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2色のカラバリを用意

Shanling、省電力性能を高めたスティック型ポータブルDAC/アンプ「UA4」。ESS「ES9069Q」を搭載

公開日 2024/03/22 11:00 編集部 : 伴 修二郎
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MUSINは、同社取り扱いブランド・Shanlingから、ESS製DACチップを搭載したポータブルUSB DAC/アンプ「UA4」を3月29日(金)より発売する。価格はオープンだが、税込16,830円前後での実売が予想される。

「UA4」

コンパクトな筐体に、高いD/A性能と低消費電力を実現するESS社のDACチップ「ES9069Q」を搭載するポータブルDAC/アンプ。「従来モデルよりもナチュラルで、よりリアリティを追求したサウンドクオリティを実現する」とアピールしている。

PCM 768kHz/32bit、DSD512までの再生フォーマットに対応し、MQA 16xの展開をサポート。日本オーディオ協会がライセンスする「Hi-Res Audio」認証も取得している。

出力端子には、最大出力137mW(@32Ω)の3.5mmシングルエンドと、最大出力227mW(@32Ω)の4.4mmバランスを1基ずつ搭載する。ヘッドホンアンプには、独立したオペアンプ「RT6863」を2基搭載した、新規設計のアナログ回路を採用。歪みが大幅に低減され、高出力と優れたダイナミックレンジを実現させた。さらに、回路内に搭載された100uFのKEMET製ポリマータンタルコンデンサーにより、パワフルで深みがあり、芯が太く安定性に優れた低域の質感を提供すると謳う。

3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを装備

再生中の動作状況や、楽曲のサンプリングレートなどに応じて電力を調整し、全体的な消費電力を削減する新開発技術を採用。従来モデル比較で効果的な電力削減を実現し、長時間のリスニングを可能にしたとのこと。ほか、LDOレギュレーターを用いたノイズ制御技術も採用している。

本体正面には0.87インチの有機ELデイスプレイを搭載し、サンプリングレートやGain設定、デジタルフィルター設定、キーボード設定などの各種ステータスを表示する。側面部には3つのメカニカルボタンを装備し、再生/停止/ボリュームコントロールなどを手軽に操作できる。

0.87インチの有機ELデイスプレイを搭載

専用のAndroidアプリ「Eddict Player」と連携することで、DACボリュームやGain、デジタルフィルターなどの設定変更に加えてプリセット設定も行える。ゲイン機能はLow/Highの2段階を搭載し、デジタルフィルターは計8種を用意する。

再生端末側の接続端子にはUSB Type-Cを採用し、付属品として18芯 高純度無酸素銅線のUSB Type-C to Cケーブルを同梱。USB接続では「UAC1.0」に対応したゲーミングDACモードを搭載し、家庭用ゲーム機などと接続してより没入感のあるゲームサウンドが楽しめるとのこと。

家庭用ゲーム機と接続してより没入感高いゲームサウンドが楽しめる

周波数特性は20Hz - 40kHz。3.5mmシングルエンドのTHD+Nは0.0008%(@32Ω)、ダイナミックレンジは120dB(@32Ω)、SN比は120dB(@32Ω)。4.4mmバランスのTHD+Nは0.0008%(@32Ω)、ダイナミックレンジは116dB(@32Ω)、SN比は120dB(@32Ω)。カラーバリエーションはシルバー/チタニウムの2色を展開する。外形寸法は60×25×11mm、本体質量は約20.8g。

2色のカラバリ

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