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特別コンテンツの会場限定配信も

東京ゲームショウ2009が開幕 - PSP go実機など注目トピック/注目作が目白押し

公開日 2009/09/24 19:20 Phile-web編集部
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日本最大規模のコンピュータエンタテイメントの総合展示会「東京ゲームショウ2009」が千葉・幕張メッセにて本日より開幕した。本日9日と明日25日はビジネスデーで、一般公開は26日、27日の2日間となる。


■プレステ・XBOX両陣営ともサードーパーティ作品展示を実施 - 3Dゲームのプレイアブル展示も

ソニー・コンピュータエンタテインメントのブースは、PS3およびPSPについて、ソニーだけでなくソフトメーカー各社最新作のプレイアブル展示を実施。隣にブースを構えるスクウェア・エニックスの人気シリーズ最新作、「ファイナルファンタジーXIII」のコーナーも設けられている。

ソフトメーカー各社の作品をSCEブースにて体験可能

「ファイナルファンタジーXIII」のコーナーも

また、先日のソニー ディーラーコンベンションで存在が明らかにされたPSP用の地図情報サービス「x-Radar Portable」(関連ニュース)も展示。12月中旬を予定しているサービスインを前に、実際にサービスを体験できる。なお、こちらではPSP goを使用してのデモとなっており、PSP goの実機を触れるという点も注目ポイントのひとつだ。

「x-Radar Portable」の実機デモも実施

PSP goを触れる点も注目ポイント

そのほか、ゲーム以外にもPlayStation Networkに関するデモも実施。こちらでは11月から「PlayStation Store」のサービスをリニューアルし、これまではアニメ関連が中心だった映像作品のダウンロード販売のタイトル拡充や、PSPで人気マンガが読めるコミック販売サービスなどを開始することが告知されている。

「PlayStation Store」のデモスペース

PSPでコミック配信を開始

なお、映像ダウンロードに関してはソニー・ピクチャーズ エンタテインメントやワーナー・ホーム・ビデオなどに加えてフジテレビジョンやテレビ東京、TBSオンデマンドといったテレビ局系の各社が参加することもアナウンスされている。料金などの詳細は未定だという。

ビデオ配信には16社が参加予定

また、ブースの一角には3Dゲームのプレイアブルデモも参考出展。次世代を担うであろう3Dゲームを実際にプレイできるとあって、ブースには順番待ちの長い列が出来ていた。

3Dゲームの体験コーナーには長い列ができていた

マイクロソフトのブースでも、各メーカーから発表されているXBOX 360の人気タイトル各種を体験可能。「HALO 3」などの人気作品や、「XBOX LIVE arcade」の各ソフトなどを遊ぶことができる。

「HALO 3」の体験コーナー

「XBOX LIVE arcade」の体験コーナー


ブース内では「XBOX LIVE」で視聴可能な番組「Inside XBOX」の収録も行われていた

また、マイクロソフトはコントローラーを必要としない新しいゲームシステム「Project Natal」に、カプコンやコーエー、コナミデジタルエンタテインメントなどを始めとするパブリッシャー16社から多数の支持が寄せられていることを発表。会期中にカプコンの稲船敬二氏 (代表作 : 『ロックマン』、『デッドライジング』)、セガの名越稔洋氏 (代表作 : 『龍が如く』シリーズ、『スーパーモンキーボール』)、コナミデジタルエンタテインメントの小島秀夫氏 (代表作 : 『メタルギアソリッド』シリーズ)の3名を招き、「Project Natal」についてパネルディスカッションを開催する。

■特別データの会場限定配信が注目を集める

ドラゴンクエストではニンテンドーDSのすれちがい通信を利用したデータ交換が話題になっているが、スクウェア・エニックスのブースでは会場限定で「ドラゴンクエスト モンスターバトルロードII」の「大魔王シドー」と「大魔王デスタムーア」のデータを特別配信。DSを広げる来場者で人だかりができていた。

ブースの2ヶ所で特別データの配信を実施

すれちがい通信に関するデータ表の展示も

また、コナミも人気シリーズ最新作「メタルギアソリッド」の体験版データ配信を実施。PSPを持参した来場者にUSB通信でデータを配布している。

体験版データを転送中

そのほか、バンダイナムコのブースでも「THE iDOLM@STER Dearly Stars」の特別データ配信を実施。主役キャラクター3人のスペシャルインタビューやエキストラステージのデータをダウンロードできる。

エキストラステージなどのデータを特別配信

どちらのデモも来場者からの注目は高いようで、多様化するゲームの楽しみ方を象徴するような展示となっている。

■ゲーム博物館は“歴史”がテーマ

会場にはメーカー各社のブースのほか、「ゲーム博物館」と名付けられた展示も。こちらでは1983年のファミコン誕生から現在に至るまでの主な歴史を振り返る年表や、PS3とXBOXの分解モデルによるハード進化の歴史などを見ることができる。

「ゲーム科学博物館」と題した展示を用意


PlayStation 3の進化の過程を解説するパネル

新型PS3「CECH-2000A」の分解モデルも

また、「戦国BASARA」や「戦国無双」などのヒットに端を発する歴史ブームを受けて、有名武将の甲冑を展示するブースも用意。大河ドラマで人気を集める直江兼次を始め、織田信長や真田幸村などの甲冑を自治体の協力の下に展示している。

有名武将の甲冑が並ぶブースも。ブース内では「戦国BASARA」などが遊べるようになっている


■ケータイには懐かしタイトルが

NTT Docomoブースでは携帯電話用ゲームの各ソフトをプレイアブル展示。「ドラゴンクエスト III」や「ファイナルファンタジー IV」など、ファミコンやスーパーファミコン時代の人気作がケータイゲームとして蘇っている。

NTT docomoブースには懐かしいタイトルが

“ギャルゲー”の元祖的存在「ときメモ」最新作も

また、同ブースではブース内にコーナーを設けている11社を回るスタンプラリーも実施。各社のコーナーでゲームを体験するとケータイクリーナーがもらえるようになっており、スタンプラリーを回りきるとそれらが12連ストラップになるという催しが行われている。

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