Galaxy Note9など多彩なラインナップ
ドコモ、秋冬新モデルはスマホの “子機” や名刺サイズケータイに注目。Xperia XZ3やPixel 3も販売
NTTドコモは、既に発表していたモデルのほか、新たに発表したモデルも含め、秋冬新製品9機種を発表。都内で発表会を開催し、同社社長の吉澤和弘氏が新商品やサービスについて説明した。
この秋冬、ドコモは、ソニーモバイル製「Xperia XZ3」やサムスン「Galaxy Note 9」、Google「Pixel 3」「Pixel 3 XL」などの各社ハイエンド端末を取りそろえる。
Xperia XZ3とPixel 3、Pixel 3 XLについては、販売開始時からAndroid 9 Pieに対応する。Xperia XZ3については、送信時最大131.3Mbpsの高速通信にも対応する。
だが、これらの端末は他社でも取扱があったり、直販でSIMフリー端末を購入できたりなど、なかなかドコモとしての差別化が図りにくいのが実情だ。
そういった中で、今回の発表会では、ドコモが企画した、携帯電話の新しい使い方を提案する新商品2モデルのユニークさが際立っていた。
■子機として使える「ワンナンバーフォン ON 01」
一つは、一つの携帯番号で、 “子機” として活用できる「ワンナンバーフォン ON 01」だ。スマホ本体を親機、本機を子機として利用することを想定。端末価格も9,000円から10,000円程度を想定しており、購入しやすい。ただし利用にはワンナンバーサービス(月額500円)が必要となる。
たとえばスマートフォンを購入したは良いものの、なかなか使いこなせない、あるいは大きくて持ち運ぶのが鬱陶しい、などといったときに、この子機だけを持って出歩けば、通話やSMSなどの基本機能をどこでも利用できる。
あるいは、スマホ本体はカバンの中にいれておき、この子機はスーツの胸ポケットに入れておくといった使い方も可能。さらに、子機で通話しながら親機のスマホでスケジュールを確認する、といった使い方もできる。
さらに、着信通知動作のオン/オフの選別ができる「プライオリティ着信」も搭載。実家、保育園、取引先など、電話を取り逃したくない連絡先のみを指定しワンナンバーフォンを鳴らすこともできる。
連続待ち受け時間も155時間と、小型ながら長い。様々な使い方ができそうな本機、ぜひ注目してみて欲しい。
■電子ペーパーを搭載したカードケータイも登場
名刺サイズの「カードケータイ KY-01」も発表された。11月下旬発売予定。直販サイト価格は32,000円で、月額サポートを組み合わせると1万円程度で購入できる。
4Gケータイとして世界最薄・最軽量のカードサイズ(約55W×91H×5.3Dmm、質量約47g)に携帯電話機能を凝縮。ディスプレイはE-Inkの電子ペーパーで、サイズは約2.8インチ。SIMはnanoUIM。
いわゆるガラケー(フィーチャーフォン)で、カメラ機能などは備えていない。ただし、380mAhとバッテリー容量が少ないにも関わらず、連続待ち受け100時間以上を実現している。LTEにも対応し、受信時最大100Mbps、送信時最大37.5Mbpsの通信が可能だ。
ただし本機はあくまで通常の携帯電話のため、前述のワンナンバーフォンのような使い方はできない。2回線運用してもよいから専用の番号を持ちたい、ガラケーとの2台持ちをなるべくスマートに行いたい、といったニーズに応えてくれそうだ。
そのほか、モバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01L」が、5つの周波数帯を束ねたキャリアアグリゲーション(CA)により、国内最速の受信時最大1288Mbpsに対応するのもトピックだ。ついに携帯電話網でギガの大台に乗ることになる。
最新ハイエンド端末にも、もちろん注目したいが、それと同時に使用すると便利そうな新しいデバイスにも、ぜひ注目してみて欲しい。
この秋冬、ドコモは、ソニーモバイル製「Xperia XZ3」やサムスン「Galaxy Note 9」、Google「Pixel 3」「Pixel 3 XL」などの各社ハイエンド端末を取りそろえる。
Xperia XZ3とPixel 3、Pixel 3 XLについては、販売開始時からAndroid 9 Pieに対応する。Xperia XZ3については、送信時最大131.3Mbpsの高速通信にも対応する。
だが、これらの端末は他社でも取扱があったり、直販でSIMフリー端末を購入できたりなど、なかなかドコモとしての差別化が図りにくいのが実情だ。
そういった中で、今回の発表会では、ドコモが企画した、携帯電話の新しい使い方を提案する新商品2モデルのユニークさが際立っていた。
■子機として使える「ワンナンバーフォン ON 01」
一つは、一つの携帯番号で、 “子機” として活用できる「ワンナンバーフォン ON 01」だ。スマホ本体を親機、本機を子機として利用することを想定。端末価格も9,000円から10,000円程度を想定しており、購入しやすい。ただし利用にはワンナンバーサービス(月額500円)が必要となる。
たとえばスマートフォンを購入したは良いものの、なかなか使いこなせない、あるいは大きくて持ち運ぶのが鬱陶しい、などといったときに、この子機だけを持って出歩けば、通話やSMSなどの基本機能をどこでも利用できる。
あるいは、スマホ本体はカバンの中にいれておき、この子機はスーツの胸ポケットに入れておくといった使い方も可能。さらに、子機で通話しながら親機のスマホでスケジュールを確認する、といった使い方もできる。
さらに、着信通知動作のオン/オフの選別ができる「プライオリティ着信」も搭載。実家、保育園、取引先など、電話を取り逃したくない連絡先のみを指定しワンナンバーフォンを鳴らすこともできる。
連続待ち受け時間も155時間と、小型ながら長い。様々な使い方ができそうな本機、ぜひ注目してみて欲しい。
■電子ペーパーを搭載したカードケータイも登場
名刺サイズの「カードケータイ KY-01」も発表された。11月下旬発売予定。直販サイト価格は32,000円で、月額サポートを組み合わせると1万円程度で購入できる。
4Gケータイとして世界最薄・最軽量のカードサイズ(約55W×91H×5.3Dmm、質量約47g)に携帯電話機能を凝縮。ディスプレイはE-Inkの電子ペーパーで、サイズは約2.8インチ。SIMはnanoUIM。
いわゆるガラケー(フィーチャーフォン)で、カメラ機能などは備えていない。ただし、380mAhとバッテリー容量が少ないにも関わらず、連続待ち受け100時間以上を実現している。LTEにも対応し、受信時最大100Mbps、送信時最大37.5Mbpsの通信が可能だ。
ただし本機はあくまで通常の携帯電話のため、前述のワンナンバーフォンのような使い方はできない。2回線運用してもよいから専用の番号を持ちたい、ガラケーとの2台持ちをなるべくスマートに行いたい、といったニーズに応えてくれそうだ。
そのほか、モバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01L」が、5つの周波数帯を束ねたキャリアアグリゲーション(CA)により、国内最速の受信時最大1288Mbpsに対応するのもトピックだ。ついに携帯電話網でギガの大台に乗ることになる。
最新ハイエンド端末にも、もちろん注目したいが、それと同時に使用すると便利そうな新しいデバイスにも、ぜひ注目してみて欲しい。