オーディオテクニカ、全方位LEDでミュート状態がわかりやすいスピーカーフォン「AT-CSP7」
オーディオテクニカは、全方位LEDによってミュート状態などのステータス視認性を向上させたUSBスピーカーフォン「AT-CSP7」を、4月11日(金)に発売する。価格はオープンだが、税込33,000円前後での実売が予想される。

多様な働き方が広がる中、さまざまな業務において必要不可欠となったWebを利用したオンライン会議にフォーカスした製品。USB接続だけで使用できるプラグ&プレイ、ミュート切り替えが瞬時にできる大型ミュートパネル、側面の全方位LEDによるステータス視認性など、「社内の誰もが手軽に扱えて、安心・確実に会議を進行できること」を念頭とした製品設計を行ったという。
天面に備えられた大型ミュートパネル、および側面の全方位LEDは電源オンの場合ブルー、Zoom、Google Meetなどの会議ツールに入った状態でマイクオンの場合グリーン、ミュートの場合レッドというステータス表示に対応。音量調整は、ミュートパネルの周辺をなぞるだけで行うことができる。

マイクは、全指向性のMEMS型を搭載。同社がオーディオメーカーとして60年以上こだわり続けてきた音質を踏襲したという独自チューニングが施されている。また、発⾔者の声を検知し、⾃動でフォーカスするビームフォーミング機能も搭載されており、製品に対してどの位置に座っていても声をしっかり届けるとアピールしている。
ほか、通話アシスト機能として、エアコンやプロジェクターなどの環境騒⾳を抑えるノイズリダクション、会議室に設置したマイクの距離や発⾔する声の⼤⼩に関わらず、⼀定の⾳量で相⼿に声を届けることができるオートゲインコントロール、スピーカーから出る⾳のマイクへの回り込みを防ぎ、残響を抑制するエコーキャンセラーを備える。
スピーカーはアンプ内蔵式で、φ44mm/フルレンジユニットを搭載。推奨距離は半径1m以内(最⼤2m以内)、推奨最⼤⼈数は6名となるが、本製品を2台連結することで、最⼤12⼈まで同時に使用することができる。
外部接続端子は電源用、PC接続用とでUSB Type-Cポートを2基搭載。付属品としてキャリングポーチのほか、USB Type-A to USB Type-C/USB Type-C to USB Type-Cケーブルを同梱し、USB Type-A/Cを搭載するデバイスとの接続に対応する。また、ケンジントン社製ロックに対応する3×7mmのセキュリティスロットを装備。持ち出しによる紛失や盗難を防ぐとする。

再生周波数帯域は150Hz – 15kHz、スピーカー出力音圧レベルは、82dB(SPL±3dB)、最大出力は1W(USB Type-Aケーブル使用時)/2W(USB Type-Cケーブル使用時)、インピーダンスは3Ωとなる。外形寸法は135W×38H×135Dmm、質量は約290g。カラーは会議室にも溶け込みやすいよう⾊味を抑えたグレイッシュトーンのカラーを採用している。