HOME > ニュース > ロジクール、テンキーレス化でコンパクトにした最上位キーボード「MX KEYS MINI」

絵文字キーやミュートキーも搭載

ロジクール、テンキーレス化でコンパクトにした最上位キーボード「MX KEYS MINI」

公開日 2021/10/14 19:38 編集部:伴 修二郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ロジクールは、フラグシップモデルとなる「MXシリーズ」より、テンキーレスキーボード「MX KEYS MINI」を11月11日に発売する。価格はオープンだが、同社オンラインストアでは税込13,860円で販売される。カラーは、グラファイト/ペイルグレー/ローズの3色展開。

「MX KEYS MINI」(グラファイト)


「ペイルグレー」

「ローズ」
MX KEYS MINIは、2019年に発売した「MX KEYS」からテンキー部分を削ることで、70%の小型化を実現したモデル。デスク周りのスペースが増えることに加えて、マウスをキーボードに近づけやすくなったことで、作業中の姿勢が改善されるとアピールしている。

小型化によりデスクスペースに余裕が

キートップには、指先に合わせた球状くぼみを設けるなど、MX KEYSの特徴をそのまま継承。これによって、「確かな打鍵感と打ち損じの少ない正確なキーストロークが可能」だとする。また本体の厚さは20mm、質量は従来から40%軽量の506gを実現したことで、持ち運びやすくテレワーク中の自宅内での移動にも適しているとのこと。

厚さ20mmの薄型

キーには指先の形状に合わせたくぼみが正確なタイピングをサポート

キーの最上段には、新たなファンクションキーとして、簡単に絵文字を使用できる「絵文字キー」、およびマイクをオフにする「ミュートキー」を搭載。ミュートキーは、昨今のテレワークやオンライン会議によるマイク利用の増加を考慮して追加されたもので、テレワーク中に家族が部屋に入ってきた等の緊急時にも、瞬時にマイクミュートが行える。

絵文字キー搭載

ミュートキー搭載

指先が近づくと照明が点灯する「スマートイルミネーション機能」も引き続き搭載する。使わないときは自動でライトがオフになるほか、環境光にあわせて自動的に明るさを調整することが可能。バッテリー消費を抑える効果もあるため、バックライトがオンの状態でも約10日間使用できる。なお、バックライトがオフの場合は最大5ヶ月間となる。

手を近づけると点灯するスマートイルミネーション機能を搭載

デバイスとの接続にはBluetoothを採用し、WindowsやMacなど最大3台のデバイスをワンタッチで切り替えられる「Easy-Switch」機能を搭載。Windows 10との接続時は、キーボードの電源をオンにするだけでポップアップが出て接続できる、Swift Pairにも対応する。

最大3台のデバイスを簡易的に切り替えられる「Easy-Switch」機能を搭載

また、より安定かつ安全な接続を求める場合は、USBレシーバーを用いた接続も可能だ。本体には付属しないが、「Logi Bolt ワイヤレス接続用USBレシーバー」と「アダプター USB-C - A」(どちらも税込1,210円)が別売オプションとして用意される。

「Logi Bolt ワイヤレス接続用USBレシーバー」

「アダプター USB-C - A」

ほか、サステナビリティへの取り組みとして、本体のプラスチックパーツの一部に再生プラスチックを採用。パッケージには、FSC認証を取得した森林に由来する材料を採用する。キーレイアウトは83キー日本語レイアウトで、キーピッチは19mm、キーストロークは1.8mm。本体サイズは296W×132D×21Hmm。付属品として、USB-A to C充電ケーブルが付属する。

限られたスペースでより良いワークスペースを確保

本日、メディア向けにオンライン発表会が開催。Logitech InternationalのHead of product management & innovation - for the MX categoryを務める、ジャーン・クリストフ・エムズ氏がスイスから商品説明を行った。

エムズ氏は、MXシリーズについて「思考の速さでのタイピング、集中して没頭している瞬間の持続、そして使用環境に配慮するという、3つのニーズに応えるもの」だと説明。MX KEYSのユーザーからのミニサイズに対する要望に応えるかたちで、1年前から開発を始めたのが今回のMX KYES MINIであるという。

Logitech International Head of product management & innovationジャーン・クリストフ・エムズ氏

また、サスティナビリティにも強いこだわりを持っているとし、「今後は製品において再生プラスチックの割合を増やすなど、ユーザーのみならず地球にとってもよいプロダクトを目指していく」と述べた。

サスティナビリティへの取り組みを強調

ロジクール クラスターカテゴリーマネージャーの嶋田典子氏は、「昨年来から働く環境が大きく変わり、自宅やレンタルオフィスなどでの作業も珍しくなくなった。その中で、より良いワークスペースを確保するには、備品や通信環境などの環境の整備が課題。各々限られたスペースの中、コンパクトさを求めるけれど性能は落としたくないというユーザーのニーズに応えた製品」だとアピール。

オンライン発表会の様子。左から二番目が嶋田典子氏

また、サスティナビリティの点についても言及され、「再生プラスチックの使用比率はグラファイトが30%、ペイルグレーとローズが12%となり、紙パッケージにはFSC認定の森林から材料を調達し、世界の森林保全をサポートする取り組みに賛同している。私達は働き方の観点と、サスティナビリティの観点から本製品をおすすめしたい」と説明した。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック