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オンライン/リアルの紙媒体書店とも連携したサービスを提供

DNP/ドコモ/CHI、電子書籍ストア「2Dfacto」を1月12日にオープン

公開日 2011/01/11 17:49 ファイル・ウェブ編集部
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大日本印刷(DNP)とドコモ、CHIの共同事業会社「トゥ・ディファクト」は、DNPが既に提供している電子書籍サービス「honto」を利用し、ドコモのスマートフォン等向け電子書籍ストア「2Dfacto(トゥ・ディファクト)」を1月12日より開設することを発表した。これに伴い現在運営されている「honto」は、DNPから(株)トゥ・ディファクトへと運営が移管される。

電子書籍ストア「2Dfacto」は、電子書籍サービス「honto」にもラインナップされている文芸書やコミックを中心に約2万点から電子書籍を販売。当初の対応端末は、ドコモのスマートフォンXperia、GALAXY S、GALAXY Tab、LYNX 3D、REGZA Phone、Optimus chat(2月発売予定)、そしてブックリーダーSH-07C(1月21日発売)。今後発売されるドコモのスマートフォンやブックリーダーについても対応を行う予定とのこと。

「2Dfacto」のトップページ(イメージ)

テキストの表示には、ディスプレイ用に改訂したDNPの「秀英横太明朝体」を採用

購入した本を自由にフォルダ分けして管理できる「My本棚」機能なども用意される

サービスの利用には会員登録(無料)が必要。コンテンツ購入にはクレジットカードやWEBmoneyを使うことができる。2月以降は、ドコモの端末で利用した場合はケータイ料金と一緒に支払えるようになる予定だ。

2011年末までには新刊書や雑誌、新聞、動画などを盛り込んだリッチコンテンツなど約10万点までコンテンツを拡充する予定。さらに、DNPグループのオンライン書店ビーケイワンと、リアル書店(丸善、ジュンク堂、文教堂)とも連携した「ハイブリッド型総合書店」を目指し、これら3書店での購入履歴を元にオススメ商品を紹介する「レコメンド機能」や、共通で利用できる「ポイントサービス」、購入した紙と電子の書籍を端末で一覧できる「電子書棚機能」などの提供を予定しているという。

また、端末での利便性向上のために、ユーザーが所有する複数の端末で同一の電子書籍を読める「マルチデバイス1コンテンツ」機能や、しおりやマーカーなどで記録した情報を複数の端末で共有できる「sync」機能なども2011年中に提供するとのことだ。

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