マルチプラットフォームでも同じ立体音響体験を実現
ゲームサウンドを制御する「CRI ADX」にヤマハの立体音響技術「Sound xR」が採用
(株)CRI・ミドルウェアは、同社のサウンドミドルウェア「CRI ADX」において、ヤマハの仮想立体音響ソリューション「Sound xR」を標準搭載したことをアナウンスした。
CRI ADXは、ビデオゲーム内で再生されるサウンドを管理/制御する役目をもつミドルウェア(ソフトウェアの一種)。開発者が意図するさまざまなサウンド演出を手軽に実現でき、また家庭用ゲーム機、スマートフォン、PCなど幅広いプラットフォームに対応する点が特徴だとしている。
一方のSound xRは、ヤマハが開発したイヤホン/ヘッドホン向けの仮想立体音響ソリューション。独自の研究開発で培われた音響特性モデル(HRTF:頭部音響伝達関数)を用いて、音声コンテンツを自由かつ高精細に空間定位させることができ、一般的なイヤホン/ヘッドホンにおいて360度あらゆる方向の音を立体的に表現可能だとする。本技術はすでに、2月1日に発売されたWindows/PlayStation 5/PlayStation 5用アクションRPG『グランブルーファンタジー リリンク』でも採用されていた。
CRIでは、この度CRI ADXにSound xRを搭載することで、家庭用ゲーム機版/PC版/スマートフォン版のように複数のプラットフォームで展開するゲームタイトルでも、すべてのプラットフォームで同じ立体音響の聴こえ方を実現できるようになると説明。
これまではプラットフォームごとの独自の機能や処理性能の違い、あるいはスピーカーやイヤホンといったゲームプレイ時の再生環境の違いで生まれていた「立体音響の聞こえ方の差」をなくし、さまざまな環境のゲームプレイヤーに対し「同一の立体音響によるリアルな没入感」を提供できるという。
また開発者に対しても、実際の聴こえ方を確認しながらゲームサウンドを調整できるオーサリングツールを提供。「意図した通りの立体音響表現を作品に反映できることにより、クリエイターが制作に集中できる環境を提供し、クリエイティビティや情熱をプレイヤーにそのまま届けられるようになります」と謳っている。
CRIとヤマハは、今回の取り組みを通じて「ゲーム領域での立体音響の標準化」を目指すとともに、今後も技術連携を継続的に行い、ゲームの領域にとどまらずあらゆる音声の体験向上を目指していくとしている。
CRI ADXは、ビデオゲーム内で再生されるサウンドを管理/制御する役目をもつミドルウェア(ソフトウェアの一種)。開発者が意図するさまざまなサウンド演出を手軽に実現でき、また家庭用ゲーム機、スマートフォン、PCなど幅広いプラットフォームに対応する点が特徴だとしている。
一方のSound xRは、ヤマハが開発したイヤホン/ヘッドホン向けの仮想立体音響ソリューション。独自の研究開発で培われた音響特性モデル(HRTF:頭部音響伝達関数)を用いて、音声コンテンツを自由かつ高精細に空間定位させることができ、一般的なイヤホン/ヘッドホンにおいて360度あらゆる方向の音を立体的に表現可能だとする。本技術はすでに、2月1日に発売されたWindows/PlayStation 5/PlayStation 5用アクションRPG『グランブルーファンタジー リリンク』でも採用されていた。
CRIでは、この度CRI ADXにSound xRを搭載することで、家庭用ゲーム機版/PC版/スマートフォン版のように複数のプラットフォームで展開するゲームタイトルでも、すべてのプラットフォームで同じ立体音響の聴こえ方を実現できるようになると説明。
これまではプラットフォームごとの独自の機能や処理性能の違い、あるいはスピーカーやイヤホンといったゲームプレイ時の再生環境の違いで生まれていた「立体音響の聞こえ方の差」をなくし、さまざまな環境のゲームプレイヤーに対し「同一の立体音響によるリアルな没入感」を提供できるという。
また開発者に対しても、実際の聴こえ方を確認しながらゲームサウンドを調整できるオーサリングツールを提供。「意図した通りの立体音響表現を作品に反映できることにより、クリエイターが制作に集中できる環境を提供し、クリエイティビティや情熱をプレイヤーにそのまま届けられるようになります」と謳っている。
CRIとヤマハは、今回の取り組みを通じて「ゲーム領域での立体音響の標準化」を目指すとともに、今後も技術連携を継続的に行い、ゲームの領域にとどまらずあらゆる音声の体験向上を目指していくとしている。