ラインナップの充実度、3G時の再生安定性もチェック
月定額で100万曲が聴き放題!− auの「LISMO unlimited」はどこまで使えるか?
■LISMO unlimitedにはどんな曲がある?
リリースによれば、ソニー/EMI/ワーナー/ユニバーサルといったメジャーレーベル4社を中心に様々なジャンルの楽曲提供を受けているという。
実際に使ってみると、KDDI社長 田中氏がサービス発表時の会見でコメントした「洋楽を充実させている」という言葉の通り(関連ニュース)、基本的には各ジャンルとも洋楽中心のラインナップとなっている。なお、「一部レーベルが参加」と発表されている邦楽についても、ざっと見ただけでLOVE PSYCHEDELICO、尾崎亜美、COMPLEX、頭脳警察、矢沢永吉といったラインナップが見つかった。演歌では坂本冬美が充実していたりと、なかなか面白い。
■最初に何を聴くか − オススメプレイリストを楽しもう
本サービスを楽しむ1つのポイントが、様々な「プレイリスト」の閲覧機能だ。画面下部の星マークのついたアイコンをタップすると、LISMO unlimitedが用意した独自のオススメプレイリストが表示される。
「Mr.Ongakuのプレイリスト」と称する小林克也氏をはじめとした著名人のプレイリストや、「ROCK/POPS」「R&B/SOUL」「CLASSICS」といったジャンル別のもの、往年のヒット曲を集めた「BEST HIT」の中には「レディ・ガガ」「マイケル・ジャクソン」などアーティストをフィーチャーしたものなどが揃っている。
プレイリストのラインナップは随時更新されていて、現在は「FUJI ROCK FESTIVAL '11」や「SUMMER SONIC 2011」といった季節的なテーマのものも登場している。本アプリを起動してまず何を聴こうかと迷ったら、とりあえずLISMOのオススメプレイリストを閲覧してみれば取っかかりになるだろう。気に入ったプレイリストごと自分のライブラリに追加することもできる。
もちろん自分でプレイリストを作成することも可能。また、ライブラリ内のプレイリストはサーバーにバックアップを取っておくことができ、機種変更した場合も新しい端末に引き継ぐことができる。
■検索機能の使用感は?
聴きたい曲に辿り着くための楽曲検索機能は、テキスト入力/音声入力に対応している。ただ、正直に言って使いこなしが難しい。まず、アーティスト別/曲名別/アルバム名別の検索が行えず、全てまとまった検索結果が表示されてしまうのだ。さらに、一回の検索につき上限200件の結果しか表示されないので、単語によっては目的の楽曲が表示されないということも起こりうる。
テキスト入力時における検索精度も、楽曲によって相当バラつきがある。特に横文字のアーティスト名/楽曲名の検索時には、ひらがな/カタカナ/漢字/アルファベットの各表記を何通りか試してみるなど、それなりに工夫が必要である。
続いて、肝心な楽曲再生中の使用感について紹介していこう。
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