学びのためのツールも強化
Adobe MAXでの主要アップデートが公開。iPad版Illustratorなど活動の場がより広がる
Adobeは、10月20日午前9時(PDT)よりグローバルに開催されるAdobe MAX 2020に合わせ、新製品ならびに主要商品のアップデートを発表した。
今年のAdobe MAXは、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックを受けて、初の「オンラインイベント」として開催される。日本時間では10月21日の午前1時より、56時間連続のライブ放送がスタートする。クリエイティブビジネスをめぐる環境が大きく変化したこと踏まえて、今回のMAXのあり方と製品のアップデートの方向性が決められたという。
今回のアップデートの特徴として、「モバイルでの活動の拡張」、「学びのためのツールの強化」「チーム作業の高速化」「新たなクリエイティブ表現」をテーマとして掲げ、アマチュアクリエイターも含むさまざまなニーズに応えていきたいとしている。
「モバイルでの活動の拡張」としては、Adobe IllustratorのiPad版と、Adobe FrescoのiPhone版が新たに登場。2020年は、人々が働く場所がオフィスから自宅などさまざまな場所にシフトしたことにより、モバイルアプリの利用状況が拡大しているという。すでにIllustratorのiPad版は9月中旬から予約受付を開始し、現在4万2000人が申し込んでいるという。
IllustratorのiPad版では、自由度の高いApple Pencilとの組み合わせで、ロゴやイラストなどを直感的に作成できることに加えて、ファイルがクラウドに同期されるので、PCとタブレットを自在に行き来しながらコンテンツ制作が行える。また、Adobe Fontsも利用可能となる。
iPad版のPhotoshopとIllustratorについてはライブストリーミング機能を搭載。多くのクリエイターが自らの作業工程をワンタッチでグローバルに公開することができるようになる。
「チーム作業の高速化」としては、すでに実装されていたクラウド保存機能に加え、MAX終了後に、Fresco、Photoshop、Photoshop iPad版では「編集に招待」することも可能になる。離れた場所にいるチームメイトとの円滑なレビューやコミュニケーションをサポートする。
CCライブラリでは、デザインアセットをIllustrator、Photoshop、InDesign、Premiere Pro、After Effects、XDなどで共有できるが、このAPIをサードパーティに共有することで、マイクロソフト・オフィスやGoogleワークスペースとの連携が可能になる。クリエイティブ部門だけではない作業チームとの情報共有を容易にするとしている。
「学びのためのツールの強化」としては、個人のスキルに合わせたさまざまなチュートリアルをアプリ内で提供していく。実践を通じて新たなスキルを獲得できるようになるという。Lightroomではコミュニティ機能も強化され、プロのカメラマンのプリセットをチェック、ダウンロードできるようになる。
Photoshopには、Adobe独自のAI「Adobe Sensei」を利用した新しいニューラルフィルターが追加され、さまざまな表現を実践することができるようになる。
また、ベータ機能となるがPremier Proにおいて文字の書き起こし機能も搭載予定とされている。ほか、AR/VRコンテンツ制作ツールのAeroについて、デスクトップ版のパブリックベータの募集がスタートする。
また、デジタル時代において誰がそのコンテンツを制作したのか、というデジタル署名の重要性が高まっていることを受け、NYタイムズ、twitter社とともにコンテンツ認証イニシアティブを開始。アトリビューションパネルから、誰が加工したか、どんな編集ソフトを使ったかが確認できるようになるという。
今年のAdobe MAXは、新型コロナウイルスの世界的なパンデミックを受けて、初の「オンラインイベント」として開催される。日本時間では10月21日の午前1時より、56時間連続のライブ放送がスタートする。クリエイティブビジネスをめぐる環境が大きく変化したこと踏まえて、今回のMAXのあり方と製品のアップデートの方向性が決められたという。
今回のアップデートの特徴として、「モバイルでの活動の拡張」、「学びのためのツールの強化」「チーム作業の高速化」「新たなクリエイティブ表現」をテーマとして掲げ、アマチュアクリエイターも含むさまざまなニーズに応えていきたいとしている。
「モバイルでの活動の拡張」としては、Adobe IllustratorのiPad版と、Adobe FrescoのiPhone版が新たに登場。2020年は、人々が働く場所がオフィスから自宅などさまざまな場所にシフトしたことにより、モバイルアプリの利用状況が拡大しているという。すでにIllustratorのiPad版は9月中旬から予約受付を開始し、現在4万2000人が申し込んでいるという。
IllustratorのiPad版では、自由度の高いApple Pencilとの組み合わせで、ロゴやイラストなどを直感的に作成できることに加えて、ファイルがクラウドに同期されるので、PCとタブレットを自在に行き来しながらコンテンツ制作が行える。また、Adobe Fontsも利用可能となる。
iPad版のPhotoshopとIllustratorについてはライブストリーミング機能を搭載。多くのクリエイターが自らの作業工程をワンタッチでグローバルに公開することができるようになる。
「チーム作業の高速化」としては、すでに実装されていたクラウド保存機能に加え、MAX終了後に、Fresco、Photoshop、Photoshop iPad版では「編集に招待」することも可能になる。離れた場所にいるチームメイトとの円滑なレビューやコミュニケーションをサポートする。
CCライブラリでは、デザインアセットをIllustrator、Photoshop、InDesign、Premiere Pro、After Effects、XDなどで共有できるが、このAPIをサードパーティに共有することで、マイクロソフト・オフィスやGoogleワークスペースとの連携が可能になる。クリエイティブ部門だけではない作業チームとの情報共有を容易にするとしている。
「学びのためのツールの強化」としては、個人のスキルに合わせたさまざまなチュートリアルをアプリ内で提供していく。実践を通じて新たなスキルを獲得できるようになるという。Lightroomではコミュニティ機能も強化され、プロのカメラマンのプリセットをチェック、ダウンロードできるようになる。
Photoshopには、Adobe独自のAI「Adobe Sensei」を利用した新しいニューラルフィルターが追加され、さまざまな表現を実践することができるようになる。
また、ベータ機能となるがPremier Proにおいて文字の書き起こし機能も搭載予定とされている。ほか、AR/VRコンテンツ制作ツールのAeroについて、デスクトップ版のパブリックベータの募集がスタートする。
また、デジタル時代において誰がそのコンテンツを制作したのか、というデジタル署名の重要性が高まっていることを受け、NYタイムズ、twitter社とともにコンテンツ認証イニシアティブを開始。アトリビューションパネルから、誰が加工したか、どんな編集ソフトを使ったかが確認できるようになるという。