文字入力だけに留まらない利便性
すべてのキーを横一列に配置したキーボード、Google「Gboard 棒バージョン」。自作できる設計図も公開
GoogleのAndroid/iOS用キーボードアプリ「Gboard」チームは、キータイピングにおいて入力したいキーを探す手間を改善するソリューションとして「Gboard 棒バージョン」を発表した。
同チームは、入力したい文字が探しにくい理由を「キーが平面上に配置されているため上下と左右の2方向に探す必要があり、そのために同じキーを何度も見てしまったり、キーの見落としが発生する」とし、「すべてのキーを一列に配置することにより、入力したい文字を探しやすくした」とのこと。
すべてのキーを1列に配列したことから筐体の横幅は1650mmにもおよぶため、打鍵時には自然と腕が伸び、仕事中のストレッチ効果が見込めるほか、ピアノのように2人で連弾を楽しむことができると謳う。
奥行きサイズは一般的なキーボードの約1/5を実現(同チームは「猫が歩いて渡れるくらいの幅」と表現)しており、机を広く使いたいというユーザーのニーズもキャッチ。また、スマートな形状は、使用しない場合には隙間への収納も可能だとしている。
その他、バグ取りモジュールの装着による、虫取り棒としての利用や、壁のスイッチなどを押す「ちょうどいい棒」としての使用方法や、おおまかに長さが測れる物差し機能、長さを活かした物干し機能など、利用シーンは文字入力だけに留まらないとアピールしている。
キー配列は一般的なキーボードに近い「1次元 QWERTY 配列」に加え、直感的な ABC 順の「ASCII コード配列」にも対応。断面二次モーメントは、0.53×10^4[mm^4]、キー荷重は30〜55g、両端指支持時の耐荷重は「Tシャツ3枚分くらい」と説明する。
Gboard 棒バージョンの開発について同チームは、「これまでの私たちは、「キーボード」の「キー」の部分に焦点をあてた開発を続けてきましたが、今回は「キーボード」の「ボー」の部分に着目し、開発した」とコメントしている。
今後は、絵文字入力や持ち運びに便利な丸めるバージョン、さらに文字を含めたロング棒バージョン、七色に光るゲーミングバージョンなどを検討しているとのことだ。
なお、本製品は発売予定が無く、3Dプリンターやプリント基板加工機を用いいた自作用の設計図、回路図、ファームウェアなどを、オープンソースとして公開。主に英語圏のパソコンで用いられるキーボードのキー配列の一つ「101キーボード」にちなみ10月1日から公開を開始している。
同チームは、入力したい文字が探しにくい理由を「キーが平面上に配置されているため上下と左右の2方向に探す必要があり、そのために同じキーを何度も見てしまったり、キーの見落としが発生する」とし、「すべてのキーを一列に配置することにより、入力したい文字を探しやすくした」とのこと。
すべてのキーを1列に配列したことから筐体の横幅は1650mmにもおよぶため、打鍵時には自然と腕が伸び、仕事中のストレッチ効果が見込めるほか、ピアノのように2人で連弾を楽しむことができると謳う。
奥行きサイズは一般的なキーボードの約1/5を実現(同チームは「猫が歩いて渡れるくらいの幅」と表現)しており、机を広く使いたいというユーザーのニーズもキャッチ。また、スマートな形状は、使用しない場合には隙間への収納も可能だとしている。
その他、バグ取りモジュールの装着による、虫取り棒としての利用や、壁のスイッチなどを押す「ちょうどいい棒」としての使用方法や、おおまかに長さが測れる物差し機能、長さを活かした物干し機能など、利用シーンは文字入力だけに留まらないとアピールしている。
キー配列は一般的なキーボードに近い「1次元 QWERTY 配列」に加え、直感的な ABC 順の「ASCII コード配列」にも対応。断面二次モーメントは、0.53×10^4[mm^4]、キー荷重は30〜55g、両端指支持時の耐荷重は「Tシャツ3枚分くらい」と説明する。
Gboard 棒バージョンの開発について同チームは、「これまでの私たちは、「キーボード」の「キー」の部分に焦点をあてた開発を続けてきましたが、今回は「キーボード」の「ボー」の部分に着目し、開発した」とコメントしている。
今後は、絵文字入力や持ち運びに便利な丸めるバージョン、さらに文字を含めたロング棒バージョン、七色に光るゲーミングバージョンなどを検討しているとのことだ。
なお、本製品は発売予定が無く、3Dプリンターやプリント基板加工機を用いいた自作用の設計図、回路図、ファームウェアなどを、オープンソースとして公開。主に英語圏のパソコンで用いられるキーボードのキー配列の一つ「101キーボード」にちなみ10月1日から公開を開始している。