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平面駆動イヤホンシリーズの “集大成”

TANGZU、14.2mm+6mmのデュアル平面駆動イヤホン「武則天 The Legend」

公開日 2025/01/10 17:40 編集部:松原ひな子
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01Diverseは、TANGZU(タンズ)ブランドから、片側あたり2基の平面駆動(プラナー)ドライバーを搭載したイヤホン「武則天(Zetian Wu)The Legend」を1月17日(金)に発売する。価格はオープンだが、税込44,980円前後での実売が予想される。

「武則天(Zetian Wu)The Legend」

平面駆動ドライバーを採用するイヤホン “武則天シリーズ” の3作目で、従来の14.2mmプラナードライバーに加え新たに6mmプラナードライバーを搭載したモデル。サイズの異なる2基の平面駆動ドライバーが再生帯域を分担することで、双方がよりスムーズなパフォーマンスを実現。サウンドの分離感や明瞭度、効率性を高め、ダイナミックかつバランスのよい再生をおこなうとする。昨年12月に開催された「ポタフェス 2024冬」に展示した際も多くの反響があったといい、同社では「シリーズ集大成となるモデル」とアピールしている。

上述の通り、ドライバーは14.2mmと6mmの平面駆動型を搭載。14.2mmドライバーは歪みを抑制しつつ深く豊かな低音を表現し、6mmドライバーは高音域から超高域までを繊細かつ滑らかに再生するという。

14.2mmプラナードライバー×1‬基+6mmプラナードライバー×1‬基を搭載

各ドライバーを特定の周波多数帯域に最適化したことで、平面駆動型の長所であるきめ細やかで歪みの少ない音質を活かしながら、低音/中音/高音の分離に優れバランスのとれたクリアなサウンドを実現したとする。また、ドライバーの表面積が拡大したため、サウンドの忠実度を損なうことなく、パワフルさと臨場感を向上させたとのこと。

「‭LIANG STRUCTURALシステム‬」と名付けるデュアル平面駆動設計で、バランスのと‬れたクリアなサウンドを実現

筐体は5軸CNC加工機を用いて作成。内部にドライバーの能力を正確に引き出すよう設計したチャンバーを配置した。デザインは紫の蓮と中国の女帝・武則天皇后をモチーフに、優雅さ/強さ/優美さを表現したという。

筐体の内部構造イメージ

0.78mm 2pinコネクターを備え、ケーブル着脱にも対応。付属ケーブルは、ケーブルブランド Flash Acousticsが本モデル専用に開発し、導体に高純度銅(5N LNOFC)を採用、さらにシ―ルド付きのリッツ構造を導入することで、高い導電性とノイズ耐性を両立した。これによって、イヤホンのボーカルのパフォーマンスと全体の明瞭度を向上させたとしている。再生機器側端子は4.4mmバランスプラグを装備。長さは約1.2mとなる。

Flash Acoustics‬による専用ケーブルが付属

再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは12.5Ω、感度は106.5dB@1kHz。上述の専用ケーブルのほか、イヤホンケース×1、イヤーピース「TANG SANCAI」「TANG SANCAI Wide bore」「TANG SANCAI Narrow bore」が各3サイズ(S/M/L)付属する。

付属品一覧

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