バッテリー強化で大容量5000mAhを搭載
ソニー、新5Gスマホ「Xperia 5 IV」発表。動画配信&音質強化、上位機「1 IV」に近い性能
ソニーは、5G対応スマートフォン「Xperia 5 IV」を発表した。日本含む国と地域で今後発売を予定する。本体色はブラック/エクリュホワイト/グリーンをラインナップする。
同社が展開するスマートフォンの中で、ミドルクラスに位置付けられる「5シリーズ」の最新機種。同社スマートフォンラインナップの中でも人気のシリーズで、使い勝手の良い機能性とサイズ感から、特に日本や欧州で好評だという。
最新モデルとなるXperia 5 IVでは、YouTubeやTikTokなどの普及により、様々なかたちで多くのユーザーがクリエイターとして活躍している昨今、「クリエーションを始めるユーザーに最適なプロダクト」とアピールする。
Xperia 5 IVは “手のなかに感動を。” をコンセプトに、上位モデル「Xperia 1 IV」と同等の高い機能性を備えつつ、持ちやすいコンパクトなサイズを実現したのが特徴。高精度AF機能と動画表現力や、音圧と音質改善を図ったスピーカー、大容量バッテリーの搭載などが進化点として挙げられる。
ディスプレイは6.1インチ/21:9のFHD+有機ELパネルを搭載し、120Hzのリフレッシュレートに対応する。従来からの進化点として、HDRコンテンツの視認性を高める「リアルタイムHDRドライブ」をサポート。白飛びや黒つぶれの起きやすいところの明暗をしっかり再現するとのこと。また約50%の輝度向上を実現した。
チップセットにはクアルコムの「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載。Xperia 5 IVでは、従来モデルより熱対策シートを増やしており、さらにソフト側でもパフォーマス制御を適切に行うことで、発熱への対策を強化しているとのこと。
カメラのレンズ構成は、16mmウルトラワイドレンズ(12MP・1/2.5インチ・F2.2)、24mmワイドレンズ(12MP・1/1.7インチ、F1.7)、60mm望遠レンズ(12MP・1/3.5インチ、F2.4)の3眼を採用。ウルトラワイド/ワイドレンズはXperia 1 IVと同じものを使用している。
望遠レンズについては、従来モデルが可変式を採用していたが、本機では製品全体のバランスを鑑みて単焦点を起用したとのことで、上半身から寄りの顔写真まで美しく撮影できる焦点距離を採用したとしている。
全レンズに、120fps高速読み出しイメージセンサーを装備。これにより、リアルタイム瞳AF(人物/動物)や、4K/120fpsのハイフレームレート/スローモーション撮動画影を全てのレンズで利用可能となる。
動画撮影では、瞳AF機能とオブジェクトトラッキングにも対応。一発でフォーカスの合った映像を撮影できるとする。このほか、広いダイナミックレンジの実現や、暗所環境下での撮影における手ブレ補正に強いとするFlawlessEye対応のOptical SteadyShotにも、全レンズが対応している。
ライブストリーム機能も上位機種と同等で、Xperia単体でYouTubeライブ配信ができる独自アプリ「Videography Pro」を搭載。またソニー製カメラ “α” シリーズと組み合わせて、外部モニターとしてXperiaを使用しながら、高画質なライブ配信をすることもできる。
静止画撮影では従来よりトラッキング機能が進化。新たに、AIによる距離情報解析を活用した「リアルタイムトラッキング」に対応した。同機能では、撮影画面内に同じような被写体が複数いた場合でも、対象とする動く被写体にピントを合わせ続けられるとしている。ほか、HDRに対応した20コマ/秒のAF/AE連写にも対応する。
フロントには1.29インチの12MPカメラを搭載。従来よりセンサーサイズが大きくなったExmor RS for mobileを搭載し、明るくノイズの少ない自撮り撮影が可能としている。またセンサーも変更され、4K/HDR撮影も可能となっている。
ゲーミング機能においても、上位機種と同様のハイレベルな性能を装備。120Hz対応のディスプレイは、240Hzの残像低減/タッチ検出もサポート。暗いシーンを明るく表示させて視認性を高める、L-γ(ローガンマ)レイザーや、オーディオイコライザーにも対応し、ボイスチャットの最適化も図られている。
ゲーム配信に適した機能として、120Hzのハイフレームレート録画に対応。ほか、RTレコード機能やオーディオミキサー、ボイスチェンジャー、スクリーンバーストなどに対応する。
Xperia 1 IVと同様、本モデルにおいてもゲームエンハンサーにライブストリーミング機能を実装。また配信画面に視聴者のコメントをオーバーレイ表示させたり、ストリーミング画面のレイアウトをカスタマイズすることも可能になった。これにより、たとえば自分のメッセージやロゴを入れるなどして、独自性のある本格的なゲーム配信を一台で行えるとアピールする。
内蔵スピーカーも進化。新開発のスピーカーユニットを採用し、音圧・音質ともに向上させたという。音圧向上は従来比較で約30%、100 - 200Hzの低音域においては最大50%アップしたとのこと。
具体的には、上部に配置するスピーカーユニットにおいて、ボイスコイル周辺のマグネット数を増やすことで駆動力を強化。また大振幅を可能とすべく、エッジやボイスコイル部の拡張など、様々な構造改良を各部に施している。さらに、スピーカーユニットに専用エンクロージャーを搭載し、筐体振動によるノイズ低減を図り、よりクリアなサウンドを実現するとしている。
3.5mmオーディオジャックを装備し、有線・無線問わず多彩な音楽機能を搭載。360 Reality Audioに対応し、ステレオ音源をマルチチャンネル化できる「360 Reality Audio Upmix」もサポートする。
LDACコーデックや、ハイレゾ級音質にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」に対応。低遅延を可能にするBluetooth LE Audioにも、後日アップデートで対応するとのこと。
内蔵スピーカーの音を従来モデル(Xperia 5 III)と比較試聴すると、明らかな進化が感じられる。音量レベルを同等になるよう調整した上で音源を再生すると、従来よりも音が立体的に感じられ、臨場感のある音楽再生を体験できる。
特に低域の音圧を強化した分、コンパクトな筐体サイズながら迫力あるサウンドを再生できる。声やギターなどの中高音域も明瞭で、音の分離も明瞭。立体的な空間表現で、360 Reality Audioやドルビーアトモスの映像コンテンツなども回り込むような音響効果を楽しめた。
また音楽機能の一つとして、録音アプリ「Music Pro」を搭載した。これはボーカル/アコースティックギターとそれぞれの音を分けて録音/編集ができ、またクラウド処理を施すことで、スタジオで録音したようなレコーディング体験が可能になるというもの。なお、クラウド処理の部分は月額課金制で、初月は100MBまで無料で試用できるとのこと。
本体サイズは従来モデル「Xperia 5 III」から上下左右を1mmずつ短縮し、手のひらにおさまるサイズを継承しながら、バッテリー容量を5,000mAhに増加した。
3年間劣化しにくいものを使用したとのことで、30分で50%まで充電できる急速充電機能や、Qi対応機器へ供給できるおすそわけ充電に対応。さらに5シリーズ初となるワイヤレスチャージにも対応する。
外形寸法は67W×156H×8.2Dmm、質量は172g。従来からフレーム形状を変更し、側面はフラット仕上げとしつつ、エッジ部に丸みを持たせることで持ちやすさも両立しているという。
本体はIP65/68の防塵・防水性能を装備する。全体はフロスト仕上げとし、Corning Gorilla Glass Victusを採用。指紋がつきにくく、耐スクラッチ性も高めた仕様となっている。
オプションとして「Style Cover with Stand」も用意。動画視聴などがしやすい角度でスマホを置くことができる開閉式のスタンドで、本体色に合わせた3カラーを展開する。
ほか、背面カメラを使った配信が行える「Vlog monitor」に対応し、別売のグリップ「GP-VPT2BT」との組み合わせも可能だ。
同社が展開するスマートフォンの中で、ミドルクラスに位置付けられる「5シリーズ」の最新機種。同社スマートフォンラインナップの中でも人気のシリーズで、使い勝手の良い機能性とサイズ感から、特に日本や欧州で好評だという。
最新モデルとなるXperia 5 IVでは、YouTubeやTikTokなどの普及により、様々なかたちで多くのユーザーがクリエイターとして活躍している昨今、「クリエーションを始めるユーザーに最適なプロダクト」とアピールする。
Xperia 5 IVは “手のなかに感動を。” をコンセプトに、上位モデル「Xperia 1 IV」と同等の高い機能性を備えつつ、持ちやすいコンパクトなサイズを実現したのが特徴。高精度AF機能と動画表現力や、音圧と音質改善を図ったスピーカー、大容量バッテリーの搭載などが進化点として挙げられる。
ディスプレイは6.1インチ/21:9のFHD+有機ELパネルを搭載し、120Hzのリフレッシュレートに対応する。従来からの進化点として、HDRコンテンツの視認性を高める「リアルタイムHDRドライブ」をサポート。白飛びや黒つぶれの起きやすいところの明暗をしっかり再現するとのこと。また約50%の輝度向上を実現した。
チップセットにはクアルコムの「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載。Xperia 5 IVでは、従来モデルより熱対策シートを増やしており、さらにソフト側でもパフォーマス制御を適切に行うことで、発熱への対策を強化しているとのこと。
カメラのレンズ構成は、16mmウルトラワイドレンズ(12MP・1/2.5インチ・F2.2)、24mmワイドレンズ(12MP・1/1.7インチ、F1.7)、60mm望遠レンズ(12MP・1/3.5インチ、F2.4)の3眼を採用。ウルトラワイド/ワイドレンズはXperia 1 IVと同じものを使用している。
望遠レンズについては、従来モデルが可変式を採用していたが、本機では製品全体のバランスを鑑みて単焦点を起用したとのことで、上半身から寄りの顔写真まで美しく撮影できる焦点距離を採用したとしている。
全レンズに、120fps高速読み出しイメージセンサーを装備。これにより、リアルタイム瞳AF(人物/動物)や、4K/120fpsのハイフレームレート/スローモーション撮動画影を全てのレンズで利用可能となる。
動画撮影では、瞳AF機能とオブジェクトトラッキングにも対応。一発でフォーカスの合った映像を撮影できるとする。このほか、広いダイナミックレンジの実現や、暗所環境下での撮影における手ブレ補正に強いとするFlawlessEye対応のOptical SteadyShotにも、全レンズが対応している。
ライブストリーム機能も上位機種と同等で、Xperia単体でYouTubeライブ配信ができる独自アプリ「Videography Pro」を搭載。またソニー製カメラ “α” シリーズと組み合わせて、外部モニターとしてXperiaを使用しながら、高画質なライブ配信をすることもできる。
静止画撮影では従来よりトラッキング機能が進化。新たに、AIによる距離情報解析を活用した「リアルタイムトラッキング」に対応した。同機能では、撮影画面内に同じような被写体が複数いた場合でも、対象とする動く被写体にピントを合わせ続けられるとしている。ほか、HDRに対応した20コマ/秒のAF/AE連写にも対応する。
フロントには1.29インチの12MPカメラを搭載。従来よりセンサーサイズが大きくなったExmor RS for mobileを搭載し、明るくノイズの少ない自撮り撮影が可能としている。またセンサーも変更され、4K/HDR撮影も可能となっている。
ゲーミング機能においても、上位機種と同様のハイレベルな性能を装備。120Hz対応のディスプレイは、240Hzの残像低減/タッチ検出もサポート。暗いシーンを明るく表示させて視認性を高める、L-γ(ローガンマ)レイザーや、オーディオイコライザーにも対応し、ボイスチャットの最適化も図られている。
ゲーム配信に適した機能として、120Hzのハイフレームレート録画に対応。ほか、RTレコード機能やオーディオミキサー、ボイスチェンジャー、スクリーンバーストなどに対応する。
Xperia 1 IVと同様、本モデルにおいてもゲームエンハンサーにライブストリーミング機能を実装。また配信画面に視聴者のコメントをオーバーレイ表示させたり、ストリーミング画面のレイアウトをカスタマイズすることも可能になった。これにより、たとえば自分のメッセージやロゴを入れるなどして、独自性のある本格的なゲーム配信を一台で行えるとアピールする。
内蔵スピーカーも進化。新開発のスピーカーユニットを採用し、音圧・音質ともに向上させたという。音圧向上は従来比較で約30%、100 - 200Hzの低音域においては最大50%アップしたとのこと。
具体的には、上部に配置するスピーカーユニットにおいて、ボイスコイル周辺のマグネット数を増やすことで駆動力を強化。また大振幅を可能とすべく、エッジやボイスコイル部の拡張など、様々な構造改良を各部に施している。さらに、スピーカーユニットに専用エンクロージャーを搭載し、筐体振動によるノイズ低減を図り、よりクリアなサウンドを実現するとしている。
3.5mmオーディオジャックを装備し、有線・無線問わず多彩な音楽機能を搭載。360 Reality Audioに対応し、ステレオ音源をマルチチャンネル化できる「360 Reality Audio Upmix」もサポートする。
LDACコーデックや、ハイレゾ級音質にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」に対応。低遅延を可能にするBluetooth LE Audioにも、後日アップデートで対応するとのこと。
内蔵スピーカーの音を従来モデル(Xperia 5 III)と比較試聴すると、明らかな進化が感じられる。音量レベルを同等になるよう調整した上で音源を再生すると、従来よりも音が立体的に感じられ、臨場感のある音楽再生を体験できる。
特に低域の音圧を強化した分、コンパクトな筐体サイズながら迫力あるサウンドを再生できる。声やギターなどの中高音域も明瞭で、音の分離も明瞭。立体的な空間表現で、360 Reality Audioやドルビーアトモスの映像コンテンツなども回り込むような音響効果を楽しめた。
また音楽機能の一つとして、録音アプリ「Music Pro」を搭載した。これはボーカル/アコースティックギターとそれぞれの音を分けて録音/編集ができ、またクラウド処理を施すことで、スタジオで録音したようなレコーディング体験が可能になるというもの。なお、クラウド処理の部分は月額課金制で、初月は100MBまで無料で試用できるとのこと。
本体サイズは従来モデル「Xperia 5 III」から上下左右を1mmずつ短縮し、手のひらにおさまるサイズを継承しながら、バッテリー容量を5,000mAhに増加した。
3年間劣化しにくいものを使用したとのことで、30分で50%まで充電できる急速充電機能や、Qi対応機器へ供給できるおすそわけ充電に対応。さらに5シリーズ初となるワイヤレスチャージにも対応する。
外形寸法は67W×156H×8.2Dmm、質量は172g。従来からフレーム形状を変更し、側面はフラット仕上げとしつつ、エッジ部に丸みを持たせることで持ちやすさも両立しているという。
本体はIP65/68の防塵・防水性能を装備する。全体はフロスト仕上げとし、Corning Gorilla Glass Victusを採用。指紋がつきにくく、耐スクラッチ性も高めた仕様となっている。
オプションとして「Style Cover with Stand」も用意。動画視聴などがしやすい角度でスマホを置くことができる開閉式のスタンドで、本体色に合わせた3カラーを展開する。
ほか、背面カメラを使った配信が行える「Vlog monitor」に対応し、別売のグリップ「GP-VPT2BT」との組み合わせも可能だ。