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【特別企画】鴻池賢三がメーカー担当者を直撃!

サーモスが放つ真空ワイヤレスポータブルスピーカー『VECLOS』。音質の秘密に迫る

公開日 2016/03/30 10:30 鴻池賢三
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ステンレス魔法びんの世界的メーカー「サーモス」が開発したスピーカー「VECLOS(ヴェクロス)」。同社初のオーディオ製品だが、その中身には、高音質をとことん追求した技術が隠されていたのだ。今回は評論家の鴻池賢三氏がメーカー担当者を直撃取材。今までヴェールに包まれていた内部を明らかにしよう。



充電式バッテリーを内蔵し、持ち運びにも適したコンパクトなBluetoothスピーカー「VECLOS(ヴェクロス)」。ステレオタイプとモノラルタイプの2種類ラインアップする。

SPEC ●主な搭載機能:Bluetooth、アナログ音声入力(ステレオミニ) ほか ●ユニット構成:フルレンジ×1 ●ユニット口径:40mm ●実用最大出力:2.7W+2.7W ● 連続再生時間:約6時間 ●外形寸法:約52W×94H×61Dmm ●質量:約300g(接続ケーブル除く) ※写真のようなステレオ再生時には、別途接続ケーブルが必要です

別項の通り、新しい発想と技術でデスクトップに最適な小型サイズと高音質を両立した革新性が大いに評価され、新規参入ながらオーディオビジュアルの総合アワード「VGP」を受賞する快挙を果たした。

音質も、現場の最前線で活躍する著名プロエンジニアからも称賛されるほどで、音の“ツウ”を中心に、VECLOSファンが急増中だ。

試聴すると原音がダイレクトに届く鮮度の高さが魅力。真空エンクロージャーの優れた遮音性と箱鳴りの少なさにより、振動板の正面から放たれた音がピュアに耳へと届くのだ。

不要な音がなくなると、スピーカーは気配を消し、音源に含まれる空間情報が目の前に浮かぶように展開される。キレがよく爽快で心地よいサウンドも絶品だ。(鴻池氏)




「VECLOS」の真空筐体は、約40年前に日本酸素株式会社(当時)が独自開発した真空炉と呼ばれる、限りなく空気のない環境で作られています。長い歴史を持つ技術ですが、「VECLOS」の真空エンクロージャーの大きさは、かつてないほどの小型サイズで、ここに至るまでに試作を重ねてたどり着いたものです。

また、エンクロージャーの中央部分に絞りを入れることで高い筐体の強度を実現した独自構造を新規開発。不要振動を徹底的に排除することに成功しました。

開発のスタート時から、真空エンクロージャーの特性を生かした「澄んだ中高域の再生」を目標にして、スピーカードライバーの開発を行いました。その結果、スピーカーの音を実際に測定すると、原音の信号に対して、忠実に再生している結果も得ることができました。

「VECLOS」の何も足し引きしないクリアなサウンドを、ぜひ店頭でお試しください(平松氏)。

【問い合わせ先】
サーモスお客様相談室
TEL/0570-066966
http://www.veclos.jp/

(提供:サーモス株式会社)

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