロビンが推し！ という『ストレンジャー・シングス』ファンは堪らないのではないだろうか。
「Scoops Ahoy」の店構えを再現したアイスクリーム店（Harlow ICE CREAMとのコラボ）
注文できるメニュー。アイスはトリプルまで選択可能だ
ホーキンスの街からカリフォルニアに引っ越したバイヤーズ兄弟が出会う陽気なピザ屋、「Surfer Boy Pizza」も出店（PIZZANISTA! TOKYOとのコラボ）。劇中でも非常に印象的だったミニバンをモチーフにしたブースデザインや、ピザボックスも劇中から飛び出して来たようなデザインとなっているこだわりよう。箱を持ち帰りたい！ という方は、事前に大きめの袋を用意するといいだろう。
「Surfer Boy Pizza」も出店（PIZZANISTA! TOKYOとのコラボ）。劇中でおなじみのミニバン風の店構え
ピザボックスもまるで劇中から飛び出してきたようなデザインに
そのほか、渋谷でのポップアップ出店では1週間の開催ながら延べ6,000人ものファンが詰めかけた、『First Love 初恋』をイメージした「初恋珈琲」も本イベントで味わうことができる。
グッズ販売エリアでは、様々なNetflix作品のグッズがラインナップ。Only On Netflixでの展開作品のほか、『イカゲーム』『ジョジョの奇妙な冒険』などの作品のグッズも並ぶ。これまで日本に輸入されなかった海外作品のアイテムや、イベント完全限定のアパレルなどが販売されており、プレスデイでも購入されている方が散見された。気がつけば記者も『ストレンジャー・シングス』のステッカーを2枚購入した。仕事を忘れて普通に楽しんでしまう本イベント、開催概要は下記の通り。
物販ブースも非常に充実。記者は『ストレンジャー・シングス』ステッカーを2枚購入
■Only on Netflix
開催日時：5月20日 (土) 〜6月11日 (日)
11:00〜20:00
会場：キュープラザ原宿（〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目28-6）
入場無料（物販有料、一部事前予約制）
営業：Weekly Features、Netflix作品限定グッズ、フード&ドリンクのエリア：毎日
体験エリア：水曜から日曜まで（月・火は定休日）
※16歳未満の方は18歳以上の大人の同伴が必要
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