2017年夏モデル発表会 詳報
ドコモ、2020年へ向け5Gで8KやVR推進。綾野剛さんやブルゾンちえみさんらも新スマホの魅力を語る【動画あり】
NTTドコモは本日、2017年夏の新製品発表会を開催。同社代表取締役社長の吉澤和弘氏が登場し、プレゼンテーションを行った。
今日の発表会のテーマは「Challenge to Change」。世界初 4K/HDR動画再生に対応した「Xperia XZ Premium」や、国内最速となる受信時最大788Mbps対応モデルなど、スマートフォン全8機種とタブレット1機種のラインナップの紹介(新製品の詳細はこちら)。さらに、次世代通信規格“5G”の取り組みや新料金プラン、機能強化などを説明した。
■“5G”は快適な通信環境だけでなく、様々な驚きや感動を提供する
“5G”は次世代の通信規格で、2020年の商用サービス開始を目指している。同時に撮影したあらゆる視点の映像を楽しる『高速・大容量』、特別な瞬間をタイムラグなく捉えられる『低遅延』、複数台のスマホの同時通信が可能となる『多数端末接続』という3つの特徴を挙げ、「5Gにより新しい体験を提供すると同時に、時間や場所など制限されずに誰もが楽しめるようにしていきたいと考えている」とした。
発表会では、5G世代で体験できることを体現したパフォーマンス「Here comes the 5G」を公開。ほぼ全編をスマホのカメラで撮影したという、女優の中条あやみさんと16人のパフォーマーによる映像作品で、最大16台のスマホで同時撮影している。さらにその映像を無線通信で集約、スイッチング・編集したとのこと。映像の後半には、会場に中条あやみさんらが登場。会場内でも多数のスマホを無線通信で繋ぎ、リアルタイムスイッチングによるライブパフォーマンスを披露した。
作品に参加した中条さんは、5Gについて「速い・便利だけではなく、楽しい瞬間、素敵な一瞬一瞬をリアルタイムで届けられるようになるというのが、未来的でワクワクすると思いました」とコメント。今後は「音楽が好きなので、アーティストのライブなどリアルタイムに発信されて、いろんな角度から見ている全員で楽しむことができたらいいなと思います」と期待を寄せた。
同社は5G世代の提供開始に向けた現在の取り組みとして、各パートナー企業との連携による、5Gを使った新たなサービスが体感できる「5Gトライアルサイト」を開始している。
第一弾として、東武鉄道グループと技術協力し、東京スカイツリータウン来場者向けに5Gの試験電波を使った8Kライブ映像配信を5月22日に実施。また5月28日までの期間、東京ソラマチにてスカイツリー展望デッキにある6つの4Kカメラを利用した180度ライブ映像配信をリアルタイムで見ることができるスペースも設置している。
お台場エリアにおいては、フジテレビとの取り組みを実施。ジオラマ上にARでスポーツ選手を合成する映像を投影する新体感コンテンツ「ジオスタ」の先行体験を開始する。その他にも8月に開催される「TOKYO IDOL FESTIVAL」において、事前に撮影したユーザーの映像を取り込み、スマホをステージにかざすと共演しているような映像として楽しめる参加型コンテンツが体験できるとのこと。
また、360度カメラやARを駆使した映像や4Kなどの高画質・太陽量の映像を、5Gの高速・大容量・低遅延といった特徴を活かして伝送する実験等をパナソニックと共同で実施。大容量なエンターテインメント映像などを、5G伝送によってその場にいるような高臨場感を体験できる、今までに無いエンターテインメントソリューションを提供するとしている。本日〜5月26日まで東京ビッグサイトで開催されている「Wireless Technology Park 2017」のパナソニックブースにおいて、高精細360度VR映像を体感できるとのこと。
ロゴは、2020年〜その先における新しい通信インフラとしての5Gの次世代感、期待感を表現したとのこと。吉澤氏も「快適な通信環境を提供するだけじゃなく、様々な便利だとか驚き、感動を提供するのが5Gと考えている」とし、「docomoは2020年を見据えて5Gの取り組みを加速させていく」と語った。
新料金プランには、端末購入補助がない代わりに利用料金からずっと1,500円割引となる「docomo with」を発表。対象モデルは「arrows be」「Galaxy feel」の2機種で、6月1日からスタートとなる。今後どういった機種が対象となるか?という問いには、「実際のユーザーの反応もみながら考えていきたい」と回答した。
同社は4月27日に「カケホーダイ&パケあえる」基本プランとして月額980円の『シンプルプラン』を発表しており、会場では“以前のように料金プランが複雑化してしまうのでは?”という質問もあったが、これについて吉澤氏は「いろんな立場や使い方があり、長期間使っているお客様に対して何かないのか?という声はずっとあった。それに応えるプランとして『docomo with』を考えた」と説明。「全体の料金体系としてはシンプル化をしていくが、一人一人のライフスタイルに寄り添って、料金サービスをさらに充実させていきたい」とした。
コミュニケーションをより豊かにする新技術として、タップレスに通話ができる機能「すぐ電」の音声終話対応や、伝言メッセージをテキストに変換する「みえる留守電」、またdocomoが開発した自然対話のプラットフォームを活用したホームコミュニケーションデバイス「petoco」などを紹介。
サービス面では、dマーケット上に2つの新サービスを追加する。一つは55歳以上の大人を中心とした「dエンジョイパス」。月額500円で人間ドッグや日帰り温泉などの優待が受け放題というもので、今夏に提供開始の予定。もう一つの「dジョブ」は、求人情報の検索からネット完結型のスマホワークを紹介する仕事探しのプラットフォーム。こちらは秋頃提供開始する予定とのこと。
その他、dポイントの取り扱い店舗拡充や、6月からはグアムでも利用できるようになる「ドコモスマートアイランドプロジェクト」を開始。海外での利用も推進していきたいとしている。また、Amazonでの購入代金を月々の利用料金と合わせて支払い可能とするサービスも予定。5月中に提供開始できるよう進めているとのこと。
同社は先月の決算発表にて、2017年度からの新たな中期戦略「beyond宣言」を発表。「お客様の期待を超える驚き・感動と、パートナーとの新しい価値の協創を今までにない挑戦により実現し続ける」とし、また次世代5Gで「豊かな未来の実現を目指す」としている。
今日の発表会のテーマは「Challenge to Change」。世界初 4K/HDR動画再生に対応した「Xperia XZ Premium」や、国内最速となる受信時最大788Mbps対応モデルなど、スマートフォン全8機種とタブレット1機種のラインナップの紹介(新製品の詳細はこちら)。さらに、次世代通信規格“5G”の取り組みや新料金プラン、機能強化などを説明した。
■“5G”は快適な通信環境だけでなく、様々な驚きや感動を提供する
“5G”は次世代の通信規格で、2020年の商用サービス開始を目指している。同時に撮影したあらゆる視点の映像を楽しる『高速・大容量』、特別な瞬間をタイムラグなく捉えられる『低遅延』、複数台のスマホの同時通信が可能となる『多数端末接続』という3つの特徴を挙げ、「5Gにより新しい体験を提供すると同時に、時間や場所など制限されずに誰もが楽しめるようにしていきたいと考えている」とした。
発表会では、5G世代で体験できることを体現したパフォーマンス「Here comes the 5G」を公開。ほぼ全編をスマホのカメラで撮影したという、女優の中条あやみさんと16人のパフォーマーによる映像作品で、最大16台のスマホで同時撮影している。さらにその映像を無線通信で集約、スイッチング・編集したとのこと。映像の後半には、会場に中条あやみさんらが登場。会場内でも多数のスマホを無線通信で繋ぎ、リアルタイムスイッチングによるライブパフォーマンスを披露した。
作品に参加した中条さんは、5Gについて「速い・便利だけではなく、楽しい瞬間、素敵な一瞬一瞬をリアルタイムで届けられるようになるというのが、未来的でワクワクすると思いました」とコメント。今後は「音楽が好きなので、アーティストのライブなどリアルタイムに発信されて、いろんな角度から見ている全員で楽しむことができたらいいなと思います」と期待を寄せた。
同社は5G世代の提供開始に向けた現在の取り組みとして、各パートナー企業との連携による、5Gを使った新たなサービスが体感できる「5Gトライアルサイト」を開始している。
第一弾として、東武鉄道グループと技術協力し、東京スカイツリータウン来場者向けに5Gの試験電波を使った8Kライブ映像配信を5月22日に実施。また5月28日までの期間、東京ソラマチにてスカイツリー展望デッキにある6つの4Kカメラを利用した180度ライブ映像配信をリアルタイムで見ることができるスペースも設置している。
お台場エリアにおいては、フジテレビとの取り組みを実施。ジオラマ上にARでスポーツ選手を合成する映像を投影する新体感コンテンツ「ジオスタ」の先行体験を開始する。その他にも8月に開催される「TOKYO IDOL FESTIVAL」において、事前に撮影したユーザーの映像を取り込み、スマホをステージにかざすと共演しているような映像として楽しめる参加型コンテンツが体験できるとのこと。
また、360度カメラやARを駆使した映像や4Kなどの高画質・太陽量の映像を、5Gの高速・大容量・低遅延といった特徴を活かして伝送する実験等をパナソニックと共同で実施。大容量なエンターテインメント映像などを、5G伝送によってその場にいるような高臨場感を体験できる、今までに無いエンターテインメントソリューションを提供するとしている。本日〜5月26日まで東京ビッグサイトで開催されている「Wireless Technology Park 2017」のパナソニックブースにおいて、高精細360度VR映像を体感できるとのこと。
ロゴは、2020年〜その先における新しい通信インフラとしての5Gの次世代感、期待感を表現したとのこと。吉澤氏も「快適な通信環境を提供するだけじゃなく、様々な便利だとか驚き、感動を提供するのが5Gと考えている」とし、「docomoは2020年を見据えて5Gの取り組みを加速させていく」と語った。
新料金プランには、端末購入補助がない代わりに利用料金からずっと1,500円割引となる「docomo with」を発表。対象モデルは「arrows be」「Galaxy feel」の2機種で、6月1日からスタートとなる。今後どういった機種が対象となるか?という問いには、「実際のユーザーの反応もみながら考えていきたい」と回答した。
同社は4月27日に「カケホーダイ&パケあえる」基本プランとして月額980円の『シンプルプラン』を発表しており、会場では“以前のように料金プランが複雑化してしまうのでは?”という質問もあったが、これについて吉澤氏は「いろんな立場や使い方があり、長期間使っているお客様に対して何かないのか?という声はずっとあった。それに応えるプランとして『docomo with』を考えた」と説明。「全体の料金体系としてはシンプル化をしていくが、一人一人のライフスタイルに寄り添って、料金サービスをさらに充実させていきたい」とした。
コミュニケーションをより豊かにする新技術として、タップレスに通話ができる機能「すぐ電」の音声終話対応や、伝言メッセージをテキストに変換する「みえる留守電」、またdocomoが開発した自然対話のプラットフォームを活用したホームコミュニケーションデバイス「petoco」などを紹介。
サービス面では、dマーケット上に2つの新サービスを追加する。一つは55歳以上の大人を中心とした「dエンジョイパス」。月額500円で人間ドッグや日帰り温泉などの優待が受け放題というもので、今夏に提供開始の予定。もう一つの「dジョブ」は、求人情報の検索からネット完結型のスマホワークを紹介する仕事探しのプラットフォーム。こちらは秋頃提供開始する予定とのこと。
その他、dポイントの取り扱い店舗拡充や、6月からはグアムでも利用できるようになる「ドコモスマートアイランドプロジェクト」を開始。海外での利用も推進していきたいとしている。また、Amazonでの購入代金を月々の利用料金と合わせて支払い可能とするサービスも予定。5月中に提供開始できるよう進めているとのこと。
同社は先月の決算発表にて、2017年度からの新たな中期戦略「beyond宣言」を発表。「お客様の期待を超える驚き・感動と、パートナーとの新しい価値の協創を今までにない挑戦により実現し続ける」とし、また次世代5Gで「豊かな未来の実現を目指す」としている。