パソナグループ・CCHサウンド・奈良県立医科大学・レノボが連携
大阪・関西万博「PASONA NATUREVERSE」にて万博史上初の軟骨伝導イヤホンを導入
株式会社パソナグループと株式会社CCHサウンド、奈良県立医科大学およびレノボ・ジャパン合同会社は、「EXPO2025 大阪・関西万博」にパソナグループが出展するパビリオン「PASONA NATUREVERSE」にて、万博史上初となる「軟骨伝導技術」を活用したイヤホンを導入したと発表した。

本取り組みでは、パビリオン内でのスタッフ間の円滑なコミュニケーションを実現するため、軟骨伝導イヤホンを活用したインカムシステムが導入されている。音源が耳内にできるメカニズムにより、明瞭な音声で業務指示を伝達し、スムーズな情報共有が可能になるという。また、耳穴を開放して使用するため、長時間の使用でも快適に利用できる特徴をもつ。
併せて、来場者の体験向上を目的として、多言語翻訳機能付きガイドイヤホンも導入。英語・中国語・フランス語・日本語などを含む6か国語に対応し、iPS心臓や未来の眠りの映像などパビリオン内の5か所で音声ガイドを提供する。
また、難聴者向けに日本語音声を最適化し、スピーカーよりも明瞭に聞き取れる仕様を実現。本プロジェクトにおいて、レノボは軟骨伝導イヤホンと連携するスマートフォンやタブレットを提供し、音声データの最適な処理とスムーズな体験を支援しているとのこと。レノボの高性能デバイスと軟骨伝導技術を組み合わせるという、世界初の技術を活用した取り組みを展示している。