ガジェット相談なしに大穴を開けられました
「CoD: MW2」に無断で爆破された5つ星ホテルが抗議
超人気FPSシリーズの最新作『Call of Duty: Modern Warfare 2』(以下、CoD: MW2)が発売されたばかりだが、無断でゲームの舞台とされたオランダ・アムステルダムのホテルが、法的措置を含めた対応を検討中だと報じられている。
現地メディアのDe Volkskrantによると、5つ星ホテルのコンサヴァトリアムホテルは、CoD: MW2に “出演” させられたことに抗議しているという。
本作に登場した実在の場所はこのホテルだけではないが、コンサヴァトリアムが問題視しているのは、その使われ方だ。重装備のコマンドーらが突入して銃弾が飛びかい、黒煙が上がり、爆破されて大穴が開けられてしまうのである。
同ホテルのマネージャーであるRoy Tomassen氏は「一般論として、我々は暴力の使用を奨励するようなゲームには賛成できない。このゲームは弊社の基本的価値観を反映するものでは決してなく、我々は明白かつ好ましくない関与をしたことを後悔している」とのことだ。
また元記事によると、ホテル側はゲームの発売前に、発売元のアクティビジョンや開発元のインフィニティ・ウォードから打診を受けていなかったようである。
CoD: MW2のゲーム内では、実際のホテル名ではなく「Breenbergh Hotel」と表示されている。とはいえ、同ホテルはスウィーリンク音楽院として使われていた100年もの歴史ある建造物をコンバージョンしたものであり、ゲームで名前を隠していても素性は明らかだ。
もしもマイナーなゲームであれば、コンサヴァトリアム側の目に止まらなかったのかもしれない。だが、CoD: MW2は発売からわずか1週間で、CoDシリーズのPlayStation版としては史上最大の販売本数となっており、それだけ注目を集めやすかったのだろう。
ゲームの中で実在の場所を思わせるロケーションが登場することは、想像力を喚起し、プレイをいっそう盛り上げることにも繋がりやすい。日本では有名怪獣が、ある建物を壊すことを打診したところ快諾されたとの逸話もあり、この件も穏当に解決するよう祈りたいところだ。
Source: De Volkskrant
via: Gamesradar
現地メディアのDe Volkskrantによると、5つ星ホテルのコンサヴァトリアムホテルは、CoD: MW2に “出演” させられたことに抗議しているという。
本作に登場した実在の場所はこのホテルだけではないが、コンサヴァトリアムが問題視しているのは、その使われ方だ。重装備のコマンドーらが突入して銃弾が飛びかい、黒煙が上がり、爆破されて大穴が開けられてしまうのである。
同ホテルのマネージャーであるRoy Tomassen氏は「一般論として、我々は暴力の使用を奨励するようなゲームには賛成できない。このゲームは弊社の基本的価値観を反映するものでは決してなく、我々は明白かつ好ましくない関与をしたことを後悔している」とのことだ。
また元記事によると、ホテル側はゲームの発売前に、発売元のアクティビジョンや開発元のインフィニティ・ウォードから打診を受けていなかったようである。
CoD: MW2のゲーム内では、実際のホテル名ではなく「Breenbergh Hotel」と表示されている。とはいえ、同ホテルはスウィーリンク音楽院として使われていた100年もの歴史ある建造物をコンバージョンしたものであり、ゲームで名前を隠していても素性は明らかだ。
もしもマイナーなゲームであれば、コンサヴァトリアム側の目に止まらなかったのかもしれない。だが、CoD: MW2は発売からわずか1週間で、CoDシリーズのPlayStation版としては史上最大の販売本数となっており、それだけ注目を集めやすかったのだろう。
ゲームの中で実在の場所を思わせるロケーションが登場することは、想像力を喚起し、プレイをいっそう盛り上げることにも繋がりやすい。日本では有名怪獣が、ある建物を壊すことを打診したところ快諾されたとの逸話もあり、この件も穏当に解決するよう祈りたいところだ。
Source: De Volkskrant
via: Gamesradar