「日本のIT活用力を世界一に」
NEC、“誰でも買ったその日から使える”タブレット「LaVie Tab E」2機種
NECパーソナルコンピュータ(株)は、“誰でも買ったその日から楽しめる”エントリーユーザー向けのAndroidタブレット“LaVie Tab E”シリーズを5月22日に発売する。10.1型「TE510/S1L」と8型「TE508/S1」の2機種をラインナップする。
価格はいずれもオープンだが、直販サイト価格はTE510/S1L(10.1型)が31,800円(税抜)で、TE508/S1(8型)が20,800円(税抜)。10.1型はネイビーブルーの1色、8型はネイビーブルーとホワイトの2色をラインナップする。
同社がPC製品でアピールする「安心・簡単・快適」な利用環境をタブレットに投入したという製品。国内におけるタブレット端末の普及促進を狙うエントリーモデルとしてラインナップされており、A3サイズの初回セットアップ用シート「かんたん!セットアップシート」や、初心者向けマニュアル「かんたん! LaVie Tab for Android」などを同梱し、誰でも簡単に使用できるように配慮している。使用方法を動画で解説するサイトに接続する「動画なびポータル」アプリもプリインストールする。
TE510/S1L(10.1型)、TE508/S1(8型)ともに1,280×800ドットのIPS液晶を搭載。2機種は、ディスプレイサイズ以外は同一の仕様を備える。製品出荷時のOSはAndroid 4.2で、今後Android 4.4へのオンラインアップデートを予定している。プロセッサーはクワッドコアの1,3GHz MT8121を採用。メモリーは1GBのLPDDR2を搭載する。
内蔵ストレージの容量は16GBで、本体にはmicroSD/SDHCカードスロットも備えている。
通信方式はWi-Fiのみ対応で、IEEE802.11b/g/nに準拠。そのほか、Bluetooth4.0にも対応する。
なお、搭載するスピーカーは10.1型がステレオで8型がモノラル仕様。ドルビーの高音質技術「ドルビーデジタルプラス」も搭載しており、グラフィックイコライザー機能にも対応する。
いずれもリチウムポリマーバッテリーを搭載し、ウェブ閲覧時で約8時間、動画再生時で約7時間の駆動に対応するとしている。
また、イーブック イニシアティブ ジャパンが運営する電子書籍サイト「eBookJapan」と連携し、同サービスのアプリをプリインストール。eBookJapanでの電子書籍購入方法なども上述の初心者向けマニュアルに含めており、ユーザーが本体購入後にすぐ電子書籍を楽しめるようにしている。なお、製品には2,160円分のeBook図書券も付属する。
■「一般層にタブレットを普及させ、日本のIT活用力を世界一にしたい」
NECでは本日、記者発表会を開催した。同社 取締役 執行役員常務 留目真伸氏と商品企画本部 柴山友則氏が登壇し、新モデル2機種の製品概要や狙いについて説明を行った。
留目氏は、国内おけるタブレット端末の普及率が18%で他の先進国に比べて低いことを挙げ、「日本のタブレット市場が、本来の姿ではなくなっていることを改善したい。同時にまだ伸びしろがあるということだとも思う。タブレットがアーリーアダプターにしか普及しない状態のまま足踏みせず、エントリーユーザー層への普及拡大を促進したい。そのために、“買ったその日から誰でも使えるようになる”エントリーモデルを用意した」と、製品開発の狙いを説明した。
同氏は「これまでは、アーリーアダプターから一般へユーザー層が移っていく中で、ニーズの違いに上手く対応できていなかったと思う。加えて、一般層が“タブレットを使ってみたい”と思える魅力的なコンテンツを大きく訴求していくことも大事だ」とコメント。「NECはレノボとグローバル提携しているので、新製品では国産ベンダーの安心感と外資系ベンダーのリーズナブルさを両立し、一般ユーザーでも手の届きやすいモデルを実現できたと思う」と述べた。
また、今後の展望について「一昔前は、海外から見て日本人のIT活用力は高いと思われていた。こういった状況をもう一回作りたい。NECの役割・使命は、他社からシェアを取ることではなく、日本人がITを活用することで生活が豊かになり、生産性が高まり国際競争力が向上する…そのお手伝いをさせて頂くことだ。東京五輪が開催される2020年には、日本を世界で一番IT活用力のある国にしたいと思っている。2014年の出荷台数は個人普及率18%にあわせると700万台となるが、これを2020年には倍の年間1,400万台の市場にしていきたい。普及率62%を目指す」と語った。
【問い合わせ先】
NEC 121コンタクトセンター
TEL/0120-977-121
価格はいずれもオープンだが、直販サイト価格はTE510/S1L(10.1型)が31,800円(税抜)で、TE508/S1(8型)が20,800円(税抜)。10.1型はネイビーブルーの1色、8型はネイビーブルーとホワイトの2色をラインナップする。
同社がPC製品でアピールする「安心・簡単・快適」な利用環境をタブレットに投入したという製品。国内におけるタブレット端末の普及促進を狙うエントリーモデルとしてラインナップされており、A3サイズの初回セットアップ用シート「かんたん!セットアップシート」や、初心者向けマニュアル「かんたん! LaVie Tab for Android」などを同梱し、誰でも簡単に使用できるように配慮している。使用方法を動画で解説するサイトに接続する「動画なびポータル」アプリもプリインストールする。
TE510/S1L(10.1型)、TE508/S1(8型)ともに1,280×800ドットのIPS液晶を搭載。2機種は、ディスプレイサイズ以外は同一の仕様を備える。製品出荷時のOSはAndroid 4.2で、今後Android 4.4へのオンラインアップデートを予定している。プロセッサーはクワッドコアの1,3GHz MT8121を採用。メモリーは1GBのLPDDR2を搭載する。
内蔵ストレージの容量は16GBで、本体にはmicroSD/SDHCカードスロットも備えている。
通信方式はWi-Fiのみ対応で、IEEE802.11b/g/nに準拠。そのほか、Bluetooth4.0にも対応する。
なお、搭載するスピーカーは10.1型がステレオで8型がモノラル仕様。ドルビーの高音質技術「ドルビーデジタルプラス」も搭載しており、グラフィックイコライザー機能にも対応する。
いずれもリチウムポリマーバッテリーを搭載し、ウェブ閲覧時で約8時間、動画再生時で約7時間の駆動に対応するとしている。
また、イーブック イニシアティブ ジャパンが運営する電子書籍サイト「eBookJapan」と連携し、同サービスのアプリをプリインストール。eBookJapanでの電子書籍購入方法なども上述の初心者向けマニュアルに含めており、ユーザーが本体購入後にすぐ電子書籍を楽しめるようにしている。なお、製品には2,160円分のeBook図書券も付属する。
■「一般層にタブレットを普及させ、日本のIT活用力を世界一にしたい」
NECでは本日、記者発表会を開催した。同社 取締役 執行役員常務 留目真伸氏と商品企画本部 柴山友則氏が登壇し、新モデル2機種の製品概要や狙いについて説明を行った。
留目氏は、国内おけるタブレット端末の普及率が18%で他の先進国に比べて低いことを挙げ、「日本のタブレット市場が、本来の姿ではなくなっていることを改善したい。同時にまだ伸びしろがあるということだとも思う。タブレットがアーリーアダプターにしか普及しない状態のまま足踏みせず、エントリーユーザー層への普及拡大を促進したい。そのために、“買ったその日から誰でも使えるようになる”エントリーモデルを用意した」と、製品開発の狙いを説明した。
同氏は「これまでは、アーリーアダプターから一般へユーザー層が移っていく中で、ニーズの違いに上手く対応できていなかったと思う。加えて、一般層が“タブレットを使ってみたい”と思える魅力的なコンテンツを大きく訴求していくことも大事だ」とコメント。「NECはレノボとグローバル提携しているので、新製品では国産ベンダーの安心感と外資系ベンダーのリーズナブルさを両立し、一般ユーザーでも手の届きやすいモデルを実現できたと思う」と述べた。
また、今後の展望について「一昔前は、海外から見て日本人のIT活用力は高いと思われていた。こういった状況をもう一回作りたい。NECの役割・使命は、他社からシェアを取ることではなく、日本人がITを活用することで生活が豊かになり、生産性が高まり国際競争力が向上する…そのお手伝いをさせて頂くことだ。東京五輪が開催される2020年には、日本を世界で一番IT活用力のある国にしたいと思っている。2014年の出荷台数は個人普及率18%にあわせると700万台となるが、これを2020年には倍の年間1,400万台の市場にしていきたい。普及率62%を目指す」と語った。
【問い合わせ先】
NEC 121コンタクトセンター
TEL/0120-977-121