レコチョク、DRMフリー/高音質化 − PC/マルチデバイス対応も

（株）レコチョクは、同社が運営する音楽配信サイト「レコチョク」をリニューアル。着うたなどに加え、新たにPC向けの音楽配信をスタートするほか、マルチデバイス対応や音質向上などの機能強化が行われた。

PC向け音楽配信は、スマートフォン版と同様最新J-POPから洋楽、ロック、クラシックなど様々なジャンルの約100万曲を用意。シングルのほかアルバムも用意しており、収録曲を一括ダウンロードすることもできる。価格は1曲辺り150円〜250円（税込）で、決済はクレジットカード。

利用可能な環境は、Windowsの場合はXP/Vista/7以上でIE8以上／Firefox13以上、Google Chrome20以上。Macの場合はOS 10.6以上でSafari5以上、Google Chrome20以上。

また、「おあずかりサービス」が進化。このサービスを利用すれば、購入した端末に関わらずスマートフォン（Android/iOS）、パソコン、タブレット、ニンテンドー3DS（12月配信開始）など複数の端末で、追加料金無しで何回でもダウンロード・再生することが可能となる。ダウンロード可能なデバイスの同時利用は最大10台まで。なお「おあずかりサービス」を利用するには、無料メンバーサービス「クラブレコチョク」の登録が必要となる。

さらに、音質を128kbpsから320kbpsのAAC形式に向上（ただし、ニンテンドー3DSおよびレコチョクアプリでスマートフォンにダウンロードした場合は、これまでどおり128kbpsのみ対応）。加えてDRMフリーでの配信に変更されたため、購入楽曲をウォークマンなどの音楽プレーヤーなどに転送して持ち出すことも可能になった。

なお同社は今後もさらなる機能強化を予定。iPhone向けプレーヤーアプリ「レコチョク plus+」で、iPhone内にあるレコチョク以外で入手したDRMフリー楽曲の再生にも近日対応予定だという。

現在レコチョクではキャンペーンを実施中。「クラブレコチョク」に登録しているユーザーを対象に、旅行券（60万円分）やbeats by dr.dreのイヤホンなど総額250万円相当の賞品が抽選で合計320名様にプレゼントされる。