第一弾は2025年発売
<CES>ソニーとホンダの新ブランドは「AFEELA」。プロトタイプを初披露
ソニー・ホンダモビリティは、2023年1月5日より開催されている「CES 2023」において、新ブランド「AFEELA」(アフィーラ)を発表。プロトタイプも初披露した。
ソニーグループと本田技研工業(ホンダ)が2022年3月にEVを共同開発することを発表し、同10月には合弁会社としてソニー・ホンダモビリティを設立。第一弾のEV製品を2025年中に発売するとしていた。
この度、同社が展開するブランドの名称が「AFEELA」に決定。これは、同社が考えるモビリティ体験の中心に在る “FEEL” を表したものだという。人がモビリティを “知性を持つ存在” として「感じる」こと、また、モビリティがセンシングとネットワークに代表されるIT技術を用いて、人と社会を「感じる」こと、というインタラクティブな関係性を表現しているとのことだ。
あわせて、2025年中の発売としていた第一弾EVのプロトタイプが初披露された。このプロトタイプをベースに開発を進めていくとしており、量産車については2025年前半に先行受注を開始、同年中に発売を予定。デリバリーは2026年春に北米から開始となる。
本プロトタイプでは、エクステリア/インテリアを「新たなモビリティの価値基準の創出」を目指すという考えのもとデザイン。エクステリアには知性を持ったモビリティがその意思を光で語りかけるとする “Media Bar” を搭載。またインテリアも、人が求める機能と体験の実現を目指し設計されている。
同社のEVは「高付加価値EV」であることをコンセプトとしており、それは「3A」=Autonomy(進化する自律性)、Augmentation(身体・時空間の拡張)、Affinity(人との協調、社会の共生)に集約される。
その具体例の一部が今回アナウンスされた。Autonomyとしては、車内外に計45個のカメラ、センサーなどとともに、最大800TOPSの演算性能を持つECUを搭載することで安心安全かつ快適な移動空間を提供することを目指す。なお、800TOPSの演算性能を持つハードウェアには、Qualcomm Snapdragon Digital ChassisのSoCが採用予定となっている。Qualcommとは今後、次世代のモビリティ体験の実現に向けて、戦略的な技術パートナーシップを築いていくという。
Augmentationでは、リアルとバーチャルの世界を融合していくことで、移動空間をエンタテインメント空間、感動空間へと拡張するべく、Epic Gamesとタッグを組み、モビリティにおける新しい価値観やコンセプトの検討を開始。メタバースなどデジタルをフルに活用し、新しいエンタテインメントの可能性も追求していく。
そしてAffinityとして、カスタマーだけでなく、自動車産業やさまざまな産業を支えるパートナー、モビリティにおける新しいエンタテインメントの創出にチャレンジするクリエイターと、オープンで自由な環境を作っていくとした。
今回、戦略的な技術パートナーシップを築いていく相手としてCES 2023のプレスカンファレンスにも登壇したQualcomm Technologies社長 兼 CEOであるクリスティアーノ・アモン氏は、「自動車はますますコネクテッド化とインテリジェント化が進んでおり、自動車における体験も変化しています。 Snapdragon Digital Chassis は、次世代のソフトウェアデファインドな車両の基盤として、新しいモビリティ体験とサービスを実現します。 ソニー・ホンダモビリティと、自動車の将来に対する共通のビジョンを実現できることを嬉しく思います」とコメント。
またEpic Games CTOであるキム・レブレリ氏は、「Epicでは、クルマと自動車産業に情熱を注いでおり、ソニーとソニー・ホンダモビリティがモビリティと自動車技術の革新的な世界に参入することを、これ以上ないほど嬉しく思っています。ソニーとソニー・ホンダモビリティとともに、この革新的な新ジャンルで、新たなエンタテインメントをお届けすることを楽しみにしています」と語っている。
ソニーグループと本田技研工業(ホンダ)が2022年3月にEVを共同開発することを発表し、同10月には合弁会社としてソニー・ホンダモビリティを設立。第一弾のEV製品を2025年中に発売するとしていた。
この度、同社が展開するブランドの名称が「AFEELA」に決定。これは、同社が考えるモビリティ体験の中心に在る “FEEL” を表したものだという。人がモビリティを “知性を持つ存在” として「感じる」こと、また、モビリティがセンシングとネットワークに代表されるIT技術を用いて、人と社会を「感じる」こと、というインタラクティブな関係性を表現しているとのことだ。
あわせて、2025年中の発売としていた第一弾EVのプロトタイプが初披露された。このプロトタイプをベースに開発を進めていくとしており、量産車については2025年前半に先行受注を開始、同年中に発売を予定。デリバリーは2026年春に北米から開始となる。
本プロトタイプでは、エクステリア/インテリアを「新たなモビリティの価値基準の創出」を目指すという考えのもとデザイン。エクステリアには知性を持ったモビリティがその意思を光で語りかけるとする “Media Bar” を搭載。またインテリアも、人が求める機能と体験の実現を目指し設計されている。
同社のEVは「高付加価値EV」であることをコンセプトとしており、それは「3A」=Autonomy(進化する自律性)、Augmentation(身体・時空間の拡張)、Affinity(人との協調、社会の共生)に集約される。
その具体例の一部が今回アナウンスされた。Autonomyとしては、車内外に計45個のカメラ、センサーなどとともに、最大800TOPSの演算性能を持つECUを搭載することで安心安全かつ快適な移動空間を提供することを目指す。なお、800TOPSの演算性能を持つハードウェアには、Qualcomm Snapdragon Digital ChassisのSoCが採用予定となっている。Qualcommとは今後、次世代のモビリティ体験の実現に向けて、戦略的な技術パートナーシップを築いていくという。
Augmentationでは、リアルとバーチャルの世界を融合していくことで、移動空間をエンタテインメント空間、感動空間へと拡張するべく、Epic Gamesとタッグを組み、モビリティにおける新しい価値観やコンセプトの検討を開始。メタバースなどデジタルをフルに活用し、新しいエンタテインメントの可能性も追求していく。
そしてAffinityとして、カスタマーだけでなく、自動車産業やさまざまな産業を支えるパートナー、モビリティにおける新しいエンタテインメントの創出にチャレンジするクリエイターと、オープンで自由な環境を作っていくとした。
今回、戦略的な技術パートナーシップを築いていく相手としてCES 2023のプレスカンファレンスにも登壇したQualcomm Technologies社長 兼 CEOであるクリスティアーノ・アモン氏は、「自動車はますますコネクテッド化とインテリジェント化が進んでおり、自動車における体験も変化しています。 Snapdragon Digital Chassis は、次世代のソフトウェアデファインドな車両の基盤として、新しいモビリティ体験とサービスを実現します。 ソニー・ホンダモビリティと、自動車の将来に対する共通のビジョンを実現できることを嬉しく思います」とコメント。
またEpic Games CTOであるキム・レブレリ氏は、「Epicでは、クルマと自動車産業に情熱を注いでおり、ソニーとソニー・ホンダモビリティがモビリティと自動車技術の革新的な世界に参入することを、これ以上ないほど嬉しく思っています。ソニーとソニー・ホンダモビリティとともに、この革新的な新ジャンルで、新たなエンタテインメントをお届けすることを楽しみにしています」と語っている。