表参道で12月1日まで
「Kindle Fire HDX」体験型スペースが期間限定オープン − VOD対応機器拡大もアナウンス
Amazonは、独自のタブレット機器「Kindle Fire HDX」(関連ニュース)を本日から国内販売開始したことに合わせ、表参道にKindle Fireの体験型スペース「Kindle エンタメステーション」を期間限定でオープンした。オープン期間は11月28日から12月1日まで。
本日プレス向けの説明会が開催され、KindleFire新モデルの紹介を行うとともに、先日サービスをスタートしたVODサービス「Amazon インスタント・ビデオ」(関連ニュース)の詳細や詳細についても明らかにされた。
現在のところ、国内におけるAmazon インスタント・ビデオの対応機器は、2012年モデルの「Kindle Fire」「Kindle Fire HD」、2013年モデルの「Kindle Fire HD 7」「Kindle Fire HD 8.9」「Kindle Fire HDX 7」「Kindle Fire HDX 8.9」。このほかPCのブラウザでも視聴できる。
アマゾン ジャパン(株)社長のジャスパー・チャン氏は、「今後、Kindle以外のデバイスでも視聴できるようにしていきたい」と述べ、対応デバイスの拡大を行うと明言した。ただし今後対応予定のデバイスの詳細や時期などについては明らかにされなかった。なお米国では、Xbox 360、PS3、Wii、Wii U、iPad、Roku、薄型テレビ、BDプレーヤー、STBなど、様々な機器でAmazon インスタント・ビデオを視聴できる。
さらに、同じく米国で展開している定額制の見放題サービス「Prime Instant Video」についても、「ユーザーが求めるサービスを提供するのが我々の基本的なスタンス」と同社Kindleデバイス&アクセサリー事業部 事業部長の小河内 亮氏は述べ、検討に前向きな姿勢を示した。
■「Kindleのあるライフスタイル」が体感できる
「Kindle エンタメステーション」の営業時間は11時〜21時で、場所はベーカリーカフェ 426(東京都渋谷区神宮前 4-26-18)。Kindle Fire HDXのタッチ&トライが行えることはもちろん、リビングやキッチン、寝室など、日常をイメージした空間で「Kindleのあるライフスタイル」を体感できる。また、Kindle Fire HDXからテレビにMiracastで映像や音声をワイヤレス送信するデモも体験することが可能だ。
期間中にイベントも行われる。11月30日(土)13:00〜13:40には、ダン・ブラウン最新作『インフェルノ』日本語版とKindle版の発売記念トークショーが開催され、作家の荒俣宏氏と翻訳者の越前敏弥氏が作品の魅力について語る。
さらにエンタメステーションがオープンしている期間中の常設イベントとして、アプリで操作するボール型のスマートトイ「Sphero」のゲーム大会も行われている。
■「Kindle Fire HDX」の軽さ・速さ・美しさをアピール
Kindle Fireの新モデルについて、同社社長のジャスパー・チャン氏は「軽さ、速さ、美しいディスプレイが特徴だ」と自信を見せる。
シリーズ上位機の「Kindle Fire HDX」は8.9型モデルと7型モデルの2種類をラインナップしており、いずれも容量は64GB/32GB/16GBの3種類を揃える。価格は8.9型が39,800円から、7型が24,800円から。
なお同社では、本日からKindle Fire HDXのFire OS 3.1アップデートを開始。社内ネットワークWi-Fi、VPN対応、ケルベロス認証、モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションを含む法人ユース向けの新機能が加わった。
チャン社長は「少し前からKindle HDXを使っているが、滑らかな操作性と豊富なコンテンツで、生活そのものが豊かになったと実感している」とコメント。今回のエンタメステーションについては「年末年始商戦を視野に入れ、多くの方々に体験してもらうことを目的にしている」と説明した。
またチャン社長はAmazonインスタント・ビデオについても言及し、「大手映画会社、テレビ局などに協力をいただき、26,000本を越える作品を用意できた。リアルのレンタル店舗と異なり、返却の必要がなく、延滞料も発生しない」とその魅力をアピール。さらに「今回動画サービスを提供開始したことにより、Amazonで主要デジタルコンテンツをすべて提供できるようになった」と意義の大きさを強調した。
端末の詳細については、前述の小河内事業部長が説明した。小河内氏は「Kindle Fire HDXの魅力は、一言でいえば『軽くて速くて画面も綺麗』ということ。それに加えて、前モデルから大変好評だった音についても、ドルビーデジタルプラスによってクオリティを高めている」と紹介。さらにMiracastを搭載していること、8.9型モデルは背面カメラが新たに追加されたことなどもアピールした。
なお小河内氏は、Kindle Fire HDXとAmazon インスタント・ビデオに採用されたドルビーデジタルプラスについて、「5.1chでエンコードされたコンテンツを、タブレットのステレオスピーカーで再生すると、非常に高いバーチャルサラウンド効果が得られる」と説明。Amazon インスタント・ビデオで配信されているコンテンツは、すべてではないものの、ほとんどの作品がドルビーデジタルプラスでエンコードされているという。
また同氏は、Kindle Fire HDXとiPad Airのスペック比較も紹介。質量が100g程度軽いこと、画素密度も339ppiとiPad Airに比べ高いことを訴求した。またプロセッサーについても「タブレットとして初めて2GHzを越える2.2GHzのものを採用し、非常に高速。さらにドルビーデジタルプラスもKindle Fire HDXだけのフィーチャーだ」とアピールした。
また価格面についても「高品質な端末を低価格で提供する」とし、16GBモデルではiPad Airに比べ1万円以上安いこと、64GBモデルでは2万円安価であることを紹介。手頃な価格で高性能なタブレットが手に入るメリットを強調した。
本日プレス向けの説明会が開催され、KindleFire新モデルの紹介を行うとともに、先日サービスをスタートしたVODサービス「Amazon インスタント・ビデオ」(関連ニュース)の詳細や詳細についても明らかにされた。
現在のところ、国内におけるAmazon インスタント・ビデオの対応機器は、2012年モデルの「Kindle Fire」「Kindle Fire HD」、2013年モデルの「Kindle Fire HD 7」「Kindle Fire HD 8.9」「Kindle Fire HDX 7」「Kindle Fire HDX 8.9」。このほかPCのブラウザでも視聴できる。
アマゾン ジャパン(株)社長のジャスパー・チャン氏は、「今後、Kindle以外のデバイスでも視聴できるようにしていきたい」と述べ、対応デバイスの拡大を行うと明言した。ただし今後対応予定のデバイスの詳細や時期などについては明らかにされなかった。なお米国では、Xbox 360、PS3、Wii、Wii U、iPad、Roku、薄型テレビ、BDプレーヤー、STBなど、様々な機器でAmazon インスタント・ビデオを視聴できる。
さらに、同じく米国で展開している定額制の見放題サービス「Prime Instant Video」についても、「ユーザーが求めるサービスを提供するのが我々の基本的なスタンス」と同社Kindleデバイス&アクセサリー事業部 事業部長の小河内 亮氏は述べ、検討に前向きな姿勢を示した。
■「Kindleのあるライフスタイル」が体感できる
「Kindle エンタメステーション」の営業時間は11時〜21時で、場所はベーカリーカフェ 426(東京都渋谷区神宮前 4-26-18)。Kindle Fire HDXのタッチ&トライが行えることはもちろん、リビングやキッチン、寝室など、日常をイメージした空間で「Kindleのあるライフスタイル」を体感できる。また、Kindle Fire HDXからテレビにMiracastで映像や音声をワイヤレス送信するデモも体験することが可能だ。
期間中にイベントも行われる。11月30日(土)13:00〜13:40には、ダン・ブラウン最新作『インフェルノ』日本語版とKindle版の発売記念トークショーが開催され、作家の荒俣宏氏と翻訳者の越前敏弥氏が作品の魅力について語る。
さらにエンタメステーションがオープンしている期間中の常設イベントとして、アプリで操作するボール型のスマートトイ「Sphero」のゲーム大会も行われている。
■「Kindle Fire HDX」の軽さ・速さ・美しさをアピール
Kindle Fireの新モデルについて、同社社長のジャスパー・チャン氏は「軽さ、速さ、美しいディスプレイが特徴だ」と自信を見せる。
シリーズ上位機の「Kindle Fire HDX」は8.9型モデルと7型モデルの2種類をラインナップしており、いずれも容量は64GB/32GB/16GBの3種類を揃える。価格は8.9型が39,800円から、7型が24,800円から。
なお同社では、本日からKindle Fire HDXのFire OS 3.1アップデートを開始。社内ネットワークWi-Fi、VPN対応、ケルベロス認証、モバイルデバイス管理(MDM)ソリューションを含む法人ユース向けの新機能が加わった。
チャン社長は「少し前からKindle HDXを使っているが、滑らかな操作性と豊富なコンテンツで、生活そのものが豊かになったと実感している」とコメント。今回のエンタメステーションについては「年末年始商戦を視野に入れ、多くの方々に体験してもらうことを目的にしている」と説明した。
またチャン社長はAmazonインスタント・ビデオについても言及し、「大手映画会社、テレビ局などに協力をいただき、26,000本を越える作品を用意できた。リアルのレンタル店舗と異なり、返却の必要がなく、延滞料も発生しない」とその魅力をアピール。さらに「今回動画サービスを提供開始したことにより、Amazonで主要デジタルコンテンツをすべて提供できるようになった」と意義の大きさを強調した。
端末の詳細については、前述の小河内事業部長が説明した。小河内氏は「Kindle Fire HDXの魅力は、一言でいえば『軽くて速くて画面も綺麗』ということ。それに加えて、前モデルから大変好評だった音についても、ドルビーデジタルプラスによってクオリティを高めている」と紹介。さらにMiracastを搭載していること、8.9型モデルは背面カメラが新たに追加されたことなどもアピールした。
なお小河内氏は、Kindle Fire HDXとAmazon インスタント・ビデオに採用されたドルビーデジタルプラスについて、「5.1chでエンコードされたコンテンツを、タブレットのステレオスピーカーで再生すると、非常に高いバーチャルサラウンド効果が得られる」と説明。Amazon インスタント・ビデオで配信されているコンテンツは、すべてではないものの、ほとんどの作品がドルビーデジタルプラスでエンコードされているという。
また同氏は、Kindle Fire HDXとiPad Airのスペック比較も紹介。質量が100g程度軽いこと、画素密度も339ppiとiPad Airに比べ高いことを訴求した。またプロセッサーについても「タブレットとして初めて2GHzを越える2.2GHzのものを採用し、非常に高速。さらにドルビーデジタルプラスもKindle Fire HDXだけのフィーチャーだ」とアピールした。
また価格面についても「高品質な端末を低価格で提供する」とし、16GBモデルではiPad Airに比べ1万円以上安いこと、64GBモデルでは2万円安価であることを紹介。手頃な価格で高性能なタブレットが手に入るメリットを強調した。