ガジェット米国の主要通信事業者と交渉中とのこと
米Amazon、プライム会員向け「無料モバイル通信サービス」を計画中か
米Amazonは、同社のサブスクリプションサービスであるAmazon Primeの加入者特典として、低価格なモバイル通信サービスの提供を計画しているようだ。
Bloombergによると、AmazonはPrime加入者向けに10ドル、あるいは無料でモバイル通信サービスを提供するため、Verizon、T-Mobile、AT&T、Dish Networkらと交渉を行っているという。交渉が始まってから6〜8週間とのことで、計画の立ち上げには今後数か月を要する可能性がある。また、計画自体が破棄される可能性もあるとしている。
米AmazonのPrimeサービスは、配送料無料や、Amazon Prime Video、Amazon Prime Musicなどのサービスも利用できるが年会費は139ドルとかなり高い印象がある。このためか、Prime加入者はここ数年伸び悩んでいるようだ。
計画されている通信サービスがどのようなものになるのか、具体的な内容は今のところ不明だが、もし提供されればPrimeの目玉機能になりそうだ。反面、既存の通信事業者からすると格安での通信サービスは、自身の顧客を奪われかねない。とはいえ、Amazonから得られる契約金は、懐事情の厳しい通信事業者にとって魅力的に映るかもしれない。
なおGoogleは、T-Mobileの回線を利用したMVNOサービスGoogle Fiを展開しているが、データ容量無制限プランは50ドルからとなっている(ただし、35GBを超えると通信速度は遅くなる)。
Amazonがモバイル事業に参入するのは、これが初めてではない。2014年にはFire OS搭載のスマートフォンFire Phoneをリリースしていたが、1年後には撤退した。そして来年には、Project Kuiperという衛星インターネットサービスのテストを開始する予定となっている。
Source: Bloomberg
Bloombergによると、AmazonはPrime加入者向けに10ドル、あるいは無料でモバイル通信サービスを提供するため、Verizon、T-Mobile、AT&T、Dish Networkらと交渉を行っているという。交渉が始まってから6〜8週間とのことで、計画の立ち上げには今後数か月を要する可能性がある。また、計画自体が破棄される可能性もあるとしている。
米AmazonのPrimeサービスは、配送料無料や、Amazon Prime Video、Amazon Prime Musicなどのサービスも利用できるが年会費は139ドルとかなり高い印象がある。このためか、Prime加入者はここ数年伸び悩んでいるようだ。
計画されている通信サービスがどのようなものになるのか、具体的な内容は今のところ不明だが、もし提供されればPrimeの目玉機能になりそうだ。反面、既存の通信事業者からすると格安での通信サービスは、自身の顧客を奪われかねない。とはいえ、Amazonから得られる契約金は、懐事情の厳しい通信事業者にとって魅力的に映るかもしれない。
なおGoogleは、T-Mobileの回線を利用したMVNOサービスGoogle Fiを展開しているが、データ容量無制限プランは50ドルからとなっている(ただし、35GBを超えると通信速度は遅くなる)。
Amazonがモバイル事業に参入するのは、これが初めてではない。2014年にはFire OS搭載のスマートフォンFire Phoneをリリースしていたが、1年後には撤退した。そして来年には、Project Kuiperという衛星インターネットサービスのテストを開始する予定となっている。
Source: Bloomberg