【特別企画】約13時間の再生が可能、aptX HDにも対応
マニアも魅了する意欲作! AVIOTの“ハイブリッド・トリプルドライバー”BTイヤホン「WE-BD21d」レビュー
■ “ハイブリッド・トリプルドライバー” 構成の意欲作
日本のポータブルオーディオブランド、AVIOTから、また意欲的なワイヤレスイヤホンが誕生した。ネックバンド型のフラグシップモデル「WE-BD21d」だ。型番の “BD21” は「バランスド・アーマチュア型(B)が2基・ダイナミック型(D)が1基」という “ハイブリッド・トリプルドライバー” 構成であることを表している。
中高域を軸に繊細な再現性に富むBA型ドライバーと、単体でも広い帯域をカバーできて、スムーズでパワフルな音が生み出せるダイナミック型ドライバー、それぞれが持つ強みを活かしたものがハイブリッド方式のイヤホンだ。2013年頃から徐々に種類が増えて注目されはじめ、最近ではBluetoothイヤホンの中にもいくつか見つけることができる。
WE-BD21dでは、中高域をAVIOT専用に開発されたツインBA型ドライバーが受け持ち、低音域用の8.6mm口径ダイナミック型ドライバーとともに16Hzから32kHzまでの広帯域をカバーする。
さらに、トリプルドライバー構成のハイブリッド方式として音質と機能をハイレベルにまとめ上げただけでなく、ハイブリッドイヤホンならではの音を多くの音楽ファンが手頃に体験できる13,000円(税抜)という価格に落とし込んだところが、ほかのワイヤレスイヤホンにはない、大きな特徴だ。
それに加えて、ワイヤレスイヤホンで重要な省電力駆動も両立させるには、多くの開発時間が費やされたことだろう。ハウジングの中にバッテリーも格納されていることを考えれば、よくぞここまでコンパクトなサイズにできたものだと感心させられる。
■高い堅牢性のハウジング、ケーブルもケブラー素材で強化
ハウジングの素材は高剛性のジュラルミン。外装側面にローレット加工を施して筐体の共振によるノイズを抑えている。メタルの質感を活かした高級感と堅牢性は、同価格帯のワイヤレスイヤホンと比べものにならないほどハイレベルだ。
イヤホン本体はIPX5相当の防滴設計なので、雨の降る屋外や汗をかくスポーツシーンでの音楽リスニングも安心。ケーブルの被覆には強度の高いケブラー素材を採用する。
音楽を止めている間は、イヤホンの背面に搭載するマグネットを重ね合わせてペンダントのようなスタイルで首もとに下げられる。質量は約13g。イヤーピースのほかにシリコン製のスタビライザーも付属するので、装着感を自在にアレンジできる。長時間身に着けても負担に感じなかった。
■ 約13時間の連続音楽再生が可能。aptX HDにも対応する
Bluetoothのオーディオコーデックは最大48kHz/24bitのハイレゾ相当の音質でワイヤレス再生が楽しめるクアルコムのaptX HDのほか、aptX、AACとSBCまで幅広くサポートする。プレーヤー機器の性能に合わせてベストな音質でリスニングが楽しめるというわけだ。
また同時に2台の機器につないで待ち受け状態にできるマルチポイント接続に対応する。例えば先日アップルから発売された最新のiPod touchでゲームや映画を楽しみながら、同時にペアリングしているスマホへの着信にもハンズフリーで応答できる。
本体に搭載するバッテリーはフル充電で約13時間の連続音楽再生が可能だ。なおaptXやapt
X HD再生時には、一般的にバッテリーの最長連続駆動時間が2・3割ほど短くなるということを覚えておきたい。充電にはmicroUSBケーブルを使う。
パッケージに同梱されるアクセサリーも充実している。イヤーピースとスタビライザーがともに3サイズのほか、SpinFitのイヤーピースと交換して好みの音に着替えて楽しめる。
最近は同価格帯のイヤホン製品に省かれることが増えてきたキャリングポーチもしっかりと付いてくるのが嬉しい。ケーブルを束ねてまとめられるアジャスターとクリップも同梱されている。
日本のポータブルオーディオブランド、AVIOTから、また意欲的なワイヤレスイヤホンが誕生した。ネックバンド型のフラグシップモデル「WE-BD21d」だ。型番の “BD21” は「バランスド・アーマチュア型(B)が2基・ダイナミック型(D)が1基」という “ハイブリッド・トリプルドライバー” 構成であることを表している。
中高域を軸に繊細な再現性に富むBA型ドライバーと、単体でも広い帯域をカバーできて、スムーズでパワフルな音が生み出せるダイナミック型ドライバー、それぞれが持つ強みを活かしたものがハイブリッド方式のイヤホンだ。2013年頃から徐々に種類が増えて注目されはじめ、最近ではBluetoothイヤホンの中にもいくつか見つけることができる。
WE-BD21dでは、中高域をAVIOT専用に開発されたツインBA型ドライバーが受け持ち、低音域用の8.6mm口径ダイナミック型ドライバーとともに16Hzから32kHzまでの広帯域をカバーする。
さらに、トリプルドライバー構成のハイブリッド方式として音質と機能をハイレベルにまとめ上げただけでなく、ハイブリッドイヤホンならではの音を多くの音楽ファンが手頃に体験できる13,000円(税抜)という価格に落とし込んだところが、ほかのワイヤレスイヤホンにはない、大きな特徴だ。
それに加えて、ワイヤレスイヤホンで重要な省電力駆動も両立させるには、多くの開発時間が費やされたことだろう。ハウジングの中にバッテリーも格納されていることを考えれば、よくぞここまでコンパクトなサイズにできたものだと感心させられる。
■高い堅牢性のハウジング、ケーブルもケブラー素材で強化
ハウジングの素材は高剛性のジュラルミン。外装側面にローレット加工を施して筐体の共振によるノイズを抑えている。メタルの質感を活かした高級感と堅牢性は、同価格帯のワイヤレスイヤホンと比べものにならないほどハイレベルだ。
イヤホン本体はIPX5相当の防滴設計なので、雨の降る屋外や汗をかくスポーツシーンでの音楽リスニングも安心。ケーブルの被覆には強度の高いケブラー素材を採用する。
音楽を止めている間は、イヤホンの背面に搭載するマグネットを重ね合わせてペンダントのようなスタイルで首もとに下げられる。質量は約13g。イヤーピースのほかにシリコン製のスタビライザーも付属するので、装着感を自在にアレンジできる。長時間身に着けても負担に感じなかった。
■ 約13時間の連続音楽再生が可能。aptX HDにも対応する
Bluetoothのオーディオコーデックは最大48kHz/24bitのハイレゾ相当の音質でワイヤレス再生が楽しめるクアルコムのaptX HDのほか、aptX、AACとSBCまで幅広くサポートする。プレーヤー機器の性能に合わせてベストな音質でリスニングが楽しめるというわけだ。
また同時に2台の機器につないで待ち受け状態にできるマルチポイント接続に対応する。例えば先日アップルから発売された最新のiPod touchでゲームや映画を楽しみながら、同時にペアリングしているスマホへの着信にもハンズフリーで応答できる。
本体に搭載するバッテリーはフル充電で約13時間の連続音楽再生が可能だ。なおaptXやapt
X HD再生時には、一般的にバッテリーの最長連続駆動時間が2・3割ほど短くなるということを覚えておきたい。充電にはmicroUSBケーブルを使う。
パッケージに同梱されるアクセサリーも充実している。イヤーピースとスタビライザーがともに3サイズのほか、SpinFitのイヤーピースと交換して好みの音に着替えて楽しめる。
最近は同価格帯のイヤホン製品に省かれることが増えてきたキャリングポーチもしっかりと付いてくるのが嬉しい。ケーブルを束ねてまとめられるアジャスターとクリップも同梱されている。