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東日本大震災の関連資料を包括検索できるポータルサイトが公開 − 国立国会図書館が管理

公開日 2013/03/07 17:57 ファイル・ウェブ編集部
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総務省と国立国会図書館は、東日本大震災に関するデジタルデータを検索・活用できるポータルサイト「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく)」を公開した。


「ひなぎく」トップページ
「ひなぎく」は、2月まで試験公開されていた「東日本大震災アーカイブ(開発版)」にコンテンツや機能が追加されたもの。「NHK東日本大震災アーカイブス」やYahoo!の「東日本大震災写真保存プロジェクト」の動画/写真、「日本原子力研究開発機構図書館蔵書」、国立国会図書館の震災関連文書などを包括的に検索できる。

「ひなぎく」の愛称は、「Hybrid Infrastructure for National Archive of the Great East Japan Earthquake and Innovative Knowledge Utilization 」の頭文字をとったもの。ひなぎくの花言葉である「未来」「希望」「あなたと同じ気持ちです」に、復興支援という事業の趣旨も込められているという。

今後は連携先を増やし、検索できる情報を更に充実させていく予定だという。

また、3月26日(火)に、東日本大震災アーカイブに関連するシンポジウムが開催される。宗教学者の山折哲雄氏による基調講演や、記録収集・保存等の事例報告、津田大介氏をコーディネーターに迎えたパネルディスカッションなどが行われる。シンポジウムのもようはUstreamで生中継される。

・日時:3月26日(火) 14:00 〜 17:00 (13:30開場)
・会場:国立国会図書館 東京本館 新館 講堂
    国立国会図書館 関西館 1階 第一研修室
    ※東京本館のシンポジウムの様子を関西館にテレビ中継
・募集人数:東京本館250名、関西館60名(先着順)
・参加費:無料
・申し込み:こちらのフォームから申し込み。締切は3月20日(先着順、定員となり次第受け付け終了)。
・詳細:http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/archive-sympo.html

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