新製品も多数展示
<ポタフェス>AVIOT“ピッドホン3”が先行展示/Hi-Unit“有線ピヤホン5”完成品もお披露目
ポータブルオーディオの祭典「ポタフェス2023夏 秋葉原」が、本日7月13日(土)・14日(日)の2日間にわたり、秋葉原のベルサール秋葉原にて開催される。本稿では、AVIOT、Hi-Unitブースの模様をレポートする。
AVIOTのブースでは、目玉製品として先日先行予約受付を開始し、8月中旬の発売を予定している“凛として時雨”ドラマー・ピエール中野氏が完全監修した“ピッドホン3”こと「WA-V1-PNK」の実機が展示。発売に先駆けて先行試聴が行える。
独自設計のハウジングや「アダプティブハイブリッドノイズキャンセリング」の搭載、LDACコーデック対応にロングバッテリーというマルチスペックモデル「WA-V1」をベースモデルとしており、フラグシップヘッドホン「WA-Z1PNK」をはじめとする様々な製品で培った音響設計と、デジタル技術のノウハウを詰め込んだという。
また人気の“ピヤホン”シリーズも多数ラインナップ。“ピヤホン6”こと「TE-Z1PNK」、“ピヤホン7”こと「TE-ZX1-PNK」、“ピヤホン8”こと「TE-W1-PNK」など近々のピヤホンシリーズがズラリと並び、実際に比較試聴することが可能だ。
またベースモデルとなるフラグシップモデル「TE-ZX1」や、ミドルクラスモデル「TE-W1」も並び、ベースモデルとピヤホンモデルの比較試聴も行える。各モデルのサウンドの違いを一度にチェックできる、またとない機会となっている。
そのほか新製品では、先日7月2日に発売されたばかりのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン “Openpiece” シリーズの最新モデル「TE-H1」も登場。耳を塞ぐことなく、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるイヤホンとなっている。
新開発の14.2mm大口径ドライバーを搭載し、振動板には合成樹脂をパルプファイバーで補強したハイブリッドタイプを採用。低歪みでバランスの良い特性により、開放感を邪魔しない自然な広がりのサウンドが楽しめるのだという。
また音漏れ抑制にも力を入れており、音漏れをさらに抑えたい場面向けに「音漏れ抑制モード」を搭載。イヤホン本体は約7.5gの軽量設計に加えて、人間工学に基づいて新規開発した耳を包み込むような独自の「ヘリカルイヤーフック」形状などを用いることで、快適な着け心地を実現したという。
ポタフェスの主催であるe☆イヤホンが毎週金曜に配信するYouTubeの生放送番組『e☆イヤホンTV』。ポタフェス開催時には「出張版 e☆イヤホンTV」として公開生放送を行なっている。開催初日のゲストの一人として俳優/歌手の半田健人さんが登壇。実はその生収録後、AVIOTブースにて自身がサウンドチューニングを行った『仮面ライダー555』コラボモデルの試聴会を行なっていたのをご存知だろうか?
イベント閉会1時間を切ったタイミングでの催しだったが、半田さんがブースに到着するなり試聴を待つ列が形成。コラボモデルに耳を傾けた後、イヤホンの所感と共に「子供のころ『仮面ライダー555』を見ていました」など、思い思いのコメントを投げ掛ける姿が印象的だった。
以前、ファイルウェブでAVIOTの『仮面ライダー555』イヤホン発売記念インタビューを掲載した縁もあり、今回半田健人さんから特別コメントを頂戴した。全文は下記の通り。
■半田健人さん特別コメント
インタビュー記事ではありがとうございました。今回「e☆イヤホンTV」の生収録で、朝から楽屋入りしていたんですけど、会場の人並みが途絶えないことに驚きました。
今でこそ家電量販店さんや、e☆イヤホンさんのような専門店が増えて「ブランドが一堂に会する」ということもポジティブな意味で珍しくなくなってはいます。それでもファンの方々が集まる様子を目の当たりにすると「オーディオに興味ある人がこんなに居るんだな」と思わされますね。
出展ブース一つ見ても海外含めて新しいメーカーがどんどん増えていますよね。そのメーカーの理念というものを知ることができれば、ブースを回ってみたく思いますが、やっぱり僕はどうしても名前を知っている老舗に行きがちです。さっきもスタッフの方に「STAXはどこですか?」と聞きました(笑)。
インタビューして頂いたファイズイヤホンについては、『仮面ライダー555』グッズとして手に取ったという方の中にも、イヤホン一つで音楽が変わるというのを実感してくれた方が多かったそうです。これを入り口にオーディオの世界に興味を持つ方が増えると嬉しいので、ぜひロングセラーモデルになってもらいたいですね!
Hi-Unitのブースでは、先日発売が発表されたHi-Unitとピエール中野氏とのコラボ有線イヤホン第5弾“有線ピヤホン5”こと「Hi-Unit 003-pnk」が登場。発売に先駆けて先行試聴が行える。これまでポータブルオーディオイベントにてプロトタイプの展示は行われていたが、本イベントでその完成品がお披露目となった格好だ。
有線ピヤホン5は、ピヤホンシリーズの中で最高レベルの音質を追求した最上位モデルに位置するイヤホンで、これまでにないクリアで心地良い高音域と迫力の低音域を実現し、「まるでライブ会場にいるような立体感ある音の体験を提供する」とアピールしている。
本モデルのサウンド傾向についてHi-Unitの増田 稔氏は、特に中域の表現力と高域の抜けの良さが大きな特徴であると説明。加えて、「元々広い音場が特徴だった有線ピヤホン3(Hi-Unit 001-pnk)を超える、さらに広い音場が実現できた」と語ってくれた。プロトタイプの試聴の段階からも、特に中域の質感や音場の広さについて確かな反応が得られていたという。
有線ピヤホン5は2024年9月下旬の発売を予定しており、昨日7/12よりHi-Unitダイレクトショップ会員限定で先行予約を数量限定で開始している。価格は57,200円(税込)。また、部品の調達や製造工程において高い精度が要求されることから、状況によっては今後完全予約制のモデルになる可能性もあるとのこと。
なお、有線ピヤホン3は今後スタンダードモデルとして定番機に位置付けられる形となり、引き続き販売していくとしている。
そのほか、先日7月4日に発売された音質と使いやすさを両立した約3,000円台の完全ワイヤレスイヤホン「BTW-A3800(H)」や、昨年12月に発売された耳をふさがないタイプのワイヤレスイヤホン “オンイヤースピーカー” 新モデル「HSE-BN8000」、ピエール中野氏とFitEarが共同チューニングした “有線ピヤホン4” 「HSE-A5000PN-F」などもラインナップしていた。
■AVIOT〈“ピッドホン3”の実機を展示/“ピヤホン”聴き比べや新オープン型イヤホンも登場〉
AVIOTのブースでは、目玉製品として先日先行予約受付を開始し、8月中旬の発売を予定している“凛として時雨”ドラマー・ピエール中野氏が完全監修した“ピッドホン3”こと「WA-V1-PNK」の実機が展示。発売に先駆けて先行試聴が行える。
独自設計のハウジングや「アダプティブハイブリッドノイズキャンセリング」の搭載、LDACコーデック対応にロングバッテリーというマルチスペックモデル「WA-V1」をベースモデルとしており、フラグシップヘッドホン「WA-Z1PNK」をはじめとする様々な製品で培った音響設計と、デジタル技術のノウハウを詰め込んだという。
また人気の“ピヤホン”シリーズも多数ラインナップ。“ピヤホン6”こと「TE-Z1PNK」、“ピヤホン7”こと「TE-ZX1-PNK」、“ピヤホン8”こと「TE-W1-PNK」など近々のピヤホンシリーズがズラリと並び、実際に比較試聴することが可能だ。
またベースモデルとなるフラグシップモデル「TE-ZX1」や、ミドルクラスモデル「TE-W1」も並び、ベースモデルとピヤホンモデルの比較試聴も行える。各モデルのサウンドの違いを一度にチェックできる、またとない機会となっている。
そのほか新製品では、先日7月2日に発売されたばかりのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン “Openpiece” シリーズの最新モデル「TE-H1」も登場。耳を塞ぐことなく、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるイヤホンとなっている。
新開発の14.2mm大口径ドライバーを搭載し、振動板には合成樹脂をパルプファイバーで補強したハイブリッドタイプを採用。低歪みでバランスの良い特性により、開放感を邪魔しない自然な広がりのサウンドが楽しめるのだという。
また音漏れ抑制にも力を入れており、音漏れをさらに抑えたい場面向けに「音漏れ抑制モード」を搭載。イヤホン本体は約7.5gの軽量設計に加えて、人間工学に基づいて新規開発した耳を包み込むような独自の「ヘリカルイヤーフック」形状などを用いることで、快適な着け心地を実現したという。
■AVIOTブースに半田健人さんが出張! 特別コメント掲載
ポタフェスの主催であるe☆イヤホンが毎週金曜に配信するYouTubeの生放送番組『e☆イヤホンTV』。ポタフェス開催時には「出張版 e☆イヤホンTV」として公開生放送を行なっている。開催初日のゲストの一人として俳優/歌手の半田健人さんが登壇。実はその生収録後、AVIOTブースにて自身がサウンドチューニングを行った『仮面ライダー555』コラボモデルの試聴会を行なっていたのをご存知だろうか?
イベント閉会1時間を切ったタイミングでの催しだったが、半田さんがブースに到着するなり試聴を待つ列が形成。コラボモデルに耳を傾けた後、イヤホンの所感と共に「子供のころ『仮面ライダー555』を見ていました」など、思い思いのコメントを投げ掛ける姿が印象的だった。
以前、ファイルウェブでAVIOTの『仮面ライダー555』イヤホン発売記念インタビューを掲載した縁もあり、今回半田健人さんから特別コメントを頂戴した。全文は下記の通り。
■半田健人さん特別コメント
インタビュー記事ではありがとうございました。今回「e☆イヤホンTV」の生収録で、朝から楽屋入りしていたんですけど、会場の人並みが途絶えないことに驚きました。
今でこそ家電量販店さんや、e☆イヤホンさんのような専門店が増えて「ブランドが一堂に会する」ということもポジティブな意味で珍しくなくなってはいます。それでもファンの方々が集まる様子を目の当たりにすると「オーディオに興味ある人がこんなに居るんだな」と思わされますね。
出展ブース一つ見ても海外含めて新しいメーカーがどんどん増えていますよね。そのメーカーの理念というものを知ることができれば、ブースを回ってみたく思いますが、やっぱり僕はどうしても名前を知っている老舗に行きがちです。さっきもスタッフの方に「STAXはどこですか?」と聞きました(笑)。
インタビューして頂いたファイズイヤホンについては、『仮面ライダー555』グッズとして手に取ったという方の中にも、イヤホン一つで音楽が変わるというのを実感してくれた方が多かったそうです。これを入り口にオーディオの世界に興味を持つ方が増えると嬉しいので、ぜひロングセラーモデルになってもらいたいですね!
■Hi-Unit〈“有線ピヤホン5”の完成品がお披露目/約3,000円台の新完全ワイヤレスも〉
Hi-Unitのブースでは、先日発売が発表されたHi-Unitとピエール中野氏とのコラボ有線イヤホン第5弾“有線ピヤホン5”こと「Hi-Unit 003-pnk」が登場。発売に先駆けて先行試聴が行える。これまでポータブルオーディオイベントにてプロトタイプの展示は行われていたが、本イベントでその完成品がお披露目となった格好だ。
有線ピヤホン5は、ピヤホンシリーズの中で最高レベルの音質を追求した最上位モデルに位置するイヤホンで、これまでにないクリアで心地良い高音域と迫力の低音域を実現し、「まるでライブ会場にいるような立体感ある音の体験を提供する」とアピールしている。
本モデルのサウンド傾向についてHi-Unitの増田 稔氏は、特に中域の表現力と高域の抜けの良さが大きな特徴であると説明。加えて、「元々広い音場が特徴だった有線ピヤホン3(Hi-Unit 001-pnk)を超える、さらに広い音場が実現できた」と語ってくれた。プロトタイプの試聴の段階からも、特に中域の質感や音場の広さについて確かな反応が得られていたという。
有線ピヤホン5は2024年9月下旬の発売を予定しており、昨日7/12よりHi-Unitダイレクトショップ会員限定で先行予約を数量限定で開始している。価格は57,200円(税込)。また、部品の調達や製造工程において高い精度が要求されることから、状況によっては今後完全予約制のモデルになる可能性もあるとのこと。
なお、有線ピヤホン3は今後スタンダードモデルとして定番機に位置付けられる形となり、引き続き販売していくとしている。
そのほか、先日7月4日に発売された音質と使いやすさを両立した約3,000円台の完全ワイヤレスイヤホン「BTW-A3800(H)」や、昨年12月に発売された耳をふさがないタイプのワイヤレスイヤホン “オンイヤースピーカー” 新モデル「HSE-BN8000」、ピエール中野氏とFitEarが共同チューニングした “有線ピヤホン4” 「HSE-A5000PN-F」などもラインナップしていた。