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水深50mの耐水性能も

Fitbit、新ウェアラブルデバイス「Ionic」。GPS性能を強化、血中酸素濃度センサーを搭載

公開日 2018/01/11 12:42 編集部:小澤貴信
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フィットビット・ジャパンは、Fitbitブランドのスマートウォッチの新製品「Fitbit Ionic」を1月18日より発売する。価格は36,000円(税込)。カラーは、ブルーグレー&シルバー、スレートブルー&バーントオレンジ、チャコール&グラファイトグレーの3色展開となる。

「Fitbit Ionic」

Fitbit Ionicは、血中酸素濃度を予測する相対SpO2センサーを新搭載。これにより睡眠時無呼吸などの健康に関する重要な指標が将来的に分析可能になる見込みだという。

GPS性能も強化。内蔵されたGPS用の統合アンテナは独自にデザインされたもので、GPS衛星とGLONASS衛星とのより強力な接続を可能とし、業界トップと同社がアピールするGPS性能を実現した。GPS機能の内蔵によりスマートフォンを一緒に携帯することなく、Fitbit Iconicからペースや走行距離、高度が確認でき、スプリットタイムや走行ルートなどを記録できる。

水深50メートルまでの耐水性能も搭載。業界トップというラップ数測定機能も備え、リアルタイムでラップ数や時間、消費カロリーを測定することが可能となっている。

心拍計機能も向上した。エクササイズ中の心拍数をより正確に追跡することが可能になったPurePulse心拍計を搭載。より正確なカロリー消費量測定、リアルタイムで心拍ゾーンを確認しての強度調整、24時間にわたる心拍数の記録なども行える。

バッテリーは、1回の充電で最大5日間持続(GPS利用時または音楽再生時は最長10時間)。日中のアクティビティに加えて夜間の睡眠も記録できる。

3つのトレーニング方法によるパーソナルトレーニング機能(Fitbit Coach)を採用。結果に基づいたワークアウトの設定も可能だ。GPSによる新しいランニング自動検出機能も搭載。リアルタイムでペースと距離を確認できるほか、休憩や給水のタイミングには自動停止する。

その他、本体に300曲以上の音楽(容量2.5GB)を保存しての音楽再生機能、決済機能(日本では未対応)、スマートフォンのアプリと連動した通知機能なども備えている。

また、このFitbit Ionicに向けてのOSアップデートも発表。新アプリや、100以上のクロックフェイスが提供される。音楽ストリーミングサービス「Deezer」との提携も発表され、2018年中にはFitbit IconicからDeezerの音楽ストリーミングがリスニング可能になる。2019年には、Deezerで作成した自分のプレイリストやレコメンド機能にもアクセス可能になる予定だという。

また、ユーザーのモチベーションを高めることを目的に設計された実験用アプリや、スマートクロックフェイスといった新たな機能を試すことを目的とした「Fitbit Labs」も発表。同社の研究開発チームの専門知識を活用して、新アプリの開発やデータ分析を行い、将来のテクノロジー開発を行っていくという。

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