プライム会員特典対象の映画やTV番組に
Amazon Prime Video、4/8から「広告表示」導入。広告なしオプションは月390円

Amazonは、「Prime Video」で配信しているコンテンツへの広告表示を4月8日より開始する。あわせて、広告表示なしのオプションも月額390円(税込)で提供開始する。
加入者向けのメールマガジンで明らかになったもの。広告導入に伴う従来からの価格変更はないが、上記のとおり広告表示なしのオプションが月額390円で同日より提供開始される。
プライム会員特典対象の映画やTV番組に制限付きで広告を表示するとのこと。「これにより、Amazonは魅力的なコンテンツへの投資を継続し、その投資を長期にわたり拡大していくことが可能になる」と、導入の背景を説明している。
今回の変更に伴ってユーザーが何か対応する必要はなく、対象コンテンツには自動的に広告が表示されるようになる。なお、特定のライブイベントの配信時にはオプションに関係なく引き続き広告が表示される。
会員登録をキャンセルして会費の割合的払い戻しを受けることを希望する場合や、会員登録の次回更新日を確認する場合はアカウントページから作業できる。
Prime Videoの広告表示をめぐっては、2024年1月29日からアメリカやイギリス、ドイツ、カナダなどでスタートしていた。日本については未定としていたが、今回、日本でも追加料金を払わなければ広告が表示されることになった格好だ。
Prime Videoは、Amazonプライム会員であれば追加料金なしで利用できる映像配信サービス。日本では現状、年間5,900円(税込)、または月間600円(税込)でプライム会員に登録でき、Prime Videoの視聴のほか、無料配送、Amazon Music Primeなどの様々なサービスを利用できる。