敷居の低いクラウドによるIT化
累計導入社数No1のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」を提供するラクスが中小企業のアップデートを訴える
クラウド型経費精算システムにおいて、「楽楽精算」が累計導入社数No1の実績を誇るラクスは、経理業務をアップデートする国内最大級の経理向けイベント「RAKUS Cloud Forum」を開催した。
「経理がリードし、創り出す日本の未来」と題して、基調講演を行った同社代表取締役・中村崇則氏は、日本の人口が2019年の1億2,622万人から、2030年には1億1,522万人へ、約1,100万人の減少が予想される人口減少社会が「日本経済にも強いインパクトを及ぼす。経済規模も縮小し、売上げも減少する。企業には発想の転換が必要になる」と訴えた。生産年齢人口はさらに、最大だった2005年の8,442万人から、2030年には6,700万人へ、約1,700万人減少する。「さらに、働き方改革によって業務時間の減少が進むと、約176万人分の業務が遂行不可能になる。今後ますます人手不足が深刻になる」と指摘した。
直面する大きな課題に対し、「解決方法は1つしかない。ITに任せられるものはすべてITに任せて、人間は得意な仕事により多くの時間を回していくこと。なかでも最適なのはクラウド。IT化には莫大な予算が必要と考える人も多いが、クラウドによるIT化は、導入コストが圧倒的に安価で済む。さらに、インストールが不要で、役に立たなくなったいつでも止められる」とメリットを強調した。
世界的に見てもクラウドサービス市場は急拡大する。2017年の16兆円から、2021年には30兆円を超えると予測。日本でも、2017年の1.7兆円から、2023年には4兆円を超える規模に拡大すると見られている。50名から1,000名の中小企業10万社をターゲットに導入を進める同社のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」は、累積導入者数が4,500社を突破。とりわけ、ここ数年での伸長が著しい。「2022年に10,000社を目標に普及活動を進めている。全就業者数6,000万人に対してまだ200万人に過ぎない。残り5,800万人の経費精算の効率化を目指す」と力を込める。
会場には、「楽楽精算」によって経理業務が効率化したオフィスとそうでないオフィスを比較体験できるコンセプトブースを設け、実際の経理業務が「楽楽精算」によってどのように効率化されているのかをわかりやすく解説した。
「各社はこれから、より戦略的にならなければならない。そこには選択と集中が必要となる。それでは何が得意なのか。それを把握できるのが経理。経理がもっと積極的に行動できれば、企業はもっと発展できる。そのためにはまず、単純作業を減らして楽をすること。楽をすることで考える時間が生まれる」と経理部門の変化が企業の成長に不可欠の要素だと指摘。「企業の成長に貢献していく」と力強く訴えた。
「IT技術で中小企業を強くします」とミッションを掲げるラクス。中小企業が切迫する課題に直面しながらも、「そうした課題が気にしていない企業がまだまだ少なくないのが実情。単純作業を無くしていくのだというマインドを醸成していかなければならない。ディープワーク オンリーになることがベスト」と語る中村氏。「考えずにできることは、今後、無くなる業務。考えるためには、情報をインプットし続けることが大事。学び直しは、ひとりひとりが常に行っていかなければならないし、それは、人生を豊かにするためにも必要なこと」と各人の意識改革が礎になるとの考えを示した。
「経理がリードし、創り出す日本の未来」と題して、基調講演を行った同社代表取締役・中村崇則氏は、日本の人口が2019年の1億2,622万人から、2030年には1億1,522万人へ、約1,100万人の減少が予想される人口減少社会が「日本経済にも強いインパクトを及ぼす。経済規模も縮小し、売上げも減少する。企業には発想の転換が必要になる」と訴えた。生産年齢人口はさらに、最大だった2005年の8,442万人から、2030年には6,700万人へ、約1,700万人減少する。「さらに、働き方改革によって業務時間の減少が進むと、約176万人分の業務が遂行不可能になる。今後ますます人手不足が深刻になる」と指摘した。
直面する大きな課題に対し、「解決方法は1つしかない。ITに任せられるものはすべてITに任せて、人間は得意な仕事により多くの時間を回していくこと。なかでも最適なのはクラウド。IT化には莫大な予算が必要と考える人も多いが、クラウドによるIT化は、導入コストが圧倒的に安価で済む。さらに、インストールが不要で、役に立たなくなったいつでも止められる」とメリットを強調した。
世界的に見てもクラウドサービス市場は急拡大する。2017年の16兆円から、2021年には30兆円を超えると予測。日本でも、2017年の1.7兆円から、2023年には4兆円を超える規模に拡大すると見られている。50名から1,000名の中小企業10万社をターゲットに導入を進める同社のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」は、累積導入者数が4,500社を突破。とりわけ、ここ数年での伸長が著しい。「2022年に10,000社を目標に普及活動を進めている。全就業者数6,000万人に対してまだ200万人に過ぎない。残り5,800万人の経費精算の効率化を目指す」と力を込める。
会場には、「楽楽精算」によって経理業務が効率化したオフィスとそうでないオフィスを比較体験できるコンセプトブースを設け、実際の経理業務が「楽楽精算」によってどのように効率化されているのかをわかりやすく解説した。
「各社はこれから、より戦略的にならなければならない。そこには選択と集中が必要となる。それでは何が得意なのか。それを把握できるのが経理。経理がもっと積極的に行動できれば、企業はもっと発展できる。そのためにはまず、単純作業を減らして楽をすること。楽をすることで考える時間が生まれる」と経理部門の変化が企業の成長に不可欠の要素だと指摘。「企業の成長に貢献していく」と力強く訴えた。
「IT技術で中小企業を強くします」とミッションを掲げるラクス。中小企業が切迫する課題に直面しながらも、「そうした課題が気にしていない企業がまだまだ少なくないのが実情。単純作業を無くしていくのだというマインドを醸成していかなければならない。ディープワーク オンリーになることがベスト」と語る中村氏。「考えずにできることは、今後、無くなる業務。考えるためには、情報をインプットし続けることが大事。学び直しは、ひとりひとりが常に行っていかなければならないし、それは、人生を豊かにするためにも必要なこと」と各人の意識改革が礎になるとの考えを示した。