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ライブ配信サービスに対応

キヤノン、4K動画対応/積層型CMOSセンサー初採用の高級コンパクト「PowerShot G7 X Mark III」

公開日 2019/07/09 12:22 編集部:平山洸太
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キヤノンは、プレミアムコンパクトカメラ「Gシリーズ」より、ライブ配信サービスに対応した「PowerShot G7 X Mark III」を8月上旬に発売する。価格はオープン。なお直販ストアでは92,500円(税抜)で販売される。

「PowerShot G7 X Mark III」(ブラック)

「PowerShot G7 X Mark III」(シルバー)

2016年発売の従来機種「PowerShot G7 X Mark II」の後継機。新たに4K動画機能を搭載するなど、「手軽に動画を楽しみたいユーザー」に対応すると紹介されている。カラーはブラックとシルバーをラインナップ。

撮像素子として、積層型CMOSセンサーを同社初採用。大きさは1.0型で、有効画素数約2,010万画素となる。さらに映像エンジン「DIGIC 8」と組み合わせることで、動画と高速連写の性能が向上したという。ISO感度は125-12800、拡張で25600にも対応する。連写では、最大約30.0コマ/秒の高速連写が可能。

クロップのない4K動画が撮影可能

一方動画では、クロップのない4K動画が撮影可能。こちらも同社初としており、風景などレンズの画角を生かして広角で撮影したいシーンで活用することができるという。撮影可能な形式は、4Kでは29.97fps、フルHDでは119.88fps/59.94fps/29.97fps、HDでは59.94fps。

また動画では、Wi-Fi接続により、カメラ本体のみでYouTubeのライブ配信が可能。ポケットWi-Fiやテザリングを使用すれば、外出先でリアルタイムな配信が行える。また縦位置情報を付加する機能も搭載するため、縦位置で撮影した動画を、スマートフォンやPCなどで再生する際に自動的に縦位置とすることも可能だ。

レンズは焦点距離24-100mm相当の光学4.2倍ズームで、明るさはF1.8-2.8の大口径。絞りは9枚羽根の虹彩絞りを採用し、美しいボケ味や夜景のきれいな光芒を表現できるとアピールされている。マクロモードに設定することで、5-50cmの撮影距離での撮影も可能。

液晶モニターは3.0型のカラー液晶で、解像度は約104万ドット。アスペクト比は3:2で、チルトを備える。また記録メディアはSDカードで、UHS-Iにも対応。そのほかBluetoothやUSB充電にも対応する。外形寸法は約105.0W×60.9H×41.4Dmmで、質量は304g(バッテリー/メモリーカード含む)。

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