アジカン後藤正文氏も愛用
フォステクス、黒胡桃無垢材ヘッドホン「TH610」を国内生産で数量限定復刻
フォステクスは、2023年に生産終了した密閉型オーバーイヤーヘッドホン「TH610」を、国内生産モデル「TH610(JPN)」として数量限定で復刻。2月下旬に発売する。直販サイト販売価格は143,000円(税込)。
TH610は生産終了後、再発売の要望が多数寄せられていたとのことで、その声に応えて復刻が決定。2月8日に開催されたイベント「冬のヘッドフォン祭mini 2025」の同社ブースにて発表されたものが、この度正式に案内される格好となる。日本国内の工場にて1台1台丁寧に組み上げる、数量限定モデルとして販売が行われる。
ドライバーユニットは独自開発の50mmダイナミック型で、ネオジウムマグネットと「バイオダイナ振動板」を搭載。バイオダイナ振動板は、バイオセルロース繊維と他の繊維などを最適条件で配合し、低比重・高ヤング率・高内部損失を実現したもの。強力な磁気回路と直線性に優れたフリーエッジを組み合わせることで、全帯域で優れた応答性と広大なダイナミックレンジ、繊細で解像度の高い美しい中高域再生に加え、振幅の大きい低中音域も忠実に再現すると謳う。
ハウジングは黒胡桃無垢材削り出しで成型。デザイン面では美しい木目による天然の質感、音響面では艶やかで自然な響きが特徴だという。機構部品にはアルミニウムを多用し、高い質感と軽量化を実現。バッフル板には高比重型樹脂を採用することで、共振音の発生を低減させ、高い解像度と豊かな中域、良質な低音再生を実現させたとのこと。イヤーパッドは快適な装着感と高い遮音性を備えるソフトレザー調高級人工皮革パッドを使用する。
ケーブルは2ピン端子による着脱式で、ヘッドホン側/ケーブル側どちらのコネクターも剛性、耐摩耗性、耐食性に優れたロジウムメッキ処理を施した。付属ケーブルは、導体に高純度OFC(Oxygen Free Copper、無酸素銅)を採用。長さは3mで、6.3mm金メッキステレオ標準プラグを装備する。
再生周波数帯域は5Hz - 45kHz、感度は98dB/mW、最大入力は1,800mW、インピーダンスは25Ω。本体質量は約375g(ケーブル含まず)。
なおこの度の復刻販売にあわせ、本モデルを長らく愛用しているASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントマン・後藤正文氏から、以下のようなコメントが寄せられている。
■後藤正文氏 コメント全文
TH610は僕の音楽制作にとって欠かせないヘッドホンです。
脚色の少ないフラットな性質が音源のミックスに適していると感じますが、音楽鑑賞にも使えるヘッドホンだと思います。
飾り気のない丁寧な作りだけれど、音楽の旨味や楽しみを損なわない音響性能、そんなところが気に入っています。
TH610は生産終了後、再発売の要望が多数寄せられていたとのことで、その声に応えて復刻が決定。2月8日に開催されたイベント「冬のヘッドフォン祭mini 2025」の同社ブースにて発表されたものが、この度正式に案内される格好となる。日本国内の工場にて1台1台丁寧に組み上げる、数量限定モデルとして販売が行われる。
ドライバーユニットは独自開発の50mmダイナミック型で、ネオジウムマグネットと「バイオダイナ振動板」を搭載。バイオダイナ振動板は、バイオセルロース繊維と他の繊維などを最適条件で配合し、低比重・高ヤング率・高内部損失を実現したもの。強力な磁気回路と直線性に優れたフリーエッジを組み合わせることで、全帯域で優れた応答性と広大なダイナミックレンジ、繊細で解像度の高い美しい中高域再生に加え、振幅の大きい低中音域も忠実に再現すると謳う。
ハウジングは黒胡桃無垢材削り出しで成型。デザイン面では美しい木目による天然の質感、音響面では艶やかで自然な響きが特徴だという。機構部品にはアルミニウムを多用し、高い質感と軽量化を実現。バッフル板には高比重型樹脂を採用することで、共振音の発生を低減させ、高い解像度と豊かな中域、良質な低音再生を実現させたとのこと。イヤーパッドは快適な装着感と高い遮音性を備えるソフトレザー調高級人工皮革パッドを使用する。
ケーブルは2ピン端子による着脱式で、ヘッドホン側/ケーブル側どちらのコネクターも剛性、耐摩耗性、耐食性に優れたロジウムメッキ処理を施した。付属ケーブルは、導体に高純度OFC(Oxygen Free Copper、無酸素銅)を採用。長さは3mで、6.3mm金メッキステレオ標準プラグを装備する。
再生周波数帯域は5Hz - 45kHz、感度は98dB/mW、最大入力は1,800mW、インピーダンスは25Ω。本体質量は約375g(ケーブル含まず)。
なおこの度の復刻販売にあわせ、本モデルを長らく愛用しているASIAN KUNG-FU GENERATIONのフロントマン・後藤正文氏から、以下のようなコメントが寄せられている。
■後藤正文氏 コメント全文
TH610は僕の音楽制作にとって欠かせないヘッドホンです。
脚色の少ないフラットな性質が音源のミックスに適していると感じますが、音楽鑑賞にも使えるヘッドホンだと思います。
飾り気のない丁寧な作りだけれど、音楽の旨味や楽しみを損なわない音響性能、そんなところが気に入っています。