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APAN MOBILITY SHOWで日本初の一般展示へ

ソニー・ホンダのEV「AFEELA」日本初展示。開発環境のオープン化発表

公開日 2023/10/17 19:13 編集部:小野佳希
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ソニー・ホンダモビリティは、特別イベント「Meet AFEELA」を開催し、EV「AFEELA」のプロトタイプを日本初披露。モビリティ開発環境のオープン化「AFEELA共創プログラム:仮称」構想を発表した。また、10月28日より開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」に出展し、日本で初の一般公開を行う。

AFEELA Prototype

同社によれば、AFEELAではユーザーに届けたい価値として、「Autonomy(進化する自律性)」、「Augmentation(身体、時空間の拡張)」、「Affinity(人との協調、社会との共生)」をコンセプトとしており、その頭文字をとり「3A」と定義していると説明。

AFEELAを知性を持ったモビリティとして育てていき、ユーザーにとって唯一無二の存在、愛着を持てる存在になれるよう、従来のクルマの価値に加えて、新しいモビリティの可能性を追求していくとしている。

そして、その進化のカギとなるのが上記「3A」のうちの「Affinity」だとし、共創の場としてモビリティ開発環境のオープン化を発表。「自社の知見だけに閉じることなく、社外のクリエイターやデベロッパーが、自由にAFEELAの上で動作するアプリケーションやサービスを開発できる環境を提供し、クリエイティビティを表現・共創できる場をデジタル上で提供する」としている。

オープン化の詳細は後日あらためて発表予定だが、エクステリアのメディアバーや、ダッシュボードのテーマ変更、走行中のeモーターサウンドの音源などUIを中心とした情報を提供していくとのこと。アプリの動作環境をAndroid OSを予定しており、車両データや走行データ等を開示するほか、クラウドAPIを用意し、クラウド経由でサーバ間連携等も容易にするという。

AFEELA Prototypeは、2023年1月にアメリカ・ラスベガスで開催されたCES 2023で公開されたもので、上記のとおり今回が日本で始めての展示。このプロトタイプをベースに開発を進めていき、2025年前半に先行受注開始、同年中に発売を予定している。デリバリーは2026年春に北米から開始、日本へは2026年中を予定している。

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