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用途は「健康管理」が1位

エプソン、ウェアラブル機器に関する意識調査を発表 - 「購入してみたい」は22%

公開日 2015/03/25 18:53 編集部:小澤貴信
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セイコーエプソンは、ウェアラブル機器に関する消費者意識調査レポートを実施。新生活シーズンに「ウェアラブル機器が欲しい」と回答した人は22%という結果となった。

新しい生活が始まるときに、普段買わないモノを購入してみたくなるかを20代から50 代の消費者300名にインターネット調査で聞いたところ、35%の人がこの時期に新しいモノを購入したいと考えていると回答した。このタイミングで「ウェアラブル機器を買ってみたいか」という質問も行ったところ、、22%の人が「購入してみたい」と回答した。この結果を同社は「徐々にウェアラブル機器への関心が高まり、生活の質向上のためのIT機器の活用が一般に浸透してきていることが伺える」と分析している。

ウェアラブル機器の購入意欲の調査結果

ウェアラブル機器の認知度についても調査。ウェアラブル機器を知っていると答えた人が57%となった。一方で「内容まで知っている」は10%に留まった。年齢別の結果からは、40代がウェアラブル市場のコアターゲット層であることが分かったという。

ウェアラブル機器の認知度の結果と、「知っている」人の年代分布

ウェアラブル機器の使用用途については、「健康管理(脈拍・睡眠サイクル・歩数などの測定)」が1位、次いで「特にない」「道案内・ナビゲーション」、次に「ランニングやサイクリング時のモニタリング(速度・距離・GPS・脈拍)」という結果となった。映画、音楽鑑賞、ゲーム用途など娯楽シーンでの要望は少なく、上記の年齢別認知度の結果とあわせ、健康に対しての意識が高くなる40代以降に「ウエアラブル機器」の認知度が高いことが使用用途にも現れていると分析されている。

「ウェアラブル機器を使ってやってみたいこと」の調査結果

ウェアラブル機器に関するイメージの調査では、1位が「未来的・先進的」という結果になったが、2位は「あまりイメージが無い」となった。一方で「生活が便利になりそう」は、「かっこいい」に次いで全体でも4位となっており、健康管理やランニング、サイクリング時の利用といったイメージがここでもあるようと同社は見ている。また、「仕事に使えそう」という回答は少ないことから、ビジネス利用へのイメージはまだ高くないとみられる。

「ウェアラブル機器のイメージ」の調査結果

またウェアラブル機器に求める条件については、1位「使いやすさ」、2位「精度・正確性」、3位は「シンプルな機能性」、4位が「装着感」となり、「見た目のカッコよさ」より、「使いやすさ」や「精度・正確性」を求める声が多く上がった。

「ウェアラブル機器に求める条件」の調査結果

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