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ジャンルや言語を超えるハイブリッドなアプローチが増える

Spotify、2022年に活躍を期待する10組のアーティストを「RADAR:Early Noise」として発表

公開日 2022/01/18 15:00 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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音楽ストリーミングサービスのSpotifyは、2022年に飛躍が期待される10組のアーティストを「RADAR:Early Noise 2022」として選出し、国内外の音楽ファンに向けていち早く紹介していくことを発表した。

「RADAR:Early Noise 2022」に選ばれたアーティスト

2017年より国内でもスタートした「RADAR:Early Noise」は、これまでにあいみょん、Official髭男dism、King Gnu、藤井風、Vaundyといったアーティストを選出。プレイリストを基軸とした紹介やマーケティングサポートに加え、Spotifyのグローバルなリーチを活かして、海外への紹介や海外アーティストとのコラボなど、国を超えたアーティストのサポート活動なども行なっている。

スポティファイジャパンの音楽事業部門を担当する芦澤紀子さんによると、今年の「RADAR:Early Noise」の特徴として、セルフプロデュース力の高いアーティストが増えていること、また多様な出自を持つメンバーにより、ジャンルや言語を超えるハイブリッドなアプローチをするアーティストが増えているという。その背景には、SNSネイティブ世代が音楽シーンに登場してきたことにより、ストリーミングやSNSを活用しながら音楽発信を行うアーティストが増えてきたことがあるとしている。

今年の「RADAR:Early Noise 2022」は以下の通り。

・ao
2006年生まれ、2021年にメジャーデビューを果たした15歳のシンガーソングライター

・秋山璃月(あきやまりつき)
2017年に開催された「未確認フェスティバル」でグランプリを獲得。吟遊詩人のようなスタイルで歌う

・ego apartment
サイパン、シドニー、大阪出身のボーダレスな3ピースバンド。日本語と英語を駆使する楽曲スタイル

・CVLTE(カルト)
2018年から札幌で活動を開始、オルタナティブロックにエレクトロやヒップホップなどの要素も取り入れる

・菅原圭
中性的で切なさを纏う声が特徴。自身で作詞作曲を手がけるほか、ボカロPの楽曲なども歌う

・tonun(とぬん)
作詞作曲、トラックメイクも自身で手がける。毎月楽曲をリリースするなど多作でも知られる

・Bialystocks(ビアリストックス)
映画監督の顔を持つ甫木元空とジャズピアニストとしても活躍する菊池剛の2人組ユニット

・Bleecker Chrome(ブリーカークローム)
2019年に1stEPをリリースしてデビューした3人組ヒップホップユニット。KENYAはソロとしても活躍

・Penthouse
東大の音楽サークルのOBによる6人組の「シティソウルバンド」。ピアニスト角野隼斗(カティン)も参加

・WurtS(ワーツ)
昨年本格始動したソロアーティスト。研究者かつ音楽家というスタンスで楽曲をリリースする

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