東京地裁が破産手続き開始決定
「FUNAI」ブランドの船井電機が破産手続き開始へ
「FUNAI」ブランドの液晶テレビなどを手掛ける船井電機(株)が、本日10月24日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けたことが明らかとなった。調査会社の帝国データバンクによれば、負債額は現在調査中だが、2024年3月期末時点で約461億5900円にのぼるとのこと。
同社は1961年に設立され、OEMメーカーとして北米市場をはじめとする海外を中心に事業を展開。2016年にはヤマダ電機(当時)との国内市場独占販売契約を締結し、国内テレビ市場への再参入を図っていた。
しかしリーマン・ショック以降、北米市場での販売不振、中国テレビメーカーとの値下げ競争、液晶パネル価格の高騰などが重なり、2021年には秀和システムホールディングスが子会社化。会社分割を経て2023年に持株会社体制に移行した。今年に入り、役員の入れ替わりや代表者の変更、買収していた脱毛サロンチェーン運営会社の広告代金未払い問題などが立て続けに生じていた。
なお記事執筆時点では、本件について同社から公式なコメントは発表されてない。
同社は1961年に設立され、OEMメーカーとして北米市場をはじめとする海外を中心に事業を展開。2016年にはヤマダ電機(当時)との国内市場独占販売契約を締結し、国内テレビ市場への再参入を図っていた。
しかしリーマン・ショック以降、北米市場での販売不振、中国テレビメーカーとの値下げ競争、液晶パネル価格の高騰などが重なり、2021年には秀和システムホールディングスが子会社化。会社分割を経て2023年に持株会社体制に移行した。今年に入り、役員の入れ替わりや代表者の変更、買収していた脱毛サロンチェーン運営会社の広告代金未払い問題などが立て続けに生じていた。
なお記事執筆時点では、本件について同社から公式なコメントは発表されてない。