初の「同一指向型デュアル振動板スピーカー」を搭載
ファーウェイ、スリム化/バッテリー向上のオーディオグラス「Eyewear 2」。メガネ同様の着け心地を追求
ファーウェイは、オーディオグラスの第2世代モデル「HUAWEI Eyewear 2」を発表。ブラックとチタニウムシルバーの2カラー展開で、価格はブラックが37,800円、チタニウムシルバーが47,800円(ともに税込)。ブラックは11月9日、チタニウムシルバーは11月以降の発売を予定している。
同社は昨年5月に初のオーディオグラス製品「HUAWEI Eyewear」を発売。アイウェア専門店のOWNDAYSとコラボしたことなどでも話題となり、各ECサイトでのオーディオグラス・スマートグラスカテゴリーでは上位の人気を維持してきたという。
ユーザーの使用状況ではビジネス用途が最も多く、音質や通話性能、耳を塞がないオープン型であることなどが評価される一方、バッテリー容量や充電方法に改善点があると分析。そこで「従来のメガネと同じような着け心地のオーディオグラス」をコンセプトに、Eyewear 2が開発された。
Eyewear 2では、薄型軽量設計やパワフルなバッテリーにより、ビジネスシーンはもちろん、自宅でのエンターテインメント視聴と家事・育児の両立、アウトドアなど様々なシーンに適するとアピール。
デザインはメガネ市場で主流のウェリントン型で、高さを引き上げることによってビジネスイメージを軽減し、顔がより明るく見えるよう改良を図った。またレンズを含めて質量約35gと、前モデル(約39.5g)よりも軽量化を図っている。
ナイロンテンプルは最も太い部分で9.7mm、耳にかける先端側で8.3mmとスリム化を実現。前モデルがフロントの骨組みフレームにレンズをマグネット装着する方式だったのに対し、Eyewear 2ではリムとテンプルが完全分離し、リム部分ごと取り替える方式に変更。ノーズパットの調整が可能なことに加え、テンプルの丁番も伸縮性があり、あらゆる人の頭にフィットするとしている。
また、本製品では新たに「チタニウムシルバー」を用意。リム部分に、通常のチタン合金よりも加工が難しい代わりに強度と耐食性、塑性に優れたβチタンを採用しており、約4.5gとシリーズ最軽量のリムを実現している。
テンプル部分には同社初となる「同一指向型デュアル振動板スピーカー」を搭載する。上向き/下向きのスピーカーを対称にした構造で、下向きスピーカーからは使用者の聴く音を、上向きスピーカーからは音漏れをキャンセルする音を発生。高い対称性によって音波干渉とノイズを低減したという。
ユニットは前モデルより大型の約0.7mmとしたことで低音の迫力が増したほか、新たな正面出音設計により高周波帯域幅が16kHzまで拡大され、きめ細やかな音質表現が可能だとしている。
さらに「スマート音声調整アルゴリズム」もアップデートし、環境音を自動で検知して、静かな環境では通話音量を自動で下げるなど、高い音漏れ防止性能を備えながらシーンに合わせて最適に動作するとのこと。
通話面では音声をキャッチしやすくなるよう、より口元近くにマイクを搭載。加えて、風ノイズ低減設計でノイズ軽減性能を約28%向上させたほか、環境音が大きい場合、特定のアルゴリズムで通話音声を約3dB(50%)向上させる新機能「大音量通話モード」も搭載する。
音楽再生で約11時間、通話で約9時間の連続駆動を実現。前モデルは音楽再生で約6時間、通話で約4.5時間だったため、倍に近い改善を遂げており、通常の使用であれば「ほぼ1日の間連続使用できるのでは」とアピールする。待機時間は約4日となる。
充電は前モデルと同様、両テンプルの先にマグネット式コンバーターを装着する方式で、マグネットの吸着力を約30%向上させたことで外れにくくなったという。フル充電に要する時間は約50分で、約10分の充電で音楽再生3時間、通話2時間の使用も可能。
BluetoothはVer.5.3に対応し、接続の安定性を向上。防塵・防滴性能もIP54(前モデルはIPX4)にアップグレードされている。操作は従来通り、テンプル部分のタップやスライドによって行うかたちで、音声による操作や、2台同時に接続できるマルチポイントにも対応する。
また、本製品を協業開発するOWNDAYSでもデザインモデルを販売。前モデルでは2種類のデザインを展開していたが、女性にも使いやすいサイズ/デザインのものが欲しいという声があったことから、新たに2デザインを加えて計4デザインでのラインナップとなる。
■薄型軽量化/バッテリー向上などで「従来のメガネと同じような付け心地」を目指す
同社は昨年5月に初のオーディオグラス製品「HUAWEI Eyewear」を発売。アイウェア専門店のOWNDAYSとコラボしたことなどでも話題となり、各ECサイトでのオーディオグラス・スマートグラスカテゴリーでは上位の人気を維持してきたという。
ユーザーの使用状況ではビジネス用途が最も多く、音質や通話性能、耳を塞がないオープン型であることなどが評価される一方、バッテリー容量や充電方法に改善点があると分析。そこで「従来のメガネと同じような着け心地のオーディオグラス」をコンセプトに、Eyewear 2が開発された。
Eyewear 2では、薄型軽量設計やパワフルなバッテリーにより、ビジネスシーンはもちろん、自宅でのエンターテインメント視聴と家事・育児の両立、アウトドアなど様々なシーンに適するとアピール。
デザインはメガネ市場で主流のウェリントン型で、高さを引き上げることによってビジネスイメージを軽減し、顔がより明るく見えるよう改良を図った。またレンズを含めて質量約35gと、前モデル(約39.5g)よりも軽量化を図っている。
ナイロンテンプルは最も太い部分で9.7mm、耳にかける先端側で8.3mmとスリム化を実現。前モデルがフロントの骨組みフレームにレンズをマグネット装着する方式だったのに対し、Eyewear 2ではリムとテンプルが完全分離し、リム部分ごと取り替える方式に変更。ノーズパットの調整が可能なことに加え、テンプルの丁番も伸縮性があり、あらゆる人の頭にフィットするとしている。
また、本製品では新たに「チタニウムシルバー」を用意。リム部分に、通常のチタン合金よりも加工が難しい代わりに強度と耐食性、塑性に優れたβチタンを採用しており、約4.5gとシリーズ最軽量のリムを実現している。
■「同一指向型デュアル振動板スピーカー」で音質や音漏れ防止性能を向上
テンプル部分には同社初となる「同一指向型デュアル振動板スピーカー」を搭載する。上向き/下向きのスピーカーを対称にした構造で、下向きスピーカーからは使用者の聴く音を、上向きスピーカーからは音漏れをキャンセルする音を発生。高い対称性によって音波干渉とノイズを低減したという。
ユニットは前モデルより大型の約0.7mmとしたことで低音の迫力が増したほか、新たな正面出音設計により高周波帯域幅が16kHzまで拡大され、きめ細やかな音質表現が可能だとしている。
さらに「スマート音声調整アルゴリズム」もアップデートし、環境音を自動で検知して、静かな環境では通話音量を自動で下げるなど、高い音漏れ防止性能を備えながらシーンに合わせて最適に動作するとのこと。
通話面では音声をキャッチしやすくなるよう、より口元近くにマイクを搭載。加えて、風ノイズ低減設計でノイズ軽減性能を約28%向上させたほか、環境音が大きい場合、特定のアルゴリズムで通話音声を約3dB(50%)向上させる新機能「大音量通話モード」も搭載する。
音楽再生で約11時間、通話で約9時間の連続駆動を実現。前モデルは音楽再生で約6時間、通話で約4.5時間だったため、倍に近い改善を遂げており、通常の使用であれば「ほぼ1日の間連続使用できるのでは」とアピールする。待機時間は約4日となる。
充電は前モデルと同様、両テンプルの先にマグネット式コンバーターを装着する方式で、マグネットの吸着力を約30%向上させたことで外れにくくなったという。フル充電に要する時間は約50分で、約10分の充電で音楽再生3時間、通話2時間の使用も可能。
BluetoothはVer.5.3に対応し、接続の安定性を向上。防塵・防滴性能もIP54(前モデルはIPX4)にアップグレードされている。操作は従来通り、テンプル部分のタップやスライドによって行うかたちで、音声による操作や、2台同時に接続できるマルチポイントにも対応する。
また、本製品を協業開発するOWNDAYSでもデザインモデルを販売。前モデルでは2種類のデザインを展開していたが、女性にも使いやすいサイズ/デザインのものが欲しいという声があったことから、新たに2デザインを加えて計4デザインでのラインナップとなる。