カメラの外部モニターとして利用可能
ソニー、「Xperia PRO」正式発表。5Gミリ波/HDMI入力に対応
ソニーモバイルは、プロフェッショナル向けのSIMフリースマートフォン「Xperia PRO」を2月10日に発売する。型番はXQ-AQ52。オープン価格だが、税抜228,000円前後での実売が予想される。
映像制作といったプロ向けソリューションに対応する5Gスマートフォン。5GはSub-6に加えてミリ波をサポートするほか、世界初のHDMI接続に対応する。昨年2月に開発発表された製品が、ついに正式発表された格好だ。
5Gミリ波については、受信感度を最適化したという独自のアンテナ設計を採用。筐体の上下左右4箇所にアンテナが設けられ、直進性が強く減衰しやすいミリ波を360度カバーする。加えて温度上昇によるパフォーマンス低下に配慮。プロの現場における通信の信頼性担保を図った。電波状況を可視化するアプリ「Network Visualizer」もプリインストールする。
HDMI入力に対応し、デジタル一眼カメラやカムコーダーの外部モニターとして利用可能。ディスプレイにはBT.2020対応の有機ELディスプレイを搭載し、最大で4K60p/HDR/10bitに対応する。HDMIに入力された外部カメラの映像をライブストリーミングすることもできる。
ディスプレイのサイズは6.5インチで、Xperia 1IIに搭載されたものと基本的には同様だ。4K HDR対応の21:9シネマワイドディスプレイとなり、同社マスターモニターで培った技術によって、「クリエイターの意図した色調を忠実に再現」するとアピールしている。なおPRO独自の仕様として、マスターモニターを基準に色温度を個体ごとに調整して出荷する。
外部モニターとして利用する際の機能として、ピンチイン・インチアウトによるズームや、グリッドライン表示(3分割/対角/対角+方眼)に対応する。16:9や2.35:1など、各種アスペクト比のフレームライン表示も行える。ほか、回転やスクリーンロック、明るさ調整に対応する。なおゼブラパターンやピーキングといった表示には対応しない。
同社α7S IIIといった対応カメラとUSB接続することで、FTPサーバーへのダイレクト転送も可能。アプリ「Transfer & Tagging add-on」を利用することで、編集やタグ付けにも対応する。
基本的な部分はXperia 1IIを踏襲している。カメラは同様のトリプルレンズカメラと3D iToFセンサーによる構成となり、16mm/24mm/70mmのレンズを搭載する。最高20コマ/秒のAF/AE追従連射に対応し、リアルタイム瞳AFも可能だ。
Xperia PROの本体は樹脂製となり、側面には登録した機能をすぐに起動できるショートカットキーやシャッターボタンなど配置。本体下部にはUSB Type-CポートとHDMI端子を備える。SoCは「Snapdragon 865 5G Mobile Platform」を採用し、メモリは12GB。ストレージはXperia 1IIの256GBから512GBに倍増した。
バッテリー容量は4,000mAhで、これはXperia 1IIと同様となる。一方で、ワイヤレス充電とFelicaは非対応。デュアルSIMには引き続き対応する。外形寸法は171×75×10.4mmで、質量は225g。
映像制作といったプロ向けソリューションに対応する5Gスマートフォン。5GはSub-6に加えてミリ波をサポートするほか、世界初のHDMI接続に対応する。昨年2月に開発発表された製品が、ついに正式発表された格好だ。
5Gミリ波については、受信感度を最適化したという独自のアンテナ設計を採用。筐体の上下左右4箇所にアンテナが設けられ、直進性が強く減衰しやすいミリ波を360度カバーする。加えて温度上昇によるパフォーマンス低下に配慮。プロの現場における通信の信頼性担保を図った。電波状況を可視化するアプリ「Network Visualizer」もプリインストールする。
HDMI入力に対応し、デジタル一眼カメラやカムコーダーの外部モニターとして利用可能。ディスプレイにはBT.2020対応の有機ELディスプレイを搭載し、最大で4K60p/HDR/10bitに対応する。HDMIに入力された外部カメラの映像をライブストリーミングすることもできる。
ディスプレイのサイズは6.5インチで、Xperia 1IIに搭載されたものと基本的には同様だ。4K HDR対応の21:9シネマワイドディスプレイとなり、同社マスターモニターで培った技術によって、「クリエイターの意図した色調を忠実に再現」するとアピールしている。なおPRO独自の仕様として、マスターモニターを基準に色温度を個体ごとに調整して出荷する。
外部モニターとして利用する際の機能として、ピンチイン・インチアウトによるズームや、グリッドライン表示(3分割/対角/対角+方眼)に対応する。16:9や2.35:1など、各種アスペクト比のフレームライン表示も行える。ほか、回転やスクリーンロック、明るさ調整に対応する。なおゼブラパターンやピーキングといった表示には対応しない。
同社α7S IIIといった対応カメラとUSB接続することで、FTPサーバーへのダイレクト転送も可能。アプリ「Transfer & Tagging add-on」を利用することで、編集やタグ付けにも対応する。
基本的な部分はXperia 1IIを踏襲している。カメラは同様のトリプルレンズカメラと3D iToFセンサーによる構成となり、16mm/24mm/70mmのレンズを搭載する。最高20コマ/秒のAF/AE追従連射に対応し、リアルタイム瞳AFも可能だ。
Xperia PROの本体は樹脂製となり、側面には登録した機能をすぐに起動できるショートカットキーやシャッターボタンなど配置。本体下部にはUSB Type-CポートとHDMI端子を備える。SoCは「Snapdragon 865 5G Mobile Platform」を採用し、メモリは12GB。ストレージはXperia 1IIの256GBから512GBに倍増した。
バッテリー容量は4,000mAhで、これはXperia 1IIと同様となる。一方で、ワイヤレス充電とFelicaは非対応。デュアルSIMには引き続き対応する。外形寸法は171×75×10.4mmで、質量は225g。