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「Amazon Kids+」ではディズニー/マーベルの教育コンテンツを拡充

Amazon、「Fire HD 8」にメモリー/カメラ強化モデル。ディズニー/マーベルデザインのキッズモデルも

公開日 2024/10/03 00:00 編集部:成藤 正宣
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Amazonは、内蔵メモリー(RAM)およびリアカメラの性能を強化した8.0型タブレット「Fire HD 8」、およびその子供向けモデル「Fire HD 8 キッズモデル」「Fire HD 8 キッズプロ」を、本日10月3日(木)より発売する。ラインナップおよび税込価格はそれぞれ以下のとおり。


Fire HD 8
・4GB RAM/64GB ROM:17,980円
・3GB RAM/32GB ROM:15,980円

「Fire HD 8」のRAM/カメラ強化モデルが登場

Fire HD 8 キッズモデル(3GB RAM/32GB ROM)
・ディズニープリンセスカバー付属:20,980円
・ブルー/グレープカバー付属:19,980円

「Fire HD 8 キッズモデル」(グレープカバー)

Fire HD 8 キッズプロ(3GB RAM/32GB ROM)
・マーベルアベンジャーズカバー付属:20,980円
・グリーン/プラネットカバー付属:19,980円

「Fire HD 8 キッズプロ」(グリーン)

2022年発売の「Fire HD 8 第12世代」をベースに、RAMを2GBから3GB/4GBに増量し、またリアカメラを200万画素から500万画素に強化したアップデートモデル。ドラマ/映画などの動画コンテンツやゲームをより快適に楽しむことができ、動画や静止画の撮影画質も鮮やかになったとする。

その他のスペックは2022年モデルから据え置きで、CPUは2.0GHzの6コアプロセッサーを搭載し、ディスプレイ解像度は1,280×800(189ppi)。ディスプレイ側には200万画素フロントカメラを内蔵するほか、最大1TBまで対応するmicroSDカードスロット、USB Type-C(USB 2.0)などを備える。連続使用時間は最長13時間で、質量は約337g。

「Fire HD 8 キッズモデル」「Fire HD 8 キッズプロ」は、3歳から12歳までの子供を対象としたコンテンツを揃えるサブスクリプションサービス「Amazon Kids+」の1年分ライセンスと、持ち手にもなるスタンドを装備した専用カバー、通常モデルよりも長い2年間限定保証が付属する子供向けモデル。

3歳以上を対象とするFire HD 8 キッズモデルには弾力性のある厚手のケースが付属し、今回新たに「ディズニープリンセス」デザインが追加。同様に、6歳以上を対象とするFire HD 8 キッズプロにはスリムデザインのカバーが付属し、新しくディズニーの「マーベルアベンジャーズ」デザインをラインナップした。

「Fire HD 8 キッズモデル」にはディズニープリンセス、「Fire HD 8 キッズプロ」にはマーベルアベンジャーズデザインのモデルをラインナップした

■子供向け見放題コンテンツにディズニー/マーベルの教育動画100タイトル超が追加


Fire HD 8新モデルの発売と同時に、子供向けサブスクリプション「Amazon Kids+」のコンテンツ拡充が実施。ディズニーパブリッシングと協力し、合計105タイトルにもおよぶディズニーおよびマーベルの教育動画が配信開始となる。

子供向けサブスクリプション「Amazon Kids+」にて、ディズニー/マーベルの教育動画が配信される (c)Disney/(c)MARVEL

例として、『モアナと伝説の海』、『インサイド・ヘッド』、『トイ・ストーリー』を始めとした日本語絵本読み聞かせ動画、キャラクターの描き方動画、英語の歌や絵本読み聞かせ動画などが展開。またAmazon Kids+独占配信作品の『マーベルスーパーサイエンスショート』(シーズン1、10エピソード)は、スパイダーマンやハルクといったマーベルヒーローのエピソードと通じて、物理や環境問題などを学べる科学動画となっている。

ディズニー作品の読み聞かせ動画、マーベルヒーローを題材にした科学動画『マーベルスーパーサイエンスショート』など105タイトルが配信される (c)Disney/(c)MARVEL

本件の背景について、アマゾンジャパン Amazon Kids Japan事業部 コンテンツ部 兼 事業開発部 部長の小林丈展氏は、Amazon Kids+の利用者から「好きなキャラクターやブランドのコンテンツがあること」が高く評価されていると説明。

アマゾンジャパン Amazon Kids Japan事業部 コンテンツ部 兼 事業開発部 部長、小林丈展氏

ウォルト・ディズニー・カンパニーの APAC パブリッシング&デジタルエクスペリエンスVP、ベロニカ・カバリナン氏も、「質の高い魅力的な学習コンテンツを届けたい」と挨拶

これを踏まえて、Amazon Kids+のコンセプトである “遊びながら考え、学べる” サービスを目指すにあたり、多くのユーザーに喜んでもらえるキャラクターやブランドの強さを持ちながら学びの要素も兼ね備えた、ディズニー/マーベルとの協力を決定したと述べた。

ユーザーのニーズに合わせ、魅力あるキャラクター/ブランドのコンテンツとしてディズニー/マーベルとの協力を実現した (c)Disney/(c)MARVEL


また今後、Amazon Kids+の対象ではないコンテンツを販売する「Amazon Kidsストア」を年内に展開予定とアナウンス。Fireタブレット上から、子供が見たいコンテンツを自主的に保護者へリクエストする機能になるとのこと。

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