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ガジェット刃の素材が航空宇宙産業に使われているため

宇宙をイメージした“アドリアブルー”。フィリップス、最上位シェーバー「S9000」新色発表

Gadget Gate
公開日 2024/05/30 13:15 編集部:平山洸太
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フィリップス・ジャパンは、同社シェーバーの最高峰モデル「フィリップス S9000 シリーズ」「フィリップス S9000 プレステージ」において、新色「アドリアブルー」を6月5日に発売する。

ラインナップは3種類。価格はいずれもオープンだが、S9000 シリーズ プレステージは8万円強、S9000 シリーズは5万円台の実売が予想される。

“上質なシェービング体験”を追求したというS9000 シリーズおよびS9000 プレステージに、宇宙空間の深い色をイメージしたというアドリアブルー色がラインナップに追加される格好だ。

宇宙にちなんだ色を採用した理由は、本機に搭載するステンレス刃「Space Grade Steel」が航空宇宙用にも使用されているためだという。

またデザインとして、本体表面には格子模様が施されている。これは内刃の素材に採用されている、オーステナイト系ステンレス鋼の原子構造をイメージしたものとなる。

両モデルでは、ヒゲを持ち上げてカットするスーパーリフト&カットテクノロジーにより、剃り残し0mmの深剃りをアピール。また、ヒゲの密度を毎秒500回感知するシステムにより、ヒゲの濃さに合わせて自動でパワーを調整、ヒゲの濃い箇所も剃り切るとしている。

1939年の発売以来、シェーバー刃はオランダで製造を続けており、現在ではドラハテンの工場で製造を行っているとのこと。両モデルとも、毎分150,000回カットする72枚刃を搭載。外刃と内刃ともに、ステンレス素材を採用している。

ちなみに外刃と内刃では、別のステンレス素材を採用する。外刃には低アレルギー性で外科医療グレードのサージカルステンレスを使用。ニッケルの割合が非常に低いため、ニッケルアレルギーを起こりにくいという。また内刃にはスウェーデン生産のオーステナイト系ステンレス鋼材を採用し、防錆性と耐久性を追求している。

加えて、同社シェーバーの特徴として、内刃は回転するたびに自動で外刃によって磨かれると説明。常にシャープな剃り味が持続するだけでなく、交換目安は2年間という耐久性をアピールする。

また、肌の負担を低減する仕組みとして、S9000 プレステージには最大50万個のマイクロビーズで肌との摩擦を50%減らす「スキンプロテクションテクノロジーPro」を搭載。S9000 シリーズにはマイクロビーズコーティングで肌との摩擦を25%減らす「スキンプロテクションテクノロジー」を備える。

また、S9000 プレステージは付属の充電パッドにより、ワイヤレスで本体を充電することが可能。この充電パッドは他のQi規格準拠デバイス(Qi1.2)にも対応する。

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