【特別企画】No.1シェアモデルがモデルチェンジ
充実スペック+手頃な価格! ソニーの最新サウンドバー「HT-CT370」レビュー
■HDMI ver2.0に対応。先進的な機能を満載
一昔前まで、リビング設置時の悩みの種だったサブウーファーも、ワイヤレス化によって格段に設置の自由度が高まった。しかも、縦置き・横置きに両対応。サイズも小型で、幅135×高さ361.5×奥行き394mmと、このクラスのモデルのサブウーファーとして抜群の設置性を誇っている。改めてインプレッションで触れることになるが、このサブウーファーの心地良い低音が味わえるからこそ、サウンドバーを導入して良かったと思えるほどの音質が得られる。
HT-CT370はHDMIの最新規格、バージョン2.0に対応したこともポイントだ。4Kパススルー出力に対応し、入力は3系統を備えている。今後どんどん増えるであろう、4K対応AV機器との組み合わせにも最適だ。
さらにサラウンドモードを「ClearAudio+」にしておけば、テレビのジャンル情報やコンテンツの種類に応じて、自動的に最適な音に設定してくれる。
そして最新モデルらしく、Bluetooth&NFCに対応。オーディオコーデックはSBCとAACに対応しており、スマホやタブレットなどの音楽ライブラリを手軽に楽しめる。
さらに今年のモデルでは、ソニーの音響製品向けアプリ「SongPal」に対応している。このSongPalを実際に使ってみたが、これは非常に便利だ。XperiaなどのAndroidスマートフォンであれば、アプリを起動した状態でスマホをHT-CT370にかざすと、NFCで互いが通信し、本機専用のメニューが表示される。アプリでは入力切替はもちろん、サウンドフィールドの選択、サブウーファーの音量設定、高域/低域の調整などをスマートフォンのタッチ操作で快適に行える。たとえばサブウーファーボリュームはスライダーで調整できるなど、アプリならではの操作性が追求されており、とにかく使いやすい。設定を細かく追い込むのにも適していると感じる。またSongPalからWalkmanアプリを起動することもできるので、スマホ内の楽曲を少ない手間で再生できるのも嬉しい。