ソニー、Dolby Vision対応のUHD BDプレーヤー「UBP-X700/K」
ソニーは、Ultra HD BDプレーヤー「UBP-X700/K」、およびBDプレーヤー「BDP-S1700/K」を5月17日より発売する。価格はオープンだが、直販サイトの販売価格はUBP-X700/Kが51,700円、BDP-S1700/Kが22,000円(表記はいずれも税込)。

UBP-X700/Kは、2018年発売のUHD BDプレーヤー「UBP-X700」の後継機にあたるモデル。UHD BD再生に加えて、BDやDVD、CD、SACDなどのマルチなメディア再生や、USBメモリー、PC用外付けハードディスクに保存された様々なフォーマットの動画やJPEG画像、ハイレゾ音源の再生もできる。HDRフォーマットはHDR10と新たにDolby Visionに対応するほか、60p動画にも対応した4Kアップコンバート機能も備える。
HDR非対応の4KテレビやプロジェクターでもHDRテイストで4Kコンテンツが楽しめる、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの監修のHDR-SDR変換機能を搭載する。なお、前世代機に搭載されていたネットワーク機能が非対応となっており、YouTubeやAmazon Prime Videoといった動画配信サービスの再生は行えない。

サウンド面では、最大192kHz/24bitまでのWAV/AIFF/FLAC/ALAC、11.2MHz DSDファイル、AACやMP3などの再生に対応。MP3やATRACなどに圧縮する際に取り除かれた高音域を補間し、ダイナミックレンジの回復を促す「デジタルミュージックエンハンサー」も備え、ボリュームの一定化を行うことで音楽CDの原音により近い自然で広がりのある音を再現するという。
ほか機能面として、録画されたハイビジョン番組をより高画質にする1080/60pプログレッシブハイビジョン出力や、色彩豊かな映像を再現する「トリルミナスカラー」、映画のオリジナルフィルムと同じ24pの映像を出力する「24p True Cinema」などに対応。音声信号専用のHDMI出力も備え、HDCP2.2や4K HDR非対応のサウンドバーやAVアンプも使用できる。
インターフェースはHDMI×2基、同軸デジタル音声出力×1基、USB Type-A入力×1基、LAN端子×1基を備える。消費電力は15W(待機時0.35W)、外形寸法は320W×45H×217Dmm、質量は1.4kg。付属品として専用リモコンが付属する。
BDP-S1700/Kは、横幅わずか約23cmのコンパクトサイズにより、場所をとらずさまざまなレイアウトで設置が可能なBDプレーヤー。新感覚のフォルムを備え、テレビまわりに設置した際にインテリア性のある華麗な存在感を放つと謳っている。

BDやDVD、CD、USBメモリーやPC用外付けHDDの動画やJPEG画像の再生が行えるほか、ブルーレイ3DやSACD、動画配信サービスの再生は不可となる。
高速ローディング技術を採用することで、ディスク挿入後すばやく再生を開始することが可能。電源OFFの状態から1秒以下ですぐに起動できる「高速起動モード」も搭載している。
また、DVD映像にアップスケール処理を施してより精細にする「プレシジョンシネマHDアップスケール」や、色彩豊かな映像を再現する「トリルミナスカラー」、24pの映像を出力する「24p True Cinema」などに対応する。
そのほか、BDソフトに収録された高音質を忠実に引き出す「HDオーディオ フルデコード」、リンクメニュー対応ブラビアの付属リモコンを使用してプレーヤー本体を操作できる「ブラビアリンク」、ボーナスコンテンツをダウンロードできる「BD-LIVE」、BDソフトに収録された特典映像を再生する「BonusView」などをサポートする。
インターフェースはHDMI×1基、同軸デジタル音声出力×1基、USB Type-A×1基、LAN端子×1を備える。消費電力は8.8W(待機時0.2W)、外形寸法は230W×39H×194Dmm、質量は0.8kg。付属品として専用リモコンが付属する。
