<山本敦のAV進化論>第16回
【レビュー】スマホへCDを直接FLACリッピング − アイ・オー「CDレコ」の新機能を試す
AndroidスマートフォンにUSBケーブルで接続してCDの音源を直接リッピングできる、アイ・オー・データのポータブルCDドライブ“CDレコ”「CDRI-S24A」。同製品のスマホ用アプリがアップデートによってFLACでのリッピングなどに対応する(関連ニュース)。正式リリースに先駆けてFLAC対応版アプリを試す機会を得たので、今回はそのハンドリングレポートをお届けしよう。
■CDをPCレスでリッピングしてスマホ保存
CDの音源をスマホで聴く場合、通常はPCで楽曲データをいったんリッピング(取り込み)し、それからスマホに転送するという下準備が必要になる。慣れている人にとっては造作もないことだが、PCやスマホが使い慣れていない人たちにも、簡単にCDの音楽リスニングが楽しめるように開発された製品が「CDレコ」だ。
だが、そもそもスマホの初心者ならずとも、PCでのCDリッピングやスマホへの転送作業自体を、日頃から面倒に感じているという人も多いのではないか。その日聴きたい音楽を、CDからスマホへダイレクトに、素早く取り込んで持ち歩くことができれば便利そうだ。
「CDレコ」では、今春の発売以降に寄せられたユーザーからのフィードバックを受け、ロスレス圧縮による高音質リッピングなど新機能追加のアップデートを7月下旬に実施する。今回はアップデーターの提供が開始される前に、テスト版のアプリをインストールしたスマホとCDレコの実機を借りて新機能を試すことができたので、一足早くこれをレポートしたい。なお開発中のアプリを使用しているため、当レポートで紹介した仕様がリリーズ後に変更される場合があることを予めご了承いただきたい。
■FLAC形式での取り込みやCDへの書き出し機能を追加
アップデート前のCDレコでは、音源の取り込みは形式がAACに固定されていて、音質は256kbps(高音質)/128kbps(標準)/96kbps(長時間)の3種類から選ぶ仕様だった。アップデート後はこれにロスレス圧縮のFLAC形式と、AAC/320kbpsの「高音質2」が加わる。アイ・オー・データでCDレコの開発に携わる寺中紀夫氏によれば、CDレコの発売以来、ユーザーのリクエストとして最も多く寄せられていたものがこの「ロスレスでのCDリッピング対応」だったため、今回追加を決定したという。
さらにもう一つのメジャーアップデートが、スマホに取り込んだ楽曲をPCレスでCDに書き出せるという機能だ。以下、それぞれの操作方法をステップごとにみていこう。
■CDをPCレスでリッピングしてスマホ保存
CDの音源をスマホで聴く場合、通常はPCで楽曲データをいったんリッピング(取り込み)し、それからスマホに転送するという下準備が必要になる。慣れている人にとっては造作もないことだが、PCやスマホが使い慣れていない人たちにも、簡単にCDの音楽リスニングが楽しめるように開発された製品が「CDレコ」だ。
だが、そもそもスマホの初心者ならずとも、PCでのCDリッピングやスマホへの転送作業自体を、日頃から面倒に感じているという人も多いのではないか。その日聴きたい音楽を、CDからスマホへダイレクトに、素早く取り込んで持ち歩くことができれば便利そうだ。
「CDレコ」では、今春の発売以降に寄せられたユーザーからのフィードバックを受け、ロスレス圧縮による高音質リッピングなど新機能追加のアップデートを7月下旬に実施する。今回はアップデーターの提供が開始される前に、テスト版のアプリをインストールしたスマホとCDレコの実機を借りて新機能を試すことができたので、一足早くこれをレポートしたい。なお開発中のアプリを使用しているため、当レポートで紹介した仕様がリリーズ後に変更される場合があることを予めご了承いただきたい。
■FLAC形式での取り込みやCDへの書き出し機能を追加
アップデート前のCDレコでは、音源の取り込みは形式がAACに固定されていて、音質は256kbps(高音質)/128kbps(標準)/96kbps(長時間)の3種類から選ぶ仕様だった。アップデート後はこれにロスレス圧縮のFLAC形式と、AAC/320kbpsの「高音質2」が加わる。アイ・オー・データでCDレコの開発に携わる寺中紀夫氏によれば、CDレコの発売以来、ユーザーのリクエストとして最も多く寄せられていたものがこの「ロスレスでのCDリッピング対応」だったため、今回追加を決定したという。
さらにもう一つのメジャーアップデートが、スマホに取り込んだ楽曲をPCレスでCDに書き出せるという機能だ。以下、それぞれの操作方法をステップごとにみていこう。