ガジェットコントローラーを持たずに手ぶらで操作できる?
Meta、スマートウォッチ開発再開のうわさ。メタバース操作に使用か
昨年MetaはApple Watch対抗のスマートウォッチを開発中であるとリークされつつも、技術的な問題やコスト削減のために棚上げされたと報じられていた。しかし、再び同社がスマートウォッチ開発に取り組み、メタバースに関連付ける構想があると報じられている。
開発者で有名リーカーのKuba Wojciechowski氏は、Metaの第2世代スマートウォッチが開発中であるとして、予想レンダリング画像を含めて諸々の情報をツイートしている。
この新型スマートウォッチはGoogleのWear OSではなくAndroidのカスタム版を採用し、クアルコム製のSoCを搭載しているという。この仕様はMeta Questをはじめ同社のハードウェアに共通するものであり、初代スマートウォッチとも同じようだ。
第2世代スマートウォッチも、初代と同じく腕にバンドをつけたまま本体を取り外せるフォームファクターが採用されているとのこと。着脱式とされる理由も同じで、前面と背面に2つのカメラが搭載されており、腕から外して写真やビデオ撮影に使うためと推測される。
「V1」と呼ばれた初代では、このうち背面カメラが手首から神経信号を拾う機能に干渉する問題があったと報じられていた。
Metaは一昨年、手首からEMG(筋電)センサーを拾って機器を操作できるコントローラーの構想を説明し、「手首を通る信号はとてもクリアで、EMGはわずか1ミリの指の動きも検知できる」と述べていた。新型では、背面カメラとEMGセンサーを共存させる方法が編み出されたのかもしれない。
匿名の情報筋によると、Metaはこのスマートウォッチをメタバース関連デバイスとする意図がありつつ、その前に「ユーザーがフォームファクターに慣れ始めるように」出荷するつもりだという。が、具体的にいつ発売するかには言及されていない。
「メタバースの操作機器としての手首デバイス」は興味深い構想ではあるが、一般的にスマートウォッチは母艦となるスマートフォンとの連携が重視されており、iOSやAndroidに深く踏み込みにくいMetaがその問題をどうクリアするかが課題なのかもしれない。ともあれ、続報を待ちたいところだ。
Source: Kuba Wojciechowsk(Twitter)
via: 9to5Google
開発者で有名リーカーのKuba Wojciechowski氏は、Metaの第2世代スマートウォッチが開発中であるとして、予想レンダリング画像を含めて諸々の情報をツイートしている。
この新型スマートウォッチはGoogleのWear OSではなくAndroidのカスタム版を採用し、クアルコム製のSoCを搭載しているという。この仕様はMeta Questをはじめ同社のハードウェアに共通するものであり、初代スマートウォッチとも同じようだ。
第2世代スマートウォッチも、初代と同じく腕にバンドをつけたまま本体を取り外せるフォームファクターが採用されているとのこと。着脱式とされる理由も同じで、前面と背面に2つのカメラが搭載されており、腕から外して写真やビデオ撮影に使うためと推測される。
「V1」と呼ばれた初代では、このうち背面カメラが手首から神経信号を拾う機能に干渉する問題があったと報じられていた。
Metaは一昨年、手首からEMG(筋電)センサーを拾って機器を操作できるコントローラーの構想を説明し、「手首を通る信号はとてもクリアで、EMGはわずか1ミリの指の動きも検知できる」と述べていた。新型では、背面カメラとEMGセンサーを共存させる方法が編み出されたのかもしれない。
匿名の情報筋によると、Metaはこのスマートウォッチをメタバース関連デバイスとする意図がありつつ、その前に「ユーザーがフォームファクターに慣れ始めるように」出荷するつもりだという。が、具体的にいつ発売するかには言及されていない。
「メタバースの操作機器としての手首デバイス」は興味深い構想ではあるが、一般的にスマートウォッチは母艦となるスマートフォンとの連携が重視されており、iOSやAndroidに深く踏み込みにくいMetaがその問題をどうクリアするかが課題なのかもしれない。ともあれ、続報を待ちたいところだ。
Source: Kuba Wojciechowsk(Twitter)
via: 9to5Google