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ビジネス向け展開

メガネ型端末「Google Glass」に新モデル、カメラ性能など向上

公開日 2019/05/21 10:43 編集部:押野 由宇
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米Googleは、AR対応のメガネ型端末 “Google Glass” 新モデル「Glass Enterprise Edition 2」を発表した。本製品は一般向けには販売されず、パートナー企業を対象としたビジネス向けモデルとなる。

「Glass Enterprise Edition 2」

2012年にGoogleのヘッドマウント型端末「Project Glass」としてスタートしたGoogle Glassは、2015年に一般向けモデルの販売を終了。2017年に先代の「Glass Enterprise Edition」を発表したが(関連ニュース)、この度、デザインやスペックを一新してその第二世代モデルが登場した。

先代の「Glass Enterprise Edition」

プロセッサーには、より強力なマルチコアCPUと新人工知能エンジンを搭載したQualcomm Snapdragon XR1を採用。これにより、大幅な節電性能やパフォーマンスの向上、高度な機械学習機能などを可能にしたという。

装着イメージ

またカメラ性能も向上。解像度を800万画素とし、Glass Enterprise Edition 2を通じて明瞭な視点映像を獲得できるとしている。メモリーは3GB LPDDR4で、ストレージは32GB eMMC Flash。急速充電をサポートするUSB-Cポートを追加し、バッテリー寿命も延長した。

フレームは、スノーゴーグルやサングラスなどを手掛けるSmith Optics社と提携して開発しており、製造フロアやメンテナンス施設など、さまざまな作業環境に合わせて、ガラス対応のセーフティフレームを製造するとしている。

ブラックフレームのほか、トップリムのシルバーモデルも発表

そしてAndroid OS Oreoを搭載し、顧客が使用しているサービスとAPIを簡単に統合できること、また拡張された展開に対応するために、Android Enterprise Mobile Device Managementをサポートしたこともアピールされている。

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