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Lマウント/ソニー Eマウントを用意

シグマ、ミラーレス専用設計の標準大口径ズーム「24-70mm F2.8 DG DN | Art」開発発表

公開日 2019/11/06 19:25 編集部:平山洸太
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シグマは、ミラーレス専用設計の標準大口径ズームレンズ「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art」(A019)を開発発表した。発売日・価格ともに未定。マウントは、Lマウントおよびソニー Eマウントの2種類で展開する。

「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art」

既発売のズームレンズ「14-24mm F2.8 DG DN | Art」に続く “Artズーム” のフラグシップであり、「標準大口径ズームレンズの決定版」と説明するモデル。「ズーム全域における中心から周辺までの均一かつ高い解像感を実現しつつ、サイズと重量の抑制に成功」したという。

レンズは15群19枚で、FLDガラスを6枚・SLDガラスを2枚といった特殊低分散ガラスをふんだんに採用。加えて非球面レンズを3枚採用し、軸上色収差やサジタルコマ収差といった収差の抑制を追求している。またAF機能はステッピングモーターと最新アルゴリズムを組み合わせ、駆動の高速化と静音性を両立したとのこと。

レンズ構成図

コーティングにはスーパーマルチレイヤーコートだけでなく、独自技術「ナノポーラスコーティング」も採用する。同コーティングでは空気を含んだナノサイズの穴を内部に形成する多孔質シリカ層を用いることで、逆光のような強い入射光からの影響低減を図っている。

本体は防塵防滴機構となっており、マウントには表面処理で強度を高めた真鍮製を採用。不用意に鏡筒が伸びるのを防ぐズームロック機構も装備。そのほか、AF/MF切り替えスイッチやボディ側から機能を割り当てることが可能なAFLボタンも搭載する。

絞りは11枚羽根の円形絞りで、最小絞りはF22。最短撮影距離は18cm(ワイド側)、フィルターサイズはφ82mmとなっている。外形寸法はφ87.8×122.9mmで、質量は835g(いずれもLマウント)。ロックスイッチ付きのフード、ケースが付属する。

フード装着イメージ

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