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次回開催は2022年の見通し

写真関連の国際見本市「フォトキナ」開催中止。新型コロナウイルス感染拡大の影響で

公開日 2020/03/19 10:56 編集部:小野佳希
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今年5月にドイツ・ケルンで開催される予定だった写真・映像・イメージング関連の総合見本市「フォトキナ(Photokina)」の中止が決定した。

フォトキナのロゴ

新型コロナウイルスの感染拡大を受けての措置。ドイツ連邦政府とドイツ州政府の合意のもと策定されたガイドラインに、イベント会場の一時的な閉鎖についても含まれており、これを受け、フォトキナの主催者であり会場でもあるケルンメッセとケルン市は6月末まで一切のイベントを開催しないことを決めた。

フォトキナは1950年代から開催されている最も歴史のある見本市のひとつ。2018年に、以前は隔年9月開催だったところを毎年5月開催に変更することが発表されたものの、その初回となる2019年の開催がキャンセルされ、今年2020年が発表後初の5月開催となる予定だった。

なお、ケルンメッセでは、世界的に様々なイベントが開催スケジュールを変更していることによって参加企業などのリソースも足りておらず、2021年の開催も難しい状況だと説明。次回開催は2022年にするのが最適だという考えを示している。

また、今回の中止決定は新型コロナウイルスの蔓延以外に昨今の市場動向なども考慮したものだとも説明している。

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