富士フイルム、フルHD動画撮影対応／タフネスモデルなどコンデジ4機種

富士フイルム（株）は、コンパクトデジタルカメラ“FinePix”の新モデル4機種を2月11日に発売する。ラインナップと各機種の詳細は下記の通り。

・「XP150」￥OPEN（予想実売価格2万8千円前後）
　カラー：オレンジ／ブルー／ブラック

「10m防水」「2m耐衝撃構造」「-10℃耐寒」「防塵」という4つの性能を高めたタフネスモデルで、グリップ部はホールド感にこだわった形状を採用。電池蓋の開閉部にはダブルロックを採用している。1,920×1,080ピクセルのフルHD動画撮影にも対応する。

有効画素数は1,440万画素。撮像素子は1/2.3型CMOSセンサーを搭載する。広角28mmからのフジノン光学式5倍ズームレンズと光学式手ブレ補正機能を備えている。レンズ構成は11群13枚。解放F値はF3.9（広角）〜F4.9（望遠）。レンズ部には撥水加工を施しており、海やプールなど水場での撮影も楽しむことができる。

液晶モニターには反射防止加工を施しているほか、従来モデル「FinePix XP30」に比べてモニター輝度を約2倍アップした。また、液晶モニターの自動輝度補正機能により、視認性を確保しつつ周囲の光量に合わせてモニターの明るさを最適に自動調整し、不必要な電池の消耗を防ぐ。

そのほか、YouTubeやmixiやfacebookなどと連携し、撮影した動画や画像のアップロードの予約ができる「ウェブアップロード」機能も備えている。


・「Z110」￥OPEN（予想実売価格2万円前後）
　カラー：ピンク／ジェイドグリーン／パープル／ホワイト

ボディ前面に自分撮り用の「自分撮りミラー」を搭載し、肌の色やピントを自動で最適に調節する「自分撮りモード」を備えていることが特徴のモデル。肌なめらか／肌色あかるく／目大きくの3種類のモードを3段階で調整できる「フェイスレタッチ」機能を搭載する。

1,410万画素CCDセンサーとフジノン光学式5倍ズームレンズを搭載する。レンズ構成は11群13枚。デジタルズームは最大約6.8倍まで対応する。解放F値はF3.9（広角）〜F4.9（望遠）。電子式手ブレ補正機能を備えている。

動画は1.280×720ピクセルのHD動画撮影に対応。また、撮影した写真・動画のトリミング加工がカメラ本体で可能なほか、YouTubeやfacebookへアップロード予約を行うこともできる。


・「T400」￥OPEN（予想実売価格2万円前後）
　カラー：シャンパンゴールド／レッド／ブラック

1,600万画素CCDセンサーと広角28mm〜280mmのフジノン光学式10倍ズームレンズを備える。ISO感度は3200まで対応。フラッシュ有効範囲も従来モデルの「FinePix T300」に比べて広角で約1.7倍、望遠で約1.6倍に拡大した。

また、従来モデル「FinePix T300」より輝度を約50％アップした3.0型の液晶モニターを装備しており、日中撮影時にも撮影画像を確認しやすいことも特長となる。

1,280×720ピクセルのHD動画撮影に対応する。本体には、ワンプッシュで動画撮影モードに切り換えることができる「動画撮影ボタン」を新たに搭載。数回に分けて撮影した動画をつなげ、1つのファイルとして保存できる「動画連結」機能や、撮影した動画から、とっておきのシーンだけを抜き出して保存できる「動画カット」機能を搭載し、カメラ本体のみで簡単に動画編集をすることができる。


・「JX700」￥OPEN（予想実売価格1万7千円前後）
　カラー：ピンク／ピンクゴールド／パープル／ゴールド／ブラック

1,600万画素CCDを搭載するモデル。厚さ約20mmのスリムなボディに、広角26mmからのフジノン光学式5倍ズームレンズを備えている。ISO感度は3200まで。フラッシュ有効範囲を、従来モデル「FinePix JX400」と比べて広角で約1.5倍、望遠で約1.3倍に拡大。また、液晶モニターの輝度も約2倍アップした。

動画は1,280×720ピクセルのHD動画撮影に対応する。上述のT400と同様に、本体にはワンプッシュで動画撮影モードに切り換えることができる「動画撮影ボタン」を新たに搭載。「動画連結」機能や「動画カット」機能なども備える。

そのほか、カメラを被写体に向けるだけで「夜景&人物」などの6種類の撮影シーンを認識し、瞬時に撮影条件を最適化する「シーンぴったりナビ」機能なども搭載する。


【問い合わせ先】
富士フイルム　お客様コミュニケーションセンター
TEL/03-5786-1712