手軽さと高画質を両立
キヤノン、小容量で4K記録できる新フォーマット「Cinema RAW Light」。対応機「EOS C200」発売
キヤノンは、従来より容量を1/3〜1/5にまで抑えて記録できる新しい動画フォーマット「Cinema RAW Light」を開発。同フォーマットでの4K 60P/50P撮影に対応した業務用カメラ“CINEMA EOS SYSTEM”「EOS C200」「EOS C200B」を7月下旬に発売する。価格はオープンだが、「EOS C200」が830,000円前後、レンズキット付属の「EOS C200 EF24-105L IS II USM」が940,000円前後、「EOS C200B」が660,000円前後が予想される。
「EOS C200」シリーズは、映像向け「CINEMA EOS SYSTEM」の第3世代。実売180万円台の「EOS C300 Mark II」と55万円台の「EOS C100 Mark II」の中間を埋める価格帯に投入される。「EOS C300 Mark II」クラスを使っているユーザーのサブ機として、あるいはインディーズの映画撮影や広報番組、映画学校の制作など4K/HDR作品を低予算で作りたいユーザーのメインカメラとしての使用を想定している。
モニターなどのアクセサリー類を同梱して「箱から取り出してすぐ使える」コンセプトの「C200」と、モニター、ファインダーなど周辺機器いっさいを省いた最小構成の「E200B」という2モデル展開。「C200B」はジンバル、ドローンへの取付をはじめ、ユーザーが必要なパーツを選んで組み込むという用途を想定している。
新動画フォーマット「Cinema RAW Light」では、従来の「Cinema RAW」に比べて容量を1/3〜1/5にまで抑えてデータを記録可能。撮影後に映像の色味やトーンを調整するグレーディング工程での自由度は維持したまま、保存に外部記録装置を必要とせず、処理にかかる負荷も低い、手軽さと高品質を両立したHDRフォーマットだという。
Cinema RAW Light録画時は最大で、解像度4,096×2,160、10bit、システム周波数とフレームレート数59.94pにて収録可能。フレームレートを30p以下に落とせば12bitでの収録も可能になる。
もう1つのファイルフォーマットとしてMP4もサポートしており、解像度3,840×2,160のUHD画質での収録に対応。幅広いダイナミックレンジを表現できるように、CanonLog、CanonLog3、ワイドDRガンマの3種類のLog撮影フォーマットを搭載している。
対応する記録メディアはCFastカードとSDカードで、CFastカードスロットを1基、SDカードスロットを2基装備。MP4フォーマットはSDカードに、Cinema RAW LightはCFカードに記録される。Cinema RAW Light録画時はSDカードに低ビットレートのプロキシデータを記録することが可能。現場の手間を可能な限り省ける仕様だとしている。
センサーはフラグシップモデル「C700」でも採用されている8.85M CMOSセンサー。映像エンジンは「Dual DIGIC DV」の最新型「Dual DIGIC DV 6」。感度拡張技術によってISO100〜102400まで幅広い感度、低ノイズによる撮影ができる。「デュアルピクセルCMOS AF」による7パターンのオートフォーカスが使用できる他、オートフォーカスの速度や被写体追従特性のチューニングも可能。新たに用意されたタッチパネル式のモニターアクセサリー「LM-V1」使用時には、タッチによる直感的なオートフォーカスも使用できる。
2K/HD映像撮影時にも、フラグシップモデルと同等の信号処理システム「Over Sampling HD Processing」を採用し、モアレの発生を抑え、ノイズレベルを低減するとしている。
EFマウントのレンズが使用可能な以外にアクセサリーが豊富に用意されており、「C200」にはLCDモニター、カメラグリップ、ハンドルユニットなどが同梱。リモコン、GPSレシーバーなども別途販売される。
映像出力はSDI端子とHDMI端子を1基ずつ備え、HDMI端子は4K出力に対応している。その他入出力としては、ヘッドホン端子×1、USB端子×1、VIDEO端子×1、REMOTE端子×1、MIC端子×1、XLR端子×2、Ethernet端子×1を内蔵する。
「EOS C200」シリーズは、映像向け「CINEMA EOS SYSTEM」の第3世代。実売180万円台の「EOS C300 Mark II」と55万円台の「EOS C100 Mark II」の中間を埋める価格帯に投入される。「EOS C300 Mark II」クラスを使っているユーザーのサブ機として、あるいはインディーズの映画撮影や広報番組、映画学校の制作など4K/HDR作品を低予算で作りたいユーザーのメインカメラとしての使用を想定している。
モニターなどのアクセサリー類を同梱して「箱から取り出してすぐ使える」コンセプトの「C200」と、モニター、ファインダーなど周辺機器いっさいを省いた最小構成の「E200B」という2モデル展開。「C200B」はジンバル、ドローンへの取付をはじめ、ユーザーが必要なパーツを選んで組み込むという用途を想定している。
新動画フォーマット「Cinema RAW Light」では、従来の「Cinema RAW」に比べて容量を1/3〜1/5にまで抑えてデータを記録可能。撮影後に映像の色味やトーンを調整するグレーディング工程での自由度は維持したまま、保存に外部記録装置を必要とせず、処理にかかる負荷も低い、手軽さと高品質を両立したHDRフォーマットだという。
Cinema RAW Light録画時は最大で、解像度4,096×2,160、10bit、システム周波数とフレームレート数59.94pにて収録可能。フレームレートを30p以下に落とせば12bitでの収録も可能になる。
もう1つのファイルフォーマットとしてMP4もサポートしており、解像度3,840×2,160のUHD画質での収録に対応。幅広いダイナミックレンジを表現できるように、CanonLog、CanonLog3、ワイドDRガンマの3種類のLog撮影フォーマットを搭載している。
対応する記録メディアはCFastカードとSDカードで、CFastカードスロットを1基、SDカードスロットを2基装備。MP4フォーマットはSDカードに、Cinema RAW LightはCFカードに記録される。Cinema RAW Light録画時はSDカードに低ビットレートのプロキシデータを記録することが可能。現場の手間を可能な限り省ける仕様だとしている。
センサーはフラグシップモデル「C700」でも採用されている8.85M CMOSセンサー。映像エンジンは「Dual DIGIC DV」の最新型「Dual DIGIC DV 6」。感度拡張技術によってISO100〜102400まで幅広い感度、低ノイズによる撮影ができる。「デュアルピクセルCMOS AF」による7パターンのオートフォーカスが使用できる他、オートフォーカスの速度や被写体追従特性のチューニングも可能。新たに用意されたタッチパネル式のモニターアクセサリー「LM-V1」使用時には、タッチによる直感的なオートフォーカスも使用できる。
2K/HD映像撮影時にも、フラグシップモデルと同等の信号処理システム「Over Sampling HD Processing」を採用し、モアレの発生を抑え、ノイズレベルを低減するとしている。
EFマウントのレンズが使用可能な以外にアクセサリーが豊富に用意されており、「C200」にはLCDモニター、カメラグリップ、ハンドルユニットなどが同梱。リモコン、GPSレシーバーなども別途販売される。
映像出力はSDI端子とHDMI端子を1基ずつ備え、HDMI端子は4K出力に対応している。その他入出力としては、ヘッドホン端子×1、USB端子×1、VIDEO端子×1、REMOTE端子×1、MIC端子×1、XLR端子×2、Ethernet端子×1を内蔵する。