ガジェット一部はAndroid 10でも利用可能
Google、Androidスマホの盗難対策強化を発表。ひったくりをAI検知してロックなど
Googleは15日(現地時間)、Androidスマートフォンが盗難された場合に備える新機能の数々を発表した。その一部は今秋に登場するAndroid 15専用だが、それよりも古いバージョンにも複数の対策が2024年内に提供される予定だ。
■盗難検知ロック
何者かがユーザーの手からスマホをひったくり、走ったり、自転車に乗ったり、車で走り去ろうとしたことをAIで検知。スマホの画面が素早くロックされ、泥棒がデータに簡単にアクセスできないようにする。
■オフラインデバイスロック
泥棒がスマホをオフラインにして「デバイスを探す」で検知できないようにすると、画面がロックされる。認証に何度も失敗するなど、盗まれた兆候を認識した場合も画面をロックする。
■リモートロック機能
手元にスマホがない場合でも「android.com/lock」にアクセスして電話番号を入力し、セキュリティに関する質問に答える(つまりパスワードを忘れていても使える)ことで、端末をロックできる。
これら「盗難検知ロック」「オフラインデバイスロック」「リモートロック」は2024年内にGoogle Playサービスのアップデートにより、Android 10以上の端末で利用可能となる。
ここから後は、すべてAndroid 15専用の機能である。
■工場出荷時リセットのアップグレード
泥棒がスマホを強制的にリセットした場合、Googleアカウントの認証情報を知らない限り、再設定できなくなる。これにより盗まれた端末は販売できなくなり、盗む動機が減る。
■プライベートスペース
スマホ内に作った隠し領域内に健康情報や財務データなどを含む可能性あるアプリを置き、固有の暗証番号でロックする。泥棒が貴重なデータを抜き取ることを防ぐことができる。
■機密性に関するデバイス設定の変更手順を増やす
「デバイスを探す」を無効にしたり、画面のタイムアウトを延長したりするには、PIN、パスワード、または生体認証が必要となる。
■泥棒に盗まれた場合に備えて認証機能を強化
信頼できない場所から Googleアカウントや端末の重要な設定(暗証番号の変更、盗難防止機能の無効化、パスキー等)にアクセスしたり変更する際に、生体認証が必要となる。
このうち最後のものは、iOS 17.3以降に導入された盗難デバイス保護機能に似ている。
アップルとGoogleは、不審なBluetoothトラッカーの検知を含む業界規格DULTを共同で作成し、それぞれのOSに実装している。ユーザーの安全を守るセキュリティ対策は、シェア争いはひとまず脇に置き、今後も足並みを揃えて進めていくと期待したいところだ。
Source: Google
via: The Verge
■盗難検知ロック
何者かがユーザーの手からスマホをひったくり、走ったり、自転車に乗ったり、車で走り去ろうとしたことをAIで検知。スマホの画面が素早くロックされ、泥棒がデータに簡単にアクセスできないようにする。
■オフラインデバイスロック
泥棒がスマホをオフラインにして「デバイスを探す」で検知できないようにすると、画面がロックされる。認証に何度も失敗するなど、盗まれた兆候を認識した場合も画面をロックする。
■リモートロック機能
手元にスマホがない場合でも「android.com/lock」にアクセスして電話番号を入力し、セキュリティに関する質問に答える(つまりパスワードを忘れていても使える)ことで、端末をロックできる。
これら「盗難検知ロック」「オフラインデバイスロック」「リモートロック」は2024年内にGoogle Playサービスのアップデートにより、Android 10以上の端末で利用可能となる。
ここから後は、すべてAndroid 15専用の機能である。
■工場出荷時リセットのアップグレード
泥棒がスマホを強制的にリセットした場合、Googleアカウントの認証情報を知らない限り、再設定できなくなる。これにより盗まれた端末は販売できなくなり、盗む動機が減る。
■プライベートスペース
スマホ内に作った隠し領域内に健康情報や財務データなどを含む可能性あるアプリを置き、固有の暗証番号でロックする。泥棒が貴重なデータを抜き取ることを防ぐことができる。
■機密性に関するデバイス設定の変更手順を増やす
「デバイスを探す」を無効にしたり、画面のタイムアウトを延長したりするには、PIN、パスワード、または生体認証が必要となる。
■泥棒に盗まれた場合に備えて認証機能を強化
信頼できない場所から Googleアカウントや端末の重要な設定(暗証番号の変更、盗難防止機能の無効化、パスキー等)にアクセスしたり変更する際に、生体認証が必要となる。
このうち最後のものは、iOS 17.3以降に導入された盗難デバイス保護機能に似ている。
アップルとGoogleは、不審なBluetoothトラッカーの検知を含む業界規格DULTを共同で作成し、それぞれのOSに実装している。ユーザーの安全を守るセキュリティ対策は、シェア争いはひとまず脇に置き、今後も足並みを揃えて進めていくと期待したいところだ。
Source: Google
via: The Verge