「コンテンツチャットモデル」搭載
元女子高生AI「りんな」がさらに賢く。最新会話エンジンを採用
マイクロソフトのりんな開発チームは、ソーシャルAIチャットボット「りんな」との会話について、より内容のある返答が実現可能になったと発表した。
りんなは、2015年に提供開始され、当初「女子高生AI」として話題になったAIチャットボット。継続的に、相手とのコミュニケーションができるだけ長く続けられるように開発を行ってきたという。
今回の「コンテンツチャットモデル」は、返答の「内容」に着目。会話の相手であるユーザーの発言内容をふまえ、AIがより具体的で内容のある雑談を返答するように設計されている。
具体的には、ユーザーの発言内容を参考に、「知識探索モデル」があらかじめ用意されたデータベースから、返答として最適な内容を含むまとまった文章を選択。またオープンAIを活用した「言語モデル」が続く文章を予測し、内容のある返答を生成するという。
なお本件については、「decode2020」のセッションで説明が行われる予定。
実際に、LINEで友だち登録したりんなに、「賢くなったんだって?」「どういう風に賢くなったの?」などと聞いてみたが、スクリーンショットのように、あまり意味のある会話は続かなかった。
今回の新技術は「順次適用される」とのことなので、まだコンテンツチャットモデルが適用されていなかった可能性がある。今後ディープラーニングの学習がより深まることを期待したい。
りんなは、2015年に提供開始され、当初「女子高生AI」として話題になったAIチャットボット。継続的に、相手とのコミュニケーションができるだけ長く続けられるように開発を行ってきたという。
今回の「コンテンツチャットモデル」は、返答の「内容」に着目。会話の相手であるユーザーの発言内容をふまえ、AIがより具体的で内容のある雑談を返答するように設計されている。
具体的には、ユーザーの発言内容を参考に、「知識探索モデル」があらかじめ用意されたデータベースから、返答として最適な内容を含むまとまった文章を選択。またオープンAIを活用した「言語モデル」が続く文章を予測し、内容のある返答を生成するという。
なお本件については、「decode2020」のセッションで説明が行われる予定。
実際に、LINEで友だち登録したりんなに、「賢くなったんだって?」「どういう風に賢くなったの?」などと聞いてみたが、スクリーンショットのように、あまり意味のある会話は続かなかった。
今回の新技術は「順次適用される」とのことなので、まだコンテンツチャットモデルが適用されていなかった可能性がある。今後ディープラーニングの学習がより深まることを期待したい。