独自開発のAPS-CサイズCMOS搭載
富士フイルム、小型軽量“プレミアムミラーレス”一眼「X-T10」
富士フイルムは、ミラーレス一眼レフ“Xシリーズ”の新モデル「X-T10」を6月25日に発売する。レンズはXマウント。価格はオープンだが、ボディ単体で9万円前後、レンズキットモデルで12万円前後の販売が予想される。カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色をラインナップする。
外形寸法118.4W×82.8H×40.8mm(奥行き最薄部31.9mm)、質量約381g(付属バッテリー、メモリーカード含む)の小型軽量設計を投入したモデル。
撮像素子には、独自開発のAPS-Cサイズ「X-TransTM CMOS II」センサーを採用する。有効画素数は1630万画素。非周期性の高い独自のカラーフィルター配列により、光学ローパスフィルターレス構造でもモアレや偽色の発生を抑えられるようにした。画像処理エンジン「EXR プロセッサーII」との組み合わせにより、卓越した解像感と低ノイズを実現するとしている。ISO感度は最高51200まで対応。また、独自の画像処理技術「点像復元処理」を搭載しており、レンズ毎の光学性能や特性をもとに回折現象などの光学的影響を補正する。
「新AFシステム」を備えていることも特徴。全49点のフォーカスエリアから任意に選択した1エリアでピントを合わせる従来の「シングルポイント」モードに加え、全77点のフォーカスエリアを用いて動いている被写体の決定的瞬間を捉える「ゾーン」モード、「ワイド/ トラッキング」モードの2つを新しく搭載した。
動画撮影機能は、フルHD解像度に対応。動画撮影時もマニュアル露出設定が可能で、絞り・シャッタースピード・ISO感度などを設定できる。また、位相差AFとコントラストAFをシーンに応じて切り替える「インテリジェントハイブリッドAF」は動画撮影時にも動作する。
記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードをサポートしている(UHS-I 対応)。
また、「リアルタイム・ビューファインダー」も搭載。高精細236万ドットの有機ELディスプレイとファインダー専用レンズを装備し、同社では0.62倍の大型表示倍率と、クリアで高精細なファインダー画面を実現したとアピールする。表示タイムラグは世界最短という0.005秒で、ファインダーの明るさをシーンに応じて自動で制御することにより視認性も向上させた。
また、専用アプリ「FUJIFILM Camera Remote」との連携も可能で、スマートフォン/タブレットからワイヤレスでシャッターや露出などの操作ができる「リモート撮影」機能に対応する。
レンズキットに付属するレンズは、10群14枚(非球面レンズ3枚、異常分散レンズ1枚)構成の「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」。焦点距離はf=18-55mm(35mm判換算:27-84mm相当)、画角は76.5°-29°、開放F値はF2.8-F4.0となる。
なお富士フイルムでは、本機の交換レンズとして、フジノンレンズ「XF90mmF2 R LM WR」も7月16日に発売する。価格はオープンだが、こちらは11万円前後での実売が予想される。
【問い合わせ先】
富士フイルム お客様コミュニケーションセンター
TEL/050-3786-1711
外形寸法118.4W×82.8H×40.8mm(奥行き最薄部31.9mm)、質量約381g(付属バッテリー、メモリーカード含む)の小型軽量設計を投入したモデル。
撮像素子には、独自開発のAPS-Cサイズ「X-TransTM CMOS II」センサーを採用する。有効画素数は1630万画素。非周期性の高い独自のカラーフィルター配列により、光学ローパスフィルターレス構造でもモアレや偽色の発生を抑えられるようにした。画像処理エンジン「EXR プロセッサーII」との組み合わせにより、卓越した解像感と低ノイズを実現するとしている。ISO感度は最高51200まで対応。また、独自の画像処理技術「点像復元処理」を搭載しており、レンズ毎の光学性能や特性をもとに回折現象などの光学的影響を補正する。
「新AFシステム」を備えていることも特徴。全49点のフォーカスエリアから任意に選択した1エリアでピントを合わせる従来の「シングルポイント」モードに加え、全77点のフォーカスエリアを用いて動いている被写体の決定的瞬間を捉える「ゾーン」モード、「ワイド/ トラッキング」モードの2つを新しく搭載した。
動画撮影機能は、フルHD解像度に対応。動画撮影時もマニュアル露出設定が可能で、絞り・シャッタースピード・ISO感度などを設定できる。また、位相差AFとコントラストAFをシーンに応じて切り替える「インテリジェントハイブリッドAF」は動画撮影時にも動作する。
記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードをサポートしている(UHS-I 対応)。
また、「リアルタイム・ビューファインダー」も搭載。高精細236万ドットの有機ELディスプレイとファインダー専用レンズを装備し、同社では0.62倍の大型表示倍率と、クリアで高精細なファインダー画面を実現したとアピールする。表示タイムラグは世界最短という0.005秒で、ファインダーの明るさをシーンに応じて自動で制御することにより視認性も向上させた。
また、専用アプリ「FUJIFILM Camera Remote」との連携も可能で、スマートフォン/タブレットからワイヤレスでシャッターや露出などの操作ができる「リモート撮影」機能に対応する。
レンズキットに付属するレンズは、10群14枚(非球面レンズ3枚、異常分散レンズ1枚)構成の「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」。焦点距離はf=18-55mm(35mm判換算:27-84mm相当)、画角は76.5°-29°、開放F値はF2.8-F4.0となる。
なお富士フイルムでは、本機の交換レンズとして、フジノンレンズ「XF90mmF2 R LM WR」も7月16日に発売する。価格はオープンだが、こちらは11万円前後での実売が予想される。
【問い合わせ先】
富士フイルム お客様コミュニケーションセンター
TEL/050-3786-1711
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドFUJIFILM
- 型番X-T10(ボディ単体)
- 発売日2015年6月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1630万画素 ●撮像素子:23.6×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS IIセンサー、総画素数1,670万画素 ●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I 対応) ●液晶モニター:3.0型 3:2アスペクト チルト式TFTカラー液晶モニター、約92万ドット ●外形寸法:118.4W×82.8H×40.8Dmm ●質量:約381g(付属バッテリー・メモリーカード含む)
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドFUJIFILM
- 型番X-T10(レンズキットモデル)
- 発売日2015年6月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
【SPEC】<本体>●有効画素数:1630万画素 ●撮像素子:23.6×15.6mm(APS-Cサイズ) X-Trans CMOS IIセンサー、総画素数1,670万画素 ●記録媒体:SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I 対応) ●液晶モニター:3.0型 3:2アスペクト チルト式TFTカラー液晶モニター、約92万ドット ●外形寸法:118.4W×82.8H×40.8Dmm ●質量:約381g(付属バッテリー・メモリーカード含む) <レンズ>●最大撮影倍率:0.15倍(T端) ●外形寸法:φ65×97.9mm(最大) ●質量:310g(レンズキャップ・フード含まず)